学校生活

2023年10月の記事一覧

【学校生活】益城町PTA連絡協議会親善球技大会

 7年前の4月に起きた熊本地震では、益城町内の学校や役場などの公共施設も大きな被害を受けました。当時は1300人以上の方が避難していた「益城町総合体育館」も、天井板が崩落するなどの被害があったため建て替えられることになり、3年前に新しく立派な体育館が完成しました。

 この素晴らしい体育館で、一昨日(10月14日)は町内7つの小中学校から全部で18チームが出場し、「益城町PTA連絡協議会親善球技大会」が4年ぶりに開催されました。広安西小からも3チームが出場し、和やかな雰囲気の中、終始明るい歓声と笑顔があふれる大会となりました。

【学校生活】3年 社会「店ではたらく人」

 今日(10月12日)は、3年1組と2組の子供たちが社会「店ではたらく人」の学習を深めるために、益城町内にあるスーパーマーケットと野菜や鮮魚などを売っている小売店へ見学に行きました。

 どちらのお店でも、店内を自由に散策させていただき、子供たちは熱心に学習シートにメモをしたり、タブレットで写真を撮ったりしました。また、事前に用意した質問や見学しながら思った疑問などにも、丁寧に答えてくださいました。

 明日(10月13日)は、3年3組と4組の子供たちが見学に行く予定です。

【学校生活】道徳教育用郷土資料「熊本の心」

 熊本県の小中学校では、豊かな風土が育んできた伝統や文化、先人の功績などを題材にした郷土資料「熊本の心」を、道徳の時間に活用しています。この資料の先進的な指導法を研究するために、今日(10月10日)は教育事務所や他校からも3名の先生にも来校していただき、4年生で研究授業を実施しました。

 今日の授業は、見学旅行で訪れた通潤橋の建設を成し遂げた布田保之助の思いを通して、「働くことの大切さ(勤労、公共の精神)」について考えを深める学習でした。子供たちは自分の考えをグループや学級全体で発表しながら、登場人物の生き方と自分自身を重ね合わせていきました。

【学校生活】4年 見学旅行

 今日(10月6日)は4年生が、上益城郡山都町にある「通潤橋」と「清和文楽館」に見学旅行に行きました。

 通潤橋は約170年前に作られた農業用水の水路橋で、今もなお白糸台地の棚田を潤し続けており、先日(9月25日)、熊本県では2件目となる「国宝」に指定されました。通潤橋のような土木構造物が国宝に指定されるのは全国でも初めてだそうです。

 子供たちは特別に依頼した案内ボランティアの方の丁寧な説明により、先人の知恵や努力について学習を深めることができました。

 お弁当を食べた後は、同じく山都町にある「清和文楽館」に行きました。

 「清和文楽」は江戸時代末期(1850年頃)、山都町(旧清和村)を訪れた淡路の人形芝居の一座から、浄瑠璃好きな村人が技術を習ったのが始まりだそうです。昭和35年(1960年)に熊本県無形文化財に指定され、清和文楽館は九州で唯一の人形浄瑠璃が楽しめる施設です。

 子供たちは施設の方に文楽や人形についてくわしい説明を受け、実際に人形芝居「むじな」を鑑賞しました。

 天気にも恵まれ、楽しく有意義な見学旅行になりました。

【学校生活】1年 見学旅行

 今日(10月5日)は1年生が、学校からはバスで20分ほどの場所にある「熊本市動植物園」に、見学旅行に行きました。ここは、熊本市民のオアシス江津湖のほとりに位置し、園内には、約120種・600頭の動物が生活している「動物ゾーン」と、約800種・5万種の植物が育っている「植物ゾーン」があります。

 午前中はグループに分かれて、オリエンテーリング形式で園内を探索しました。また、お弁当を食べた後は、飼育員の方々に「どうぶつの赤ちゃん」についてくわしくお話をしていただきました。1年生は3学期に国語で「どうぶつの赤ちゃん」(説明文)の学習をしますので、今回の見学旅行で学んだことが大いに生かせそうです。

 出発の時は天気が心配されましたが、雨が降ることはなく、友だちと楽しみながらたくさんのことを学ぶことができた見学旅行になりました。