ブログ

カテゴリ:校長のつぶやき

7月最終日となりました

夏はあっという間に過ぎていきます。

とうとう7月も最終日となりました。

校門をくぐると生け垣がさっぱりしていました。

本校にかつてお勤めだった先生に刈っていただいたようです。

かつての南小の美しさを取り戻すべく、活動されています。

 

しかし、熱帯のスコールのような夕立?で、草の生長は勢いを増しています。

なかなか除草が追いつきません。

 

先週の金曜日の環境整備員さんの草刈りで、撤去予定の滑り台付近はすっかり除草されています。

今日も、環境整備員さんに除草をしていただく日です。

どうぞ、よろしくお願いします。

学人研 第2回基礎講座に参加しました

午前中、「学人研 第2回基礎講座」に参加しました。

「差別」を自分事として実感された時のお話、大津町の部落差別の歴史、児童生徒集会の起こり、そして今、差別について今考えていることなど、支部長の講話を伺いました。

講話をお伺いする中で、その都度、心が揺さぶられました。

「愛情だったはずの感情が、憎悪に変わっていく・・・」

「部落からは逃げられたけど、逃げ切れたかい・・・」

「足を止めて振り向くことも大事。無理はせんでいい」

「この村の、この町の実情、歴史を知ってもらいたい」

「大津町に異動して来たら、出会い直しをして、子供たちのためにできることは何でもやってほしい」

「啓発は、相手を信頼しなければ成り立たない」

「自らが自分の差別意識をどう捉えているかが大事」

「差別落書きをした人にも、差別落書きをせざるを得なかった理由があるはず・・・」

どの言葉にも含蓄があり、その当時の状況が目に浮かび心が揺れました。

 

一番印象に残っているのは、

「恐れず、差別落書き事件をはじめ差別の現実に目を向けないと、差別は解消されない。子供たちにも『差別落書き』を見せた。何かあっても先生方の責任ではない。いろいろな事があるかもしれないが私が対応する」

という支部長の決意と、

「子供たちのために」

「この村のために」

「大津町のために」

と繰り返し話される言葉を聴くうちに、自分の目に涙がにじんでいることに気付きました。

 

「差別を解消する側に立つ」

よく使われる聞き心地の良い言葉ですが、この講座を伺い、自分の立ち位置を改めて考えさせていただきました。

 

自分の中に巣くっている常識、当たり前、都合の良い概念と対峙し、差別を解消する側に立てるように自己研鑽に励み、差別解消に向けて取り組みたいと思います。

草刈り作業、お世話になります。

セミの鳴き声が、一段とけたたましくなっています。

朝から気温は28度超えでした・・・

 校舎の周りも運動場もフェンス沿いも草だらけです・・・

 

今日は、待ちに待った環境整備員さんに除草をしていただく日です。

刈払い機が一台故障していたため、持参して作業していただきました。

環境整備員さんの草刈りが早いか、草の伸びが早いか・・・

競争のような状況です。

暑い中、大変お世話になります。

夏休み学習会前半終了!

夏休み学習会前半が終了しました。

初日は無言気味だった子供たちも、学習サポーターの皆さんにすっかり慣れたようです。

各教室から楽しい会話が聞こえてきていました。

また、課題もかなり進み、自由研究の題材探しに応じていただいている学習サポーターさんもいらっしゃいました。

1・2年生

3年生

4年生

5年生

6年生

学習意欲に燃え、

「校長先生、もっと難しいプリントをください」

と、学習サポーターさんに後押しされ、職員室に問題を取りに来た子もいました。

子供たちは、本当によく頑張っていました。

夏休み学習会前半、お疲れ様でした。

  

夏休み学習会前半の振り返りでは、

「学習は、繰り返しが大事だ」

「大人でさえ、しばらくすると忘れてしまう」

「課題が終わった子は、家から自分で学習するものを持ってきたらいいのに・・・」

「子供たちは、時間まで一生懸命がんばっていた」

などのお話をいただきました。

 

夏の学習会の目的は、

「子供たちの達成感や満足感を味わわせる」

ことでした。

十二分に達成できたのではないかと思います

学習サポーターの皆さん、支援員の先生方、そして先生方、子供たちのためにていねいにかかわっていただき、ありがとうございました。

大津町児童生徒集会事前学習会へ出発

セミの声しかしない朝の学校に、子供のにぎやかな声がしました。

尋ねると、「児童生徒集会の事前学習会」だそうです。

学校まで送っていただいた保護者もいらっしゃいました。

しばらくすると、スクールバスがやって来て、

楽しそうに乗り込んで行きました。

バスの中を見ると、すでにたくさんの子供たちが乗っていました。

他の大津町の子供たちと交流を図りながら、児童生徒集会に向けて、人権意識を高めて来てほしいと思います。

参加する子供たち、関係の先生方、大変お世話になります。

何かが変わっている?

出勤すると、玄関に違和感を感じました・・・

何かが違います。

玄関がきれいに刈ってありました。

 

熊本地震があった当時、翔陽高校と交流があり、「復興の庭『繋』つなぐ」として、翔陽高校につくっていただいた庭だそうです。

震災当時の状況を知る先生がずっと気になさっており、やっとこの夏休みにトリマーで刈られたそうです。

体育館の天井や記念碑等が壊れ、大変だったとおしゃっていました。

 

ありがとうございました。

ご来校の際には、ぜひ、「復興の庭」や「看板」をご覧ください。

夏の学習会2日目!

出勤し玄関に入ると、ウエルカムボードと来客用のスリッパが並んでいました。

どうも教頭先生のしわざのようです。

よく気がつく教頭先生です。

 

8時50分過ぎには子供たちも来校し、9時から2日目の学習会が始まりました。

先日の落雷で、1年生教室と校長室のエアコンが使えません・・・

急遽、1・2年生合同での学習会となりました。

1・2年生

3年生

ピンぼけです・・・申し訳ありません。

4年生

5年生

6年生

中学生の学習サポーターには、三者面談があるにもかかわらず駆けつけていただきました。

大津小出身だそうです。

子供たちに分かりやすく教えていただいていました。

 

学習サポーターの皆さん、支援員の先生方、そして先生方、ありがとうございました。

いよいよ明日は、前半最終日です!

人間としての成長

朝、駐車場に車を止めると、先客がいました。

見ると、運動場でひたすらボールを蹴っている人がいます。

大津高校サッカー部のようです。

声をかけると、

職員室に運動場の借用を申し出て使っている

とのことでした。

きちんとした対応ができる高校生でした。

 

練習が終わると、

とんぼをかけて帰って行きました。

グラウンドにも気配りする行動に、

全国大会に出場するチームは、人間としての成長も大事にしているんだ

と感じさせられました。

 

大津高校野球部 全国高校野球選手権熊本大会 ベスト8

本田技研熊本(大津) 都市対抗野球大会 全国大会出場

今夏、大津の風がふいています。

 

ぜひ、大津高校サッカー部も全国制覇を目指してがんばってほしいと思います。

夏の学習会開催!

地域学校協働活動推進員さんに、中学生を含め11人の地域の学習サポーターを取りまとめていただき、朝から夏の学習会サポーター結成式を行いました。

「昨年度お世話になった後、子供たちに『先生と言われて・・・』今年も参加しました」

「何か地域のためにできることはないかと思って応募しました」

「地域学校協働活動委員さんに誘われて・・・」

など、サポーターに応募した理由もお伺いすることができました。

南小校区の各地区より集まっていただき、大変心強いです。

ありがとうございます。

 

その後、開校式を行いました。

参加児童34人と対面し、自己紹介をしていただきました。

「夏休みの宿題を終わらせましょう!」

という学習サポーターのかけ声の後、

各教室で学習会を開始しました。

  

先生方、支援員の先生方も交えると、ほぼマンツーマンの状況となりました。

どの教室でも学習に集中!

「夏休みの宿題、かなり進んだ~」

「がんばった~」

と、少々疲れ気味の子供たち!

地域の学習サポーターの皆さんのおかげで、かなり集中して学習に取り組めたようです。

ご協力ありがとうございました。

また、参加してくださった先生方、支援員の先生方、大変お世話になりました。

教科等研修会(特別支援教育)

午前中は、特別支援教育研究部会でした。

特別支援教育とは、

「障がいのある子どもの⾃⽴や社会参加に向けた主体的な取組を支援する視点に⽴ち、子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる⼒を⾼め、⽣活や学習上の困難を改善⼜は克服するために、適切な指導及び必要な支援を⾏うもの」

だそうです。

特別支援学級に在籍している児童は、

「生活・学習上の困り感があり、特別な支援を必要としている児童」

だとも言えます。

詳しくは、大津町の「特別支援教育ってなに?~保護者のためのガイドブック~」 ↓

www.town.ozu.kumamoto.jp/kiji00312043/3_12043_24348_up_3k584ekh.pdf

をご覧ください。

 

南小には、

 ・知的障がい学級(すみれ)

 ・自閉症・情緒障がい学級(コスモス)

があります。

子供たちは、それぞれの⽣活や学習上の困難を改善⼜は克服するために、合理的配慮の下、日々、個々の学習に取り組んでいます。

 

特別支援学級の3人の先生方と一緒に、

「『障害福祉の基本』~療育と学校の連携について~」

相談支援センターいちばん星の伊豆野先生の講演を聞き、協議に参加しました。

 

伊豆野先生に講演いただいた、次の3点が特に印象に残りました。

1 「早期発見・早期対応」が何よりも大事である

 ・早期対応によって、子供を健やかに生長させることができる。

 ・「子供を変える」 → 「大人のかかわり方を変える」視点が大事

 ◎相談の例

  

 ・怒る、けなす、どなるなどの誤った対応、友だちとのトラブルや失敗の蓄積

   → 自尊感情の低下

   → 不登校、うつ傾向

   → 触法行為

  につながる可能性が大きい。

 

 2 子供の「心を整える」ためには、子供の「生活を整える」ことが大切である

 ・「イライラする」「頭にくる」「キレる」は心の問題だけれども、生活リズムとルールの乱れに起因していることが多い。

 ・生活リズム  → 早寝早起き朝ごはん(睡眠と食事のコントロール)

 ・一定のルール → ゲーム・テレビ・スマホなどのルール、人との関わり方など

 ・非行    → 親がかまわない家庭に多い

 ・引きこもり → 親が過干渉の家庭に多い

 

3 障害福祉の究極の目的は、子供たちを「自分で稼げる大人にすること」にある。つまり、「自分の稼いだお金で、自分の人生を謳歌(おうか)できる」ように個別の支援計画をつなぎ、切れ目のない支援していくことである。

 ・必要ならば、受給者証、療育手帳、身体障害者福祉手帳など、躊躇(ちゅうょ)なく申請する。必要なくなれば、返納することもできる。

 ・子供の健やかな成長のために考え行動してほしい。

 

今日の研修も、大変学びの多い研修でした。

講話していただいた、伊豆野先生、大変お世話になりました。

参加された先生方、お疲れ様でした。

 

大津町では、

8月26日(土)10:00~12:00に

大津町オークスプラザ研修室で

「大津町ペアレント・プログラム」が ↓

https://www.town.ozu.kumamoto.jp/kiji00313047/3_13047_25349_up_2qwtapg1.pdf

 

が行われます。

「つい、子どもを叱ってしまう」「子どもとどう関わったらいいのかな・・・」「子どもが言うことを聞いてくれない」など、子どもとの関わり方で悩んでいる皆さんは、ちょっとのぞいてみませんか?

だそうです。

参加されてみませんか。