校長室ブログ
9月1日(月)~9月5日(金)
9月5日(金) タブレットの使い方に慣れよう!
前期後半から、1年生もタブレットPCの使い方に慣れる学習をスタートさせています。個人に貸し出された端末からログインしていきますが、自分の名前と「ようこそ」の文字が出るだけで、子どもたちは大興奮でした。ICT支援員から「お絵かきソフト」を開く場所を教えてもらい、そのソフトが起動すると、さらに歓声が上がっていました。使い方に苦戦するだろうと思いながら見ていましたが、初めて使う「お絵かきソフト」を上手に使っていることに驚きました。絵具の筆を使って絵を描くタブもありましたが、自分たちで操作し、色を混ぜながら作って描いている子もいて、私の方が勉強になりました。現在でもそうですが、これからタブレットPCは、主体的に学習を進めていくうえでの重要な教具となっていきます。使い方にしっかり慣れるとともに、使い方のルールをしっかりと守り、有意義に使えるようになってほしいと願っています。
9月4日(木) ことわざ・故事成語
4年生の国語の学習で、ことわざや故事成語について調べてプリントにまとめているようです。子どもたちがまとめたプリントを見ながら、改めて昔から人々に言い伝えられてきた言葉には、生活の知恵や教訓が込められていることを感じます。「塵も積もれば山となる」の意味を調べた子は、生活場面と重ねながら、「一日10円貯金すれば、1年間で3650円貯めることができます」と、貯金をすることの大切さを感じていたようです。「犬も歩けば棒に当たる」ということわざを書いている子がいたので、「校長先生は、歩いても棒には当たらないよ」と返すと、大笑いしてくれました。ことわざや故事成語から、日頃の自分の行動を振り返ることも大切なことかもしれません。子どもたちの調べた言葉を見ながら、私自身が勉強になりました。
9月3日(水) あれ?
4年生の子どもたち数人が担任の先生が、廊下で何かを探している場面に出くわしました。尋ねてみると、算数の時間の活動として、小数で表記されているものを探しているとのことでした。「何か見つかりましたか」と尋ねると、給食の献立表に書かれているものを見つけたと教えてくれました。「何か知りませんか?」と聞かれましたが、なかなか思い浮かびません。「保健室の近くに行ってみたらどうかな」と伝えました。時間をおいて再び廊下で顔を合わせたので、「見つかりましたか」と聞いてみると、靴に書いてある数字を発見したようです。「校長先生のは?」と聞かれたので、はいていたスリッパを確認してみると、何と「M」と書いてありました。それを見て、子どもたちと大笑い!期待させた子どもたちに申し訳ない思いがしました。
9月2日(火) 力作ばかりです!
いつものように子どもたちの学習の様子を見て回ると、今日は絵を描いたり、工作に取り組んでいる授業を目にする一日でした。ポスター作りに取り組んでいる学級がありましたが、みんな工夫をしながら描いていることがしっかり伝わってきました。また、紙粘土に絵具で色を着けながら作品を作っている学級もありました。一人一人がきれいな色を作り出していることに感動し、「とてもいい色を作っているね」と声をかけました。さらに、読書感想画に取り組んでいる学級もありましたが、とても面白い構図の作品ができていました。「校長先生、こっちも見てください」と言われ、子どもたちの作品を楽しませてもらいました。どの作品も力作ばかりで、子どもたちの発想の豊かさに感動しました。
8月27日(水)~8月29日(金)
8月29日(金) 田んぼの米が育っています
5年生が、総合的な学習の時間で行っているに米づくりの観察を学級ごとに行っています。子どもたちと一緒に、米の観察に行ってみました。本来ならば、子どもたちが芽出しをした苗を、7月に自分たちの手で植える予定でしたが、猛暑のために実施することができませんでした。子どもたちのために田の一部を提供していただいた地域の方に田植えを行っていただきました。夏休み期間中も、水の管理や除草などを行っていただいたおかげで、立派に育っていました。本当にありがたいことです。今後は継続的な観察と稲刈り、脱穀等を子どもたちの手で行い、収穫させていただきます。また、地域の方から米作りに対する思いも聞かせてもらうことになっています。米の育ち具合だけではなく、田のいろいろな所にも目を向けて観察をしながら、米作りの苦労をしっかりと感じてほしいと思っています。
8月28日(木) 夏休みの思い出は・・・
39日間の長い夏休みも終わり、昨日から前期後半がスタートしました。それぞれに思い出に残る夏休みを過ごしたのではないでしょうか。教室回りながら子どもたちの様子を見ていると、歓声を上げながらグループで話をしている学級もありました。教室の中に入ってみていると、先生が作成したすごろくをして盛り上がっているようでした。すごろくの枠の中に書かれてある内容を見ると、「夏休みで一番大変だった宿題は?」や「夏休みで一番遠くに行ったところ」、「一日目だから1マス進む」など、夏休みに関する思い出を一人一人が話すことができるものになっていました。ちなみに、あるグループの子どもたちに、「夏休みで一番大変だった宿題は何だったかな?」と聞くと、しばらく考えてから「ドリルが大変でした!」と笑顔で答えてくれました。夏休みの宿題も、大人になってからはよい思い出となることでしょう。
7月14日(月)~7月18日(金)
7月17日(木) 租税教室を行いました
6年生を対象に、租税教室を行いました。菊池法人会の方々を講師として、それぞれの学級で国民から集められた税金がどのように使われているのか、資料や映像を使いながら分かりやすく授業を行われました。6年生は、社会科の学習の中で税のはたらきについては学習していますが、より具体的な活用場面を示しながら説明されたので、自分たちの生活に大きく関係していることを感じることができたようです。また、自分たちが安全に学校で学ぶことができているのも、税金のおかげであることを改めて感じていました。租税教室ではよく使われるジュラルミンケースに入ったレプリカの1億円のお札の束を見せられましたが、一人一人がその重さを体感していました。最後にフードロス(食品ロス)について話があり、無駄になってしまった食品を廃棄するために、年間2兆円の税金が使われていることから、買いすぎには十分気を付け、食べ物を大切にしてほしいと伝えられました。子どもだけでなく、聞いていた私も学ぶことがたくさんありましあt。
7月16日(水) 幸せホルモンを増やして心と体を健康に
4年生で学級活動と道徳とを横断的に取り扱った授業が行われるということを聞き、子どもたちが2時間の授業を通してどのような見方や考え方をするのか興味をもって参観させてもらいました。1時間目の学級活動では、「人の脳と心と体には、どんな関係があるのだろう」というねらいで授業が行われました。困っている人を助けたり、親切な気持ちを持って行動したことを感謝されたり、正直な行動をほめられたりすることで幸せホルモン(エンドルフィン)の分泌が促され、感情をコントロールする旧皮質や生きることをつかさどる脳幹が守られるという内容を、子どもたちに分かりやすく伝えられていきました。3時間目の道徳では、「花さき山」という教材を使い、友だちの思いやりや正直な言動といった美しい心を感じて伝え合う学習が計画されました。学級活動で学んだ親切や感謝の見方が道徳の授業に生かされ、友だちのよさをたくさん見つけ、伝えることができていました。子どもたちの感想だけでなく、授業中の子どもたち同士の笑顔を見ながら、授業づくりの新たな可能性を感じた2時間でした。
7月15日(火) 交通安全教室
本日は、すべての学年で交通安全教室を行いました。夏休みまで4日となりましたが、地域で過ごすことが多くなるこの時期に実施し、安全への意識を高めてほしいと考えました。低学年は、主に横断歩道の渡り方について学習しました。中・高学年は、主に自転車の安全な走行について、映像などを交えながら学習を行いました。講師として菊陽町の危機管理防災課の方をお迎えし、子どもたちに分かりやすくお話しいただきました。低学年では、多目的室に信号機や横断歩道を用意していただき、安全な渡り方について練習も行いました。手を挙げて、「右・左・右」と安全を確認して横断する練習をしましたが、言われたことをしっかり守りながらできていました。特に、止まってくれた方へのお礼が上手にできていました。実際に横断歩道を渡る際も、ここで学んだことを忘れず、左右をしっかりと見て確認してほしいと思います。3年生で行う予定だった自転車の走行練習は、猛暑等の影響でできませんでしたが、保護者の方と練習をしたうえで乗ってほしいと伝えてあります。
7月14日(月) クラブ活動は楽しい!
本日は、前期前半最後のクラブ活動でした。クラブ活動は、4年生以上の児童が、共通の興味や関心に基づいて集まり、自主的に活動しています。クラブ活動が行われる日に出張が重なり、なかなか活動の様子を見に行くことができていませんでしたので、本日のクラブ活動を楽しみにしていました。イラストクラブは、自分の気に入っているキャラクターなどを集中して書き写していました。アニメ・ビデオ鑑賞クラブは、ディズニーのアニメを食い入るように見ていて、私にも気づかなかったようです。スポーツチャンバラクラブは、相手との間の取り方を教えてもらったのち、防具を着けてチャンバラを楽しんでいました。プログラミングクラブは、ロボットの動きをプログラミングして動かす活動を行っていました。子どもたちが指令の出し方などをしっかりと理解し、間違ったところも的確に修正する姿に、ただただ驚かされましあt。大正琴クラブは、本日初めて挑戦する曲を見事に弾いており、とても感動しました。17のクラブがありますので、すべての活動を見て回ることはできませんでした。次回が楽しみです。
7月7日(月)~7月11日(金)
7月11日(金) 授業参観・学級懇談会 お世話になりました
本日、夏休み前の授業参観、学級懇談会を行いました。大変蒸し暑い中でしたが、たくさんの保護者の方々に参加していただき、ありがとうございました。5年生では家庭科の裁縫の授業を行いましたが、保護者の皆様にも授業に参加していただき、なみぬいや玉止めなどの学習が進められました。1年生では、先日このブログにも載せましたが、「おおきなかぶ」の音読発表会が行われました。練習をずいぶん頑張ったようで、堂々とした音読劇ができていました。2年生では図工、3年生は道徳、4年生は学活でゲームとの向き合い方、6年生は性教育についての授業が行われていました。保護者の方が見てくださっているということで、子どもたちも張り切って授業に臨んでいたようでした。参観いただいた場所の中には冷房が効きにくいところもありご迷惑をかけましたが、大変お世話になりました。
7月10日(木) 中学生の職場体験
昨日から金曜日までの3日間、近隣の中学校の2年生3人が職場体験を行っています。3人とも本校の卒業生で、小学校時代をなつかしく感じながらも、緊張感をもって先生方の補助を体験しています。いろいろな職業がある中で、今回の職場体験で学校を選んでくれたことに興味があったので尋ねてみました。「将来、人に何かを教える仕事につきたいと思っていて、この体験が役に立つのではないかと思って希望しました」という答えが返ってきました。一人一人が夢をもっていて、そのために力を伸ばしたいという気持ちが伝わってきて、大変頼もしく感じました。2日間の体験を終えたところで、一人ひとりに感想を聞いてみました。「先生たちが、見えないところでこんなに大変な仕事をしていたとは、知りませんでした」や「最初は緊張していたけれど、子どもたちとお話をしたり遊んだりする中で、とても楽しくなりました」「子どもたちがかわいいです」といった感想が聞かれ、私もうれしくなりました。この学校での職場体験が、中学生の将来の夢につながっていってくれることを期待しています。明日は、6年生に中学校生活を説明するプレゼンテーションを行うということで、準備をしているようです。私も見せてもらいたいと思います。
7月7日(月) 願い事は…part2
本日は7月7日ということで、教室の前に一人一人の願い事を書いた短冊が飾られていました。その短冊を見ながら、子どもたちが様々な夢や願いをもっていることが伝わってきました。一番多かった願い事は、家族の健康や幸せを願うものでした。子どもたちが書いていた願い事には、次のようなものもありました。「あいさつが大きくなりますように」「ゴミが中部小からなくなりますように」「ほかの国の戦争がなくなりますように」「世の中がよくなりますように」「お母さんのおなかにいる赤ちゃんが元気に産まれてきますように」「世界の差別とかいじめをなくしたい」「〇〇先生みたいになれますように」「パンダが戻ってきてほしい」等など。すべては書くことができませんが、子どもたちの夢や願いを読みながら、私が元気をもらいました。
6月30日(月)~7月4日(金)
7月4日(金) 「おおきなかぶ」
1年生の国語の授業で、「おおきなかぶ」の教材を使った学習が進められているようです。この「おおきなかぶ」は、誰もが知っていているお話ではないでしょうか。最近では、みんなで引っ張っている姿をコマーシャルで表現したものがあるようです。この教材を使った授業をたくさん見せてもらってきましたが、子どもたちが一生懸命表現する様子をみて、いつも感動させられます。「うんとこしょ、どっこいしょ。」の優しいリズムと響きが耳に残ります。授業を見ていると、登場人物に分かれて読む場所を決めているようでした。グループで音読発表会も計画されていくことでしょう。いつまでも語り継がれる教材からは、登場人物の言動から教えられることがたくさんありますし、そのセリフ一つ一つから温かさが伝わってくると感じています。
7月3日(木) サインください!
最近、昼休みに子どもたちが校長室に訪れ、「校長先生、サインをください」と話しかけてきます。早々に梅雨が明けてからというもの、連日猛暑が続いています。昼休みに外で遊ぶことを制限しなければならないため、室内で過ごす時間が長くなっています。そのような中で子どもたちが考えたのが、先生たちにサインをもらうことだったようです。「いいですよ」と答えると、何人もの子が校長室に入ってきます。サインといっても、名前を英語の筆記体で書いてあげるだけですが、それでもうれしそうに「ありがとうございます」と言ってくれる様子が微笑ましいです。中には、「2回目です」といって厚紙を出してくる子もいます。校内では、ちょっとした「サインブーム」のようです。
7月2日(水) よりよい授業を作るために
子どもたちの授業の様子を見て回っていると、タブレット端末を使って学習を進めている様子をたいへん多く見かけます。高学年になるとタイピングも早く、与えられたスペースにどんどん文字を入力しています。また、先生たちも使い方を学び合いながら、工夫した学習シートを作って授業づくりを行ってくれています。
本日は、様々な学習で使用することが多い授業支援クラウドについて、講師を招いて先生が学ぶ研修の時間を設けました。これも、子どもたちが「わかった」「できた」「もっとやってみたい」という充実感や達成感を味わうことができるようなよりよい授業を作るための取組です。先生方が研修に取り組む様子を見ていましたが、分からないところは互いに教え合い、集中して学ぼうとしている意欲や姿勢に感動しました。また、学んだことを生かして、新たなアイディアを考えている先生がたくさんいました。先生たちも、学んでいます。
6月30日(月) 学び続けることの大切さ
3時間目に4年生で、講師の方をお迎えして講話を聞き、自分を振り返る人権学習が行われました。6月は人権月間と位置づけ、それぞれの学年で人権学習を進めています。4年生では、身の回りにある差別やいじめなどの不合理に対して、みんなで解決していこうとする意欲を高める学習を行ってきました。その中で生まれた疑問を講師の方にアドバイスをもらう形で学習が進められました。講師の方の言葉で、「正しいことを知り、正しく伝える」ことの大切さを語られました。インターネットやSNS等、様々な情報に触れることが多い昨今ですが、一部の情報に左右され、不確かな内容を話題にしてしまうこともあるでしょう。正しく知るためには、身の回りの人たちとしっかりとコミュニケーションを図る力こそ必要です。また、「学び続けること」の大切さを話していただきました。繰り返し学ぶ中で、様々な思いや疑問が生まれてきます。その疑問に正面から向き合うことで、新たな発見があり、一人ひとりの人権感覚が磨かれてくると感じています。それは子どもだけではなく、大人も同じことです。子どもたちとともに講話を聞きながら、私自身もいつまでも学び続けていかねばならないと強く感じました。
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