学校生活(令和6年度~7年度)
地域の中に「先生」がいっぱい!~昔遊びの伝承から~
1・2年生が、昔遊びの伝承を受けました。当日は区長さん方やおじいちゃん・おばあちゃんにたくさんおいでいただき、昔の遊びを教えていただきました。そこには、笑顔がいっぱい。昔遊びの伝承を通じて、世代間の触れ合いにつながり、自然と笑顔が生まれてくる。本当にすてきなことですね。学校だけでなく、地域の中に、日常の生活の中に「先生」がたくさんおられることのすばらしさを感じることができたひと時でした。ご協力誠にありがとうございました。
福祉体験学習を通して得る「?」と「!」
4・5年生が、町社会福祉協議会と民生児童委員さん方の協力を得て、福祉体験学習を行いました。歳を重ね、その体が老いていくなかでの困り感とはどういうものなのか、当たり前に目に見えている世界が見えない世界ってどんなものなのか、普段何気なく歩いている場所を車椅子で通ってみて初めて見えてくるものは何なのか。この体験学習を通して、子どもたちの心の中にたくさんの「なんで?」「今度からこうしよう!」という「❓」と「❣」が芽生えたことでしょう。
このような貴重な体験の場を提供していただき、誠にありがとうございました。
昔の道具(くらし)を知る
3年生の昔の道具調べで、合志市歴史資料館の出前授業(隅倉先生)を受けました。当日は、教科書やそろばん、アイロンや黒電話等といった昔の道具を持参いただき、実際に手で触れながら学ぶことができました。教科書だけでは想い馳せることができない学習ができたのではないでしょうか。
プログラミング教育
SONYの協力を得て、プログラミング教育を行いました。プログラミング教育とは、物事を順序立てて論理的に考える力(プログラミング的思考)や、プログラミングに関する技術および知識を学ぶための教育のことです。今回は、タブレットで作成したプログラム(前に進む、右に曲がる、左に曲がる等)により、TOIO(トイオ)というキューブ型のロボットがプログラムどおりに動くという体験をしました。タブレットに向かう表情はみんな真剣で、TOIOが動いた瞬間には「おぅ~(^o^)」という反応を示していた子どもたちでした。
世界で唯一無二の卒業証書を!
6年生が世界でたった一つの卒業証書作りに挑みました。地域おこし隊の協力を得て、水俣浮浪雲工房の金刺さんのご指導で和紙の紙漉きに挑戦しました。
和紙の原料である楮(こうぞ)に、菊陽町の特産であるにんじんのペーストを混ぜて、まさに菊陽町ならではの唯一無二の卒業証書を自分の手で作りました。この和紙は、500年は保存することができるそうです。この子たちの子孫が500年後に、この卒業証書を見たときに何を思うのでしょうか。そう考えただけで何だかワクワクしてしまいます。