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カテゴリ:校長のつぶやき

9月の読書冊数

夏休み前に注文していた本73冊、南小で、かつて書道をしていた清流会から寄贈していただいた本が31冊が、8月末に、新しく図書室に入りました。

 

また、図書委員会、図書司書の先生のイベントが

図書室に賑(にぎ)わいをもたらしていたようです。

 

9月の1人当たりの読書冊数は次のとおりです。

       9月     7月       

 1年生  13.8冊   15.1冊

 2年生  11.7冊   11.8冊 

 3年生  10.1冊   10.9冊

 4年生  12.3冊   10.6冊

 5年生  12.4冊    8.3冊

 6年生  12.0冊    9.5冊

高学年を中心に、ずいぶん本に親しんだ人が増えたようです。

 

先日行われた全国学力・学習状況調査の結果から、南小の子どもたちには、

「長文を一読して内容を把握すること」

に課題があることが分かっています。

 

私たち大人も、写真や動画、短文の文章といったネット社会になれ、長文を読む機会がめっきり減りました。

スマホを持つ子どもたちが増え、子どもたちの生活も同じような感じではないかと思います。

しかし、大学入試も、高校入試も、中学入試も、そして全学調や県学力調査には、長文読解が必ず出題されています。

全学調国語問題 ⇒ こちら 【 国立政策研究所より掲載 】

 

一読して内容を把握することは、子どもたちの未来には必須のようです。

しかし、親として、なかなかこの手の問題を手伝うことはできません・・・

そこで、子どもたちが本を読んだら、

「どんなお話だった?」

「どこが面白かった?」

「その本と似た体験したことある?」

など、聞いていただくと、子どもの頭が整理され、内容把握につながるのではないかと思います。

ぜひ、本の余韻を壊さないように、ほどほどに聞いてみてください。