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2023年8月の記事一覧

夏休み終わりが一歩近づいています

今朝は、けっこう車が来校しています。

学童に向かうと、すでに十数人の子供たちが来ていました。

「おはようございます」

と、あいさつしても反応がありません・・・

学童の先生が

「今日は33人です・・・」

とおっしゃっていました。

陣内幼稚園の園児も登園していたのであいさつをしましたが、

反応なし・・・

お母さんが促されますが

下を向いてしまいました・・・

楽しかったお盆が終わり、子供たちは学童、幼稚園へ

夏休み終わりが、一歩近づいたようです。

「花」から「学び」?

出勤すると、泰山木の植え込みに

が咲いていました。

体育館横には、

が咲いています。

名前が分からなかったので、Googleレンズで撮影すると、瞬時に

「テッポウユリ」

「サルスベリ」

と教えてくれました。

携帯(パソコン)は、とても便利です。

 

子供たちには、一人1台のタブレット(パソコン)が配付されています。

分からないことは、今朝の私と同様、瞬時に調べることができます。

子供たちにとって、「タブレット(パソコン)」は、国語辞典や英和辞典、百科事典と同じように、学習や生活の重要なアイテムとなっています。

図書館に行って図鑑で調べてきた私たちの子供時代とは雲泥の差があります。

それに伴って、学びは、

「知識を習得していることは前提(分からないものは調べればいい)」

となり、

「知識をどうやって活用・表現するか」

に重点が移ってきています。

しかし、私たちの「脳」は、新しい時代には瞬時に対応できないようです。

残念ながら、なかなか、それを言い表す「言葉」と「使い方」が浮かんできません。

また、面白いことに、タブレット(パソコン)使ってかなりの記事を読んでいるんですが、数時間経つと詳しい内容を思い出すことさえできません・・・なので、これまでと同様、

子供たちは、ノートを使って「読み」「書き」「計算」

大人は、「新聞」「雑誌」「本」の長文を読む

などで、学びの基礎を固めるしかないのかもしれません。 

ROASSO TOWN(熊日読者にお届けするロアッソ熊本情報紙)に掲載されました!

7月19日(水)に、ロアッソ熊本と熊日新聞社の方が来校し、ロアッソ熊本の観戦チケットをいただいたことが、 ↓ 

https://es.higo.ed.jp/oozus/blogs/blog_entries/view/34/ab5281c68391492b22dd704f97c50fe0?frame_id=118

標記の情報紙に掲載されました。

【ROASSO TOWN 2023.08.04発行(スタジアム周辺エリア「ロアッソタウン」にお住まいの熊日読者にお届けするロアッソ熊本情報紙)より掲載】

 

情報紙も児童数分いただきましたので、28日(月)に配付する予定です。

楽しみに待っていてください。

ロアッソ熊本と熊本日日新聞社、そしてご協力いただいた大津南販売センターさん、ありがとうございました。

お盆明け

お盆が過ぎ、久しぶりに出勤しました。

2日間の閉庁を含めわずか5日間のお休みでしたが、泰山木の周りにはかなりの落ち葉が散っていました・・・

相変わらずけたたましい蝉の声が、泰山木と楠木から聞こえています。

 

運動場や校舎周りを歩くと、

雑草たちが、人がいないお盆を謳歌し、さらに元気になっていました。

 

お盆中も、

「卒業生です。校庭を見て回ってもいいですか?」

と、懐かしそうに南小の校舎周りを散策された方がいらっしゃったそうです。

  

級友と学び、苦楽をともにした校舎・敷地は、時が経っても愛おしい存在なんだなと感じさせられます。

南小校区の保護者、地域の方々と接していると、

古く、傷みが激しい校舎、

除草作業に苦労させられる広い敷地、

整地が難しい粘土質の運動場

ですが、

「後世の子供たちのめに、現世代である私たちが大事に使っていかなければならない」

と思わされます。

暑い中ですが、26日(土)のPTA美化作業大変お世話になります。

2023年度熊本県人教課題別研究会

台風6号の雨が残る中、標記の研究会に参加しました。

講師の来熊が遅延したため、前半と後半を入れ替えての実施となりました。

 

前半の実践報告では、

「保・幼・園・小・中・高・行政が連携し、児童、保護者を支え、学びを保障していくこと」

の大切さをあらためて感じました。

人権教育の最終目的は、

「自分、家族、地域を好きになること」

であるとの言葉がとても心に響きました。

 

後半は、「『全国高等学校統一用紙』の目指すもの」という講演がありました。

企業が採用のために行う「身上調査表」や「面接の違反質問」の不合理性について学びました。

子供たちの将来を左右する採用試験。

企業側に取っては、将来を担う人材確保の場。

本来は、個人の適性と能力を測るべき採用試験に、家族や地域といった企業側の損得勘定が見え隠れするという現実。

「言わない・書かない・提出しない」

という学びと取組が、進路を保障していくと訴えられました。

最後に、参加者の今後の行動を促す

「意思と行動で社会は変わる」

という言葉で締めくくられました。

 

帰宅していると、順天堂大学医学部の不正入試問題がニュースで流れていました。

「浪人年数が一定の年数以上のものを一律に不合格とする合否判定基準を適用して不合格判定を行ったことは違法である」

などとして、大学側に慰謝料など約180万円を支払うよう命じたとのことでした。

 

今日の学びと相まって、

「私たち大人は、子供たちの将来のために、正しいことを主張していかなければならない」

とあらためて実感しました。