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校長ブログ「風土」

117(2024-1107)【思い込みと思い違い】

 誰もがミスをしようと思って取り組む人はいません。最初から最後までノーミスを目指しています。しかし、どれだけ細心の注意を払っていてもミスが起きてしまのはなぜでしょう。原因を探っていくと、「思い込み」と「思い違い」が重なったときが多いようです。

 最初に思い込んでしまうと修正がきかくなりますし、勘違いをしたままではミスに気付きにくくなります。だからこそ、私たちは冷静かつニュートラルな心と眼を持たないと…。

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116(2024-1106)【命日】

 今日は、私の父の命日です。私が教師になって3年目の平成4年のことですので、もう32年が経ちました。父は、その年の3月に退職したばかりでした。高血圧や腎臓病を患っており、健康そのものとは言えませんでしたが、長年の夢だった柴犬を飼い、毎日散歩に行くことを楽しみにしていました。亡くなる前日に腹痛を訴え搬送されましたが、大事に至らないだろうといっていたのに、翌日にはあっという間に…。忘れられない出来事です。

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115(2024-1105)【金木犀】

 この季節になると、オレンジ色の小さな花をたくさん咲かせている樹木を見かけます。近くを通ると、いい香りがします。校内にも、何本も植えられている「金木犀(きんもくせい)」です。

 昔は、この金木犀の花を匂い袋に入れて、持ち歩いている人も多かったとか…。我が家の周りの金木犀は、今がまさに見ごろとなっていて、あちこちでいい香りを振りまいているのですが、学校の花は、ほとんどが地面に落ちてしまっていました。残念!

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114(2024-1101)【さすが玉中生】

 本日は、午前中授業後下校。玉名中学校で研究発表会が行われたためです。

 研究発表会は、全学年・全クラス(特別支援学級も含む)で公開授業が行われました。休み時間時の様子は、まだ子供らしさを残す1年生たちも、授業が始まる前には時計を見て動き、チャイム時には全員が席について、授業に集中する様子が見られました。もちろん、2~3年生はさらに高まった姿を見せてくれました。さすがは玉中生!憧れの存在たるゆえんです。

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113(2024-1031)【道具の進化】

 芸術の秋のこの時期は、絵画や版画などに取り組む学年が多いようです。5年生も木版画に取り組んでいました。私が教諭になった平成初期から中期ぐらいまでは、木版画の板はまっさらで、自ら墨汁などで薄く色を付けて彫っていました。最近は、最初から青色の塗料が塗られているものが主流です。

 また、彫刻刀も安全面を考慮して、刃先にカバーが付けられていて、指先をケガしないようになっています。不便さは道具を進化させますね。

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112(2024-1030)【感心しました】

 下校時間帯に、4年男子児童と正門前から渡ろうと信号待ちをしていました。反対側には、酸素ボンベを搭載したキャリーカーを苦しそうに引くおばあちゃんの姿が…。

 その子は心配そうに「大丈夫かな?」と…。「渡ったら声をかけてみる?」と聞くとすぐにうなずきました。

青になり駆け寄ると、キャリーカーの車輪が側溝の隙間にはさまっていたので、男の子と一緒に救出!

 困っている人に手を差し伸べようとした男の子に感心しました。

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111(2024-1029)【人口減少の脅威】

 今日、他の管内の校長先生たちの研修会に参加させていただきました。その中で、天草の校長先生のお話を聞いて驚きました。

 H元年当初、天草には2.1万人の小中学生がいたのがH18年には1.2万人、そしてR6年には6.8千人に減ってしまったそうです。40年も経たない内に、約4分の1にまで減少している計算になります。ものすごい勢いで人口減少が起きている現実がありました。50年後の玉名市の子供の数はどうなっているのでしょうか…。

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110(2024-1028)【目から鱗】

 2年生の国語の研究授業がありました。授業を見てもらって、その後の研究会で助言をしていただいたのは、六栄小学校の教頭先生。以前、県教育委員会で「熊本の学び」を中心となって作成された方です。

 どのような思いを持って作成してきたのか?授業を創っていくときにこだわってきたことは何か?といったことを話していただきました。さすがに、本家本元の言葉には、説得力がありました。職員一同、目から鱗の研修会になりました。

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109(2024-1025)【動植物園】

 2年生の見学旅行「熊本市動植物園」に行ってきました。

 熊本市に住んでいる私にとって、幼い頃にはよく両親に連れて行ってもらった場所です。その後は、我が子が生まれた後に何度か行って以来なので、30年近く遠のいていたのではないでしょうか?敷地そのものは変わらないものの、檻の中の動物を見るだけでなく、動物らしい生態を間近で感じられるようにしてあり、工夫が伝わってきました。次に来るのは、孫と一緒なのかなぁ~。

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108(2024-1024)【予算】

 今頃の官公庁は、来年度の予算編成に向けて動く時期です。各部署は、予算を基に事業を行いますので、少しでも多くの予算を付けてもらおうと必死で資料を用意し、財政担当との交渉に臨みます。要求した分だけもらえるのであれば何も苦労はしないのですが、限られた予算で分配されるので、削られてしまうんですよね。まさしく、駆け引きです!学校も税金で動いています。担当の方が苦労して確保された予算を大切に使いたいものです。

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