学校生活2024
きっと何が起こっているかわからない
晴天です。
朝の元気なあいさつに心がほっこりします。
一言二言会話が弾むのもとてもいいです。
写真ないですが正門前に、「校長先生、これなんですか?」と植物を持ってきてくれました。すかさずGoogleレンズで調べると「フウセントウワタ」でした。便利な世の中です。
今日も暑くなりそうです。
朝活は3年生、6年生、読み聞かせです。
いつもありがとうございます。
昨夜は学校運営協議会、たいへんお世話になりました。
あいさつがよくなっていること、天草市一斉避難訓練に子どもたちが参加してくれたこと、そして保護者のみなさまが多く参加してくださったこと等お礼の言葉を多くいただきました。
この読み聞かせもそうです。
地域のみなさまのおかげで子どもたちの心が育ちます。
すべてのクラスの読み聞かせの写真を撮ったのですが、撮影者の不備により、掲載されないものがあり、もうしわけありません。
1年生、あさがおからあらあらきれいな色水が・・・。
もんでもんで・・・。(私、ukinomonde、という熊本のワインが好きです)
すごくきれいに染まりました。
押し花も。
ステキなSNSの学びの場を発見!
SNSとの付き合い方はしっかり学んでおきましょう。
この仕事をしていると、初めからできるっていうのはなかなかなくて、
繰り返し、繰り返し、苦手なことほど、失敗も重ねて、できるようになると思います。
低学年の時は、階段の上がり方を一段一段教えて繰り返してできるようになります。
それが高学年になるにつれ、段取りを教えることで、できるようになります。
さらに大きくなると、目の前の課題や問題に気づき、それを善処するための方策を考えることができるようになります。
多分、できるようになることが目的ではなく、実はその過程こそが「学び」だと思います。
先生たちは、子どもたちの成長を願い、日々の授業をがんばっています。
そして、先生たちにとっても、日々は学びです。
昨日より今日、今日より明日、自分を高めていく旅の途中です。
今日はこのあと不審者避難訓練でした。
警察の方に来ていただき訓練の一部始終を見ていただきました。
警察の方が感動されました。738人が整然と避難する姿に。これって当たり前じゃないな、と改めて思いました。先生たちと子どもたちの日々の積み重ねだと思いました。気になることは放っておかない、早めに早めにサポートする、修正する、その積み重ねが子どもたちの姿なんだなと思いました。正門前であいさつをしていると、あいさつができる子のあいさつに紛れそうですが、実は結構あいさつが返ってこないことに心が折れそうになることもあります。でもずっとアプローチを続けてきて3割だったあいさつリターンが、今は5割リターンに届く感じがしています。できるようになったことに目を向けることで、人は顔を上げてまた明日から前に進んでいけるのかなと思います。今日警察の方に褒めていただき、昨夜学校運営協議会で褒めていただき、大人も褒められるとうれしいし、もっとがんばろうとエネルギーが沸いてくるもんだなと思います。
それでは、不審者避難訓練の様子を紹介します。
これから紹介する写真の一部は、子どもたちが目にしていない光景です。こういうことでは、ホームページは効果的ですね。どんなようすだったのか、子どもさんと観ていただくと良いかと思います。
今日は警察の方に来ていただいています。
写真右手から教室に人が近づいてきています。
先生が対応し始めるとともに子どもたちはベランダから静かに脱出しました。
会話で時間を稼ぎながら、不審者を子どもたちから遠いろうかへと遠ざけます。
実はインターフォンを鳴らしていましたので、少しずつ職員が集まってきます。
ある程度集まったところで、完全に動きを封じました。
そこで運動場へ移動し避難の状況を確認します。
誰もしゃべりません、整然と378人が集まります。
警察の方が感嘆の声を漏らされました。
私には最大の賛辞に聞こえました。
熱中症対策で帽子をかぶって避難してきた子どもたちは、熱中症対策で教室に戻って放送で話を聞きます。
もちろん戻りも静寂なままです。
またも警察の方が感嘆の声を漏らされました。
私はその声をありがたくいただきました。
放送で警察の方のお話をお聞きしました。
お礼の言葉も上手でした。
その後、職員に指導をいただきました。うちの職員がとっちめられているのではありません、さすまたの使い方を指導いただいているようすです。
本当にありがとうございました。
評価いただいたいくつかを紹介します。それは本渡北小職員ががんばってきたことでもあり、これまでの指導を確認することにもなりました。まずなによりも、738人が静寂のまま整然と避難できたことです。やっぱりこれはすばらしいことです。さらには現場となった1年生教室です。子どもたちは実に整然と避難しました。しかも最後の子はドアを閉めて・・・。これを警察の方は評価されました。3つめです。実は1年生「こんな時はイスを出したまま逃げる」と指示されていました。不審者の動きを遅らせるためです。ここからオフレコですが、1年生は逃げるときにイスを入れてしまいました。それに気づき戻ってきてイスを出していく1年生・・・。非常時は戻るのは危険ではと話すと警察の方は逆に感心されていました。「席を立ったらイスを入れるという、いつも先生のいうことが習慣化されていると言うことですよね」と。さらに「指示どおりにしていなかったことに気づいて修正に戻ることもすばらしい」と。確かに、できてないこと危険な行動に、つまりマイナス面に目を向けがちですが、ここに確かな成長と育ちがあるならば、それを褒めてあげる方が大切なことだと教えていただきました。
今日のタイトル「きっと何が起こっているのかわからない」
実は、子どもたち、不審者が入ってきた状況は見ていません。また不審者への刺激を避けるためそのような放送もありません。「今日は不審者避難訓練をします」と言っているのでそうなんですがよく考えると何も言わなければ何があっているのか子どもたちにはわからないことでもあります。他の災害時も同じで、有事の際は、子どもたちは何かわからずに避難することの方が多い気がします。ですので、放送をちゃんと聞いて正しく行動することが大切です。災害時ってきっとそうなんですよね。私がスマトラ沖地震津波の時もそうで地震と津波が起こったとわかったのは発生から3時間後です。その間の不安はなんとも言えませんでした。だから判断が難しいけど、でもできるかぎり情報を集めて逃げることが大切なんだと思うんです。
今日のタイトル「きっと何が起こっているのかわからない」
「わからない」から「だいじょうぶ」ではなく、「わからない」から「用心」する。58年生きてきて思うのは、58年生きてきてもわからないことや知らないことが世の中にはたくさんあるということです。だからリスペクトだなあと思います。いつも大切にしたいのは、感謝の心だなあと思います。
以上、校長、木村でした。
今週もホームページを訪れていただき、ありがとうございました。子どもたちの健やかな成長のため、本渡北小は来週もがんばります。あっ、もちろん再来週もがんばります。
放課後にステキな音楽を聴かせてもらいました!
すごくいい気持ちになりましたよ!ありがとう!
日曜日、ファイトです!