ぐんちくBlog

2025年7月の記事一覧

7/24 トイレの洋式化改修工事が進んでいます

 南側校舎のトイレの様式化改修工事が進められています。

 子供たちが夏休みの間(学習の妨げにならない期間)を利用して、連日大きな音が響かせた工事が急ピッチで進められています。

 猛暑の中で、仕事をされている関係者の方々に心より感謝しながら、その様子を見守っています。

7/18 1学期の終業式を行いました

 令和7年7月18日(金)、1学期の終業式を行いました。今回は、気温が低かったので、体育館に集合して行いました。

 会では、まず、代表児童(2年、4年、6年)が「1学期を振り返って思ったこと」をテーマにした作文を発表しました。1学期に頑張ったことや思い出などを堂々と発表していて感心しました。

 次の校長講話では、1学期の学校行事や教育活動を写真で振り返りながら、その多さに着目させると共に、その時々で真面目かつ一生懸命に取り組んだ子供たちは、大きく成長していることを伝えました。そして、「学校には、このように成長するチャンスがいっぱいあり、そのすべてがみんなに平等に与えられています。それをつかむか、逃すかは自分の取り組み方次第です。」と話し、普段の授業をはじめ、学校行事並びに教育活動に、真面目かつ一生懸命に取り組むことの大事さを伝えました。

 次に、学校教育目標「自ら学ぶ子供」の実現に向けた土台づくりとして取り組んでいる「やつしろスピリッツ」(あいさつ・ききかた・そろえかた)と「自分の心に線を引く」の現状と課題について話しました。事前アンケートの結果をグラフに表し、本校児童の定着度(現状)を示すと共に、その必要性について話しました。今後、意識して取り組むことで、より多くの子供に定着することを願っています。

 始業式はここで閉会し、その後、生徒指導担当の教諭と養護教諭から、夏休み中の安心・安全な生活の仕方と、夏休み中の健康的な生活の送り方について話がありました。聞いたことを意識した生活を送り、安心・安全で健康的な夏休みを過ごしてほしいと思います。

 子供たちにとって、夏休みが安全・安心で有意義なものなることを願っています。

子供に忍び寄るSNSの恐怖④

 これまで、3回にわたりお子様をSNS(ソーシャルネットワーク)に起因する「犯罪やいじめ、対人トラブル」から守る手立て(家庭でのルールづくり、ペアレンタルコントロールの活用、フィルタリングの利用)についてご紹介してきました。そして、今回がその最後で「お子様とのコミュニケーションの大切さ」をご紹介します。

 日頃からお子様とコミュニケーションをとり、話を聞き受け止めていると、困ったことや悩みがあるときにお子様の方から相談があると思います。それが、被害の未然防止や軽減につながりますので、普段からそういう関係を築かれておいてください。そして、万が一、お子様がSNSに起因するトラブルに巻き込まれた場合は、しっかりと受け止めて(怒らずに話を聞き)、一緒に解決策を考えてください。

 

 お子様が、安全で有意義な夏休みを送ることを願っています。

子供に忍び寄るSNSの恐怖③

 前回に続き、今回は「フィルタリングの利用」についてご紹介します。

 不適切な情報や危険な出会いなどを防ぐために、フィルタリングは有効です。お子様が、うっかり(もしくは故意に)危険なサイト(出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなど)にアクセスしないようにコントロールし、閲覧できないようにします。

 なお、携帯電話会社では、18歳未満の子供がスマートフォンなどを利用する場合には、フィルタリングサービスについての説明や設定を行っています。子供の年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイト、SNS等の個別設定もできますので、上手に使ってお子様の安全を守ってください。


 スマートフォンなどを親子で共用する場合やお子様に貸す場合には、親のスマートフォンなどにもフィルタリングを設定することで、お子様が不適切なコンテンツにアクセスするのを防ぎます。携帯電話会社から提供されているフィルタリングサービスを利用したり、スマートフォンの機能であるスクリーンタイムを活用したりすることで、利用時間やアクセスできるコンテンツを制限できます。 

 次回は、「お子様とのコミュニケーションの大切さ」についてご紹介します。

ヤクルトの出前授業「おなか元気教室」に参加しました(食育)

 令和7年7月15日(火)、5・6年生は、「熊本ヤクルト株式会社」による出前授業「おなか元気教室」に参加しました。

 本教室は、子供たちに「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマとして、健康のために、正しい食習慣・生活習慣を身につけさせることを目指して実施されています。

 当日は、お二人の方にご来校いただき、うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さや腸における乳酸菌のはたらき、よいうんちを出すための生活習慣についてわかりやすくお伝えいただきました。

 子供たちは、大腸や小腸の長さ、腸内細菌の重さや長さ、母親から生まれるときに腸内細菌をもらっていること、便の色や重さなどで腸内の状態が分かることなどに興味津々でした。また、健康的な腸の状態に保つ(バナナうんち)ための食べ物や生活習慣などについて学んでいました。

子供に忍び寄るSNSの恐怖②

 前回に続き、今回は「ペアレンタルコントロールの活用」についてご紹介します。

 ペアレンタルコントロールは、お子様がスマートフォンやゲーム機などのデジタルデバイスを安全に利用できるように、保護者が設定できる機能のことです。(OS事業者やアプリ開発事業者などからサービスが提供されています)お子様の使用状況に応じて上手く活用されてください。


【ペアレンタルコントロールでできること】
 *スマートフォンやゲーム機などのデジタルデバイスの利用時間や時間帯の調整
 *有害なサイトなどの不適切なコンテンツへのアクセス制限
 *アプリのインストール制限
 *課金制限
 *位置情報の確認
 *お子様のアカウントの保護 など

 次回は「フィルタリングの利用」についてご紹介します。

明治の食育セミナー「みるく教室」に参加しました(食育)

 令和7年7月14日(月)、1・2年生は、株式会社 明治による食育セミナー「みるく教室」(栄養豊富な食品「牛乳・乳製品」を通じて、自然の恵み、仕事、朝食の大切さ、健康な体づくりについて楽しく学ぶプログラム)にオンラインで参加しました。

 4つあるテーマの中から、今回は低学年児童を対象とした「乳牛について」をテーマにご講話いただきました。子供たちは、「牛乳が届くまで」や「乳牛の一生って?」、「酪農家ってどんな仕事?」について、クイズなどを通して楽しく学んでいました。

 

子供に忍び寄るSNSの恐怖①

 SNS(ソーシャルネットワーク)は、インターネット上で気軽に交流できる大変便利なサービスです。しかし、使い方によっては「犯罪やいじめ、対人トラブル」などを引き起こす危険性も秘めています。特に近年、小・中・高校生のSNSに起因する被害が増加傾向にあります。
 こうした犯罪やいじめ、対人トラブルからお子様を守る上で、「ご家庭でのルールづくり」や「ペアレンタルコントロールの活用」、「フィルタリングの利用」、そして何よりも「お子様とのコミュニケーション」を大切にされてください。


 今回は、「家庭でのルールづくり」について参考例をご紹介します。 

 「実際の社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけない」ことを教えてください。
【ルールづくりの例】
 *人を傷つけるメールやメッセージなどをしない、。また、友達にやり取りを強要しない。
 *個人情報(名前や顔写真、学校名など)は書き込まない。
 *利用する場所や時間を決める。
 *パスワードは親が管理する。
 *トラブルが起きた時はすぐに保護者に相談する。
 このルールは、成長とともに少しずつ見直していくことが必要です。

 

 次回は「ペアレンタルコントロールの活用」についてご紹介します。

7/7 授業参観及び学級懇談会へのご参加ありがとうございました

 令和7年7月4日(金)、授業参観及び学級懇談会を行いました。

 授業参観では、学習中のお子様の変容やよさを見つけられたことと思います。見つけられた成長の様子は、些細なことでも構いませんので、しっかりと認めてほめてあげてください。認められほめられている(=愛情が注がれてる)子供は、物事に粘り強く取り組むことができます。

 学級懇談会では、担任からの学級の雰囲気や子供たちの様子、授業内容、今後の指導方針などの説明をもとに、お子様の学校生活に係る理解が深まったことと思います。また、保護者の方からいただいたお子様の家庭での様子は、担任の子供理解を深めました。ご参加いただき、ありがとうございました。

7/4 いじめをしない・させない・許さない学校を目指して

 令和7年7月3日(木)、6月の心の絆を深める月間にちなんで、「いじめの矢と心」と題した校長講話をしました。今回は、猛暑のためリモートで行いました。特に高学年の子供たちの聴く態度が素晴らしく感心しました。

 講話を通して子供たちに伝えたかったことは、「いじめられた人の心には、いじめの矢が刺さっている」、「この矢は抜くためには、周りの人の協力や支えが必要である」、「いじめの矢が抜けたとしても傷跡はなかなか消えない、時には一生残ることもある」、「だからいじめは絶対にしてはいけない」ということです。

 また、いじめの態様やいじめの構図(加害者、観衆、傍観者)についても伝え、これまでの自分の言動や立ち位置について振り返り、これからはどうすべきかを各自に考えさせました。

 これからも学校総体で「いじめをしない・させない・許さない郡築小学校」(=安心して学べる郡築小学校)をつくっていきます。

 講話後の子供たちの感想を紹介します。

 「自分が知らない間に、友達の心に矢をさしているかもしれないので、これからは友達と話すとや遊ぶときは、言葉に気をつけようと思いました。」

 

 「イライラすることがあっても心をしずめて、自分から悪口を言ったり、無視をしたり、仲間外れをしたりしない用にします。また、人によって態度や話し方を変えず、みんなに同じ接し方をします。」

 

 「軽い気持ちで言ったつもりの言葉でも、相手を傷つけるかもしれないので、相手の気持ちを考えていきます。」

 

 「人にいやな思いをさせたことがあるので、もう絶対にしないと心にちかいました。」

 

 「これまで相手の気持ちを考えずに発言してしまって相手とのきょりができてしまったことがあります。『ごめんね』とあやまってゆるしてもらったけど、自分も相手もモヤモヤしたことがあったので、軽い気持ちで発言しないと心にちかいました。」

 

 「今までの私は、いじめの図でいうぼう観者だったと思います。しかし、この話を聞いてこれからはダメなことはダメって言える人になろうと思いました。また、自分の行動や言ったことすべてに責任をもって行動していきたいです。」

 

 「私は前にいじめられたことがあってとてもつらかったので、これからはいじめている人を見たら、注意とかダメだと教えようと思いました。」

 

 「ぼくは」、前まであおりやからかいをしていたけど、校長先生の話を聞いて悪いことをしていたなぁと反省しました。これからは絶対にしないとちかいました。」