お知らせ

天草教育研究所 へき地・小規模校 合同研修会(11/30牛深東小から学ぶ)

「地域にへき地はあっても、教育にへき地があってはいけない。 」研修会全体会の冒頭で語られた言葉です。この言葉通り、牛深東小学校では、「令和の日本型教育」にふさわしい提案性の高い提案授業が行われました。本校においても参考にしたいなあと思いました。

導入の工夫(子供が問いをもち、見通しをもつ展開の工夫(根拠を示しながら対話し、考えを深め合うまとめの工夫(課題に対するまとめと適応問題全てにICTが効果的に活用され、子供たちは意欲的に取り組んでいました。

①の実際

・3/5Lのジュースに1/5Lのジュースを合わせる必要がある場面を映像で提示

・3/5Lと1/5Lの実物を見せながら「4/10Lでいいよね。」と問いかける。

・「ちがうよ先生。だって少ないでしょう」予想されるつまずきを子供自らでさぐる

・「えっ?4/10Lはちがうの?」「じゃあどうやって考えればいいかな?」、、、。見通しをもつ

②の実際

・タブレットPCにシートを配付。児童はシートに書きこんだり1/5のまとまりを移動させたりして考える。タブレットPCを見せながら説明し合い気づきを出し合う。操作活動で取り組む

ヒントをスカイメニューの発表ノートで配付する。ヒントの活用は子供自らが決める

③の実際

・全体討議。子供が大型モニターで全体に向けて説明し、焦点化。

 ・教科書の適応問題後、タブレットPCに適応問題の配付子供は自分のペースで取り組む。

  以上の工夫に気付きました。また、普段の学級経営による教師と子供、子供と子供の関係がベースにあることがうかがえました。素晴らしい実践的な研究成果の提案に感謝。都呂々小におきましても、牛深東小のような子供を学びの主体とした授業、情報活用能力等の資質・能力の向上に努めていきます。 

ひおぎー(苓北町ゆるキャラ)

上天草市小規模・複式学級担任等研修会(2/2教良木小から学ぶ)

 素晴らしい内容でした。 

富ドン(苓北町ゆるキャラ)

 都呂々小におきましても、①普段の授業を充実させる授業づくり②小規模の強みを生かした教育をとおして、小規模校の教育を提案しています。

授業づくりは、R5,11,1(水)に町内学校の先生方を中心に提案予定です。苓北町学校教育指導員の継続した指導、鹿児島国際大学准教授の指導を生かした取組等、このHP上でも取組や研究成果をお伝えします。

小規模校の強みを生かした教育は、海外との交流(GIGAスクール構想)、地元高校や東熊会の方を講師とする講話(キャリア教育)、防災WESTや地元の防災士を招いた講話と一歩先を行く防災教育(学校行事)、地域とともにある教育(地域学校協働活動とSC)等、このHP上に取組を紹介しています。ぜひ御覧ください。

つばきちゃん(苓北町ゆるキャラ)