校長室ブログ

校長室ブログ

11月4日(火)~11月7日(金)

11月7日(金) 修学旅行1日目

本日から6年生は、修学旅行を行なっています。1日目は、長崎平和公園での平和集会、フィールドワーク、原爆資料館見学、語り部講話などを通して、改めて平和の尊さを感じることができたようです。また、なかまと助け合いながら、学習を進める姿が見られ、無事に1日目の行程を終えることができました。夕食時は、子どもたちの弾けるような笑顔が見られ、充実した旅行を過ごすことができているようでした。
  

  

11月6日(木) 意味を考え表現する力を!

2年生がかけ算九九の問題に挑戦していました。授業の様子を見て回っていると、覚えた九九を先生に伝え、合格をもらおうと頑張っている姿をよく見かけます。今日は、「わゴムをくばります。子ども6人に7本ずつ配ると、何本いりますか。」という問題を考えている場面に出くわしました。そこで話題になっていたのは、式が6×7なのか、7×6なのかということでした。答えは42本と同じになるのですが、2つの式では意味が違います。どちらの式が正しいのかを考えていましたが、なぜそうなのかを表現することが難しかったようです。子どもたちが頑張って表現することを、先生も粘り強く待っておられました。「答えは同じだから…」というのではなく、このように意味を考えることで、かけ算九九が生きて働く力となっていくでしょう。算数だけでなく、色々な教科の中でも意味をしっかりと捉え、自分の言葉で表現する力を伸ばしていきたいと思います。

11月4日(火) 上手に歯みがきできるかな?

2年生の学級活動で「正しい歯のみがきから」という学習が行われました。10月後半から2人の大学生が本校で教育実習を行っていますが、養護教諭を目指しているという学生が授業に挑戦するということで、参観させてもらいました。最初は、手鏡を使って自分の歯をじっくり観察する時間が設けられていました。永久歯に生え変わる時期でもありますので、歯みがきをしっかりと行っていくことへの意識づけとなったようです。その後、実際に歯みがきをしながら、場所に応じたブラッシングの方法を学んでいました。指示をしっかり聞きながら、一生懸命歯みがきに取り組んでいました。振り返りもしっかりかけていて、これから歯みがき名人になってくれるのではないかと思いました。歯科検診で見つかったむし歯の治療が終わっていない子もいるようですから、治療を済ませ、健康な歯で生活してほしいと願っています。
  

10月27日(月)~10月31日(金)

10月30日(木)

4年生が町の指定文化財である「鼻ぐり井出(正式名称:馬場楠井手の鼻ぐり)」の見学を行いました。社会科の学習の一つとして例年6~7月ごろに行っています。今年は猛暑が続き、熱中症の心配があったことから延期していました。「鼻ぐり井出」とは、田畑に水を送るための水路で、加藤清正公が熊本を治めていた慶長13年(1608)ごろに作られたと伝えられています。当時の技術を駆使し、水底に溜まる土砂を流すための仕掛けが作られているということを案内ガイドの方から教えてもらいました。子どもたちと一緒に見学していると、「校長先生、あんなところにごみがあります」と教えてくれました。上流から流れてきたのか、ごみがたまっているところがありました。「何だか悲しいね」と返すと、近くにいた子たちみんなが頷いていました。ふるさとの文化財について学ぶとともに、身近な環境についても考える良い機会となりました。
  

10月29日(水) 自分の歯を大切に!

歯科衛生士会菊池郡市支部の歯科衛生士の方を講師としてお迎えし、4年生を対象に歯みがき教室を行いました。例年実施している取組ですが、自分の歯の様子を知り、適切な歯みがきの方法を理解することで、むし歯や歯周病を防ぎ、自分の歯を大切にする力を身に付けることを目的に実施しています。子どもたちも食後に歯みがきをしていますが、磨き残しからむし歯になってしまうケースも少なくありません。どんなところにプラークの磨き残しがあり、どんなことに注意しながら歯みがきをすればよいかを考える機会となりました。
保健だよりでも随時お知らせしていますが、むし歯の治療率は現在6割弱です。歯みがきで新たなむし歯を防ぐとともに、むし歯もしっかり治療して健康な歯を保てるよう、学校でも指導していきたいと思います。
 

10月28日(火) 自分にできる事は・・・

6年生の修学旅行も近づき、総合的な学習の時間を使った平和学習も進んできました。本日は、菊池飛行場ミュージアムの館長を講師としてお迎えし、戦争時の様子や特攻隊、原子爆弾のことなどについて話を聞き、平和の大切さや今の自分にできる事などを考えを深める時間を設けました。講師が時折質問されることに対して、グループで協議したり、考えや感想を発表したりしながら、学びを深めていかれました。特に、「自分だったら・・・」という問いから、子どもたち一人一人が自分事として捉えながら考えられたようでした。積極的に挙手しながら発言する子もいて、6年生の成長を感じました。また、修学旅行でフィールドワークや語り部の方の話を聞きながら、共に学べることが楽しみになりました。一連の平和学習を通して、一人一人が平和な社会の創り手となってくれることを心から期待しています。
  

10月20日(月)~10月24日(金)

10月23日(木) これはすごい!

本日から5年生が集団宿泊教室に出かけました。5年生の子どもたちに話をするために運動場にいると、朝から子どもたちが楽しそうに遊んでいました。目の前の鉄棒で逆上がりやこうもりをしながら楽しんでいる子どもたちもいました。「すごいねー。」と声をかけていると、一人の子がひょいと鉄棒に腕支持で上がると、足を振って後方回りを始めました。「1回、2回…」と数えましたが、何回も何回も回り続けています。結局、20回も後方回りをしました。「これはすごい!」と、思わず声をかけました。私も小学校の時は鉄棒が得意で、同じように回っていましたが、こんなに回ったことはありません。子どもたちの無限の力を感じた時間でした。子どもたちは、私にチャレンジしてほしいという目をしていましたが、その後の仕事が手に付かなくなりそうでしたから、遠慮させてもらいました。

10月22日(水) 消防士の仕事

授業の様子を見て回っていると、3年生の社会科の学習で消防署の仕事について学習が行われていました。消防士の方が子どもたちの学習のために話をしてくれているのかと思いきや、本校の先生が消防士の服を着て説明をしていました。本校には、以前消防署で務めた経験のある先生がいて、子どもたちの質問に答えながら消防士の勤務の様子などを詳しく話してくれていました。人の命を守るために、いざという時に備えて体を鍛えていることや体調管理に日頃から注意していることなどを話してくれていました。実際の消防士の方が身に付けている服を着ての話でしたので、子どもたちも興味関心をもって聞いていました。消防士の方が日頃の生活の仕方を考え、責任をもって行動されていることを聞き、聞いている私も身の引き締まる思いがしました。

10月21日(火) 1年生が見学旅行に行きました

見学旅行シーズンがスタートしました。本日は、1年生が熊本市動植物園に出かけていきました。昨日、朝からいつもの場所で子どもたちを迎えていると、一人の子が私のそばに寄ってきて、「校長先生、見学旅行楽しみです」と伝えてくれました。1日前ではありましたが、本当に楽しみにしていることが分かり、うれしい気持ちになりました。今朝の1年生の様子を見ていると、みんなニコニコ笑顔で「おはようございます」とあいさつしてくれました。バスで出発するときも、一生懸命手を振ってくれました。帰りも出迎えましたが、みんなの元気な様子を見て安心しました。バスの運転手さんにも、上手に「ありがとうございました」と伝える姿を見て、さらに成長を感じたところです。動植物園での見学の様子を見ることはできませんでしたが、明日はきっと思い出に残ったことを話してくれることでしょう。

10月6日(月)~10月10日(金)

10月9日(木) バイタリティあふれる児童集会

各教室をオンラインで結んだ児童集会が行われました。いつも配信を行っている大会議室で見せてもらっているのですが、集会を盛り上げるために最初に登場した2人の子どもたちの様子に、思わず大笑いしてしまいました。「おはようございます」と話すと、カメラに向かって耳を澄ませます。教室からあいさつが返ってくるのですが、「まだまだ、おはようございます!」と、同じ動きを3回ほど繰り返しちると、最初とは比較にならないぐらいの「おはようございます」が響き、学校全体が一気に元気になったようでした。また、情報委員会からタブレットPCの使い方について、クイズを交えながら紹介がありました。発表の中で、「みんなが使っているタブレットは、町から貸してもらっているものなので、勉強のためだけに使い、大切にしましょう」という内容がありました。発表を教室で聞いている子どもたちにも、しっかり伝わったことでしょう。

10月8日(水) 学びを校内に広げて

10月4日(土)に、熊本県立劇場で「熊本県人権子ども集会」が行われ、県内の小・中・高校生が集まり、差別や偏見をなくし、一人ひとりの人権が尊重される社会の創り手となるために、学び合う集会がありました。本校からは、子どもたちと先生方の80人が参加し、他校の取組を学びました。その集会に参加した子たちが、給食の時間の校内放送で学んだことや感想等を伝えていました。その発表を聞きながら、それぞれが多くのことを学び、これからの学校生活や生き方を考える機会となったことが分かり、大変うれしい気持ちになりました。また、ここで学んだことを自分だけのものにせず、校内全体に広げようと取り組んでくれていることに感動しました。放送が終わった後、放送室の前からたくさんの拍手も聞こえていました。

9月29日(月)~10月3日(金)

10月3日(金) 校舎に向かって「おはようございます」

児童会の提案で、現在「あいさつWeek」の期間中です。学校中に気持ちのよいあいさつが響き合うようにと、児童会の子どもたちが中心となって全校あいさつへの取組を進めてくれています。13の委員会活動がありますが、それぞれの委員会で取り組むことができる事を考え、実践してくれています。朝のあいさつ運動も行われていて、児童玄関前で大きな声のあいさつが響いています。活動の様子を見ていると、あいさつ運動をしていた子どもたちが運動場に移動し、校舎に向かって「おはようございます」と声を出しています。その声を聞きつけて、教室にいた子どもたちもベランダに出てきて、「おはようございます」と返しているではありませんか。これまでに見たことのない光景に驚き、私も一緒にベランダにいる子どもたちに「おはようございます」とあいさつしました。実際にやってみて感じたことですが、とてもすっきりした気持ちになりました。あいさつとは、自分も相手も元気に、そして気持ちよくなるコミュニケーションの原点であると改めて感じました。

9月30日(火) ともに生きることの大切さ

4年生は、総合的な学習の時間で「人との出会いに学ぶ」をテーマに、調べ学習や体験学習などを進めています。本日から2日間、福祉体験学習を通して、自分の周りにいる様々な立場の人たちの思いに気づき、考え、自ら行動できる力を身に付ける取組を行います。福祉体験学習を行うということで、地域の主任児童委員や民生委員の方、朝から子どもたちの登校を見守っていただいている方々、そして社会福祉協議会の方をお迎えし、指導していただきました。高齢者や目に障がいをもたれている方の疑似体験とともに、共に寄り添い、声をかけながらサポートする体験も行いました。この学習の中で大切なことは、いかに相手の立場に立って考え、自分の言動を考え、共に生きる素晴らしさを体感することだと考えます。今後も、多くの人との出会いに学びながら、更に思いやりの心を育んでいってくれることでしょう。
  

9月29日(月) すばらしい児童会です

昼休みに、委員会活動のリーダーたちが校長室に集まり、委員長会議が行われました。現在全校で行っている「あいさつウイーク」の進捗状況と課題を出してくれました。どの委員会のリーダーたちも、それぞれの委員会で行っている取組に手ごたえは感じているようでした。さらに学校全体に気持ちのよいあいさつが浸透していくために、どんなことに力を入れていけばよいかを考えてくれました。リーダーたちが学校のことを思い、真剣に件を交わす姿に感動しました。また、さらに笑顔あふれる学校になるための次の取組も考えてくれていました。私からは、みんなが考えた取組をしっかり応援していくことを伝えました。今後、委員会のリーダーたちとランチミーティングをしながら、目指す学校の姿について語り合う時間を楽しみにしています。