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校長ブログ「風土」

113(2024-1031)【道具の進化】

 芸術の秋のこの時期は、絵画や版画などに取り組む学年が多いようです。5年生も木版画に取り組んでいました。私が教諭になった平成初期から中期ぐらいまでは、木版画の板はまっさらで、自ら墨汁などで薄く色を付けて彫っていました。最近は、最初から青色の塗料が塗られているものが主流です。

 また、彫刻刀も安全面を考慮して、刃先にカバーが付けられていて、指先をケガしないようになっています。不便さは道具を進化させますね。

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112(2024-1030)【感心しました】

 下校時間帯に、4年男子児童と正門前から渡ろうと信号待ちをしていました。反対側には、酸素ボンベを搭載したキャリーカーを苦しそうに引くおばあちゃんの姿が…。

 その子は心配そうに「大丈夫かな?」と…。「渡ったら声をかけてみる?」と聞くとすぐにうなずきました。

青になり駆け寄ると、キャリーカーの車輪が側溝の隙間にはさまっていたので、男の子と一緒に救出!

 困っている人に手を差し伸べようとした男の子に感心しました。

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111(2024-1029)【人口減少の脅威】

 今日、他の管内の校長先生たちの研修会に参加させていただきました。その中で、天草の校長先生のお話を聞いて驚きました。

 H元年当初、天草には2.1万人の小中学生がいたのがH18年には1.2万人、そしてR6年には6.8千人に減ってしまったそうです。40年も経たない内に、約4分の1にまで減少している計算になります。ものすごい勢いで人口減少が起きている現実がありました。50年後の玉名市の子供の数はどうなっているのでしょうか…。

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110(2024-1028)【目から鱗】

 2年生の国語の研究授業がありました。授業を見てもらって、その後の研究会で助言をしていただいたのは、六栄小学校の教頭先生。以前、県教育委員会で「熊本の学び」を中心となって作成された方です。

 どのような思いを持って作成してきたのか?授業を創っていくときにこだわってきたことは何か?といったことを話していただきました。さすがに、本家本元の言葉には、説得力がありました。職員一同、目から鱗の研修会になりました。

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109(2024-1025)【動植物園】

 2年生の見学旅行「熊本市動植物園」に行ってきました。

 熊本市に住んでいる私にとって、幼い頃にはよく両親に連れて行ってもらった場所です。その後は、我が子が生まれた後に何度か行って以来なので、30年近く遠のいていたのではないでしょうか?敷地そのものは変わらないものの、檻の中の動物を見るだけでなく、動物らしい生態を間近で感じられるようにしてあり、工夫が伝わってきました。次に来るのは、孫と一緒なのかなぁ~。

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