★Ｒ6年度　築山小学校　グランドデザイン.pdf

令和６年度　校長あいさつ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　本年度から伝統ある築山小学校の校長として赴任することになり、身の引き締まる思いでいっぱいです。本校には、平成9年度から平成16年度までの8年間、教諭として勤務していましたので、約20年ぶりに戻ってきたことになります。

　現在、築山小学校は695名という、玉名管内で子供の数が最も多い学校となっています。単に多いだけでなく、管内の教育をリードするような取組を教職員はもちろん、家庭や地域の皆様方とともに行っていく所存です。

　本校の教育目標は、昨年までと同様“しなやかで、凜とした子供の育成”としています。

　今後、「誰も見たことがない」「誰も経験したことがない」「誰も予測がつかない」未来を生き抜くためには、時代の変化にもしなやかに対応できる力を身につけ、凜々しく夢に向かって気力溢れた子供たちが育つ学校を目指します。そして、これからの未来社会を創り上げていく人材に育ってもらうことを全職員で取り組んで参ります。

　また、本校は今年、創立150周年という大きな節目を迎えます。これまでの歴史に積み上げられた伝統を大切にするとともに、これからの未来を担っていく子供たちが、受け身になることなく主体的に学校や地域社会を創り上げていき、新たな歴史を刻んでいくことを願っています。

　“学校は楽しいところではなく、楽しくするところである”

　与えられたものではなく、子供たち一人一人が楽しいと思える学校を創っていくために、私たちは全力でサポートをしていきます。

　そこで、子供たちに是非身につけてほしいこととして、次の2つの資質・能力を掲げています。

　◆柔軟性…世の中の変化にしなやかに対応できること

　◆主体性…先を見通して自分で動くこと

　さらに

　　「命」…自分の命も仲間の命も大切にすること

 　“人は人のシャワーを浴びて人になる”

　子供たちは、限られた人間関係にとどまらず、多くの人とかかわりを持って刺激を受けることで、大きく成長できると思っていますので、教育活動への積極的なかかわりをお願いします。

 　保護者の皆様も地域の皆様も、これらの趣旨をご理解の上、共に「子供たちが育つ学校・子供たちが育つ地域」にしていくことにご協力をお願いします。　

　今後もご相談などありましたら、遠慮なく、いつでも学校に、校長室にお越しください。お待ちしております。

令和6年4月8日　校長 北岡 誉久