学校生活

学校生活

南小国町教育委員会学校訪問がありました。

 6月29日(火)、南小国町教育委員会の先生方に学校と子どもたちの様子を見ていただきました。子どもたちは少し緊張していたようですが、一生懸命に取り組んでいる姿を見せてくれました。授業者は学習構想案(略案)を作成し、次のような授業を行いました。

学 年 教科等 単元及び題材名
1 年 学級活動 いま、わたしにできること
2 年 音 楽 せいかつの中にある音をたのしもう
3・4年(複式) 国 語 3 年:こそあどことばを使いこなそう
    4 年:新聞を作ろう
かがやき1 自立活動  新しいカームを作ろう 
5・6年(複式) 算 数  5 年:図形の角を調べよう
    6 年:形が同じで大きさがちがう図形を調べよう
かがやき2 算 数  いろいろなものを数えてみよう 

 1年は「新型コロナウィルス感染症のことをよく知り、おかしいことはおかしいと言える行動につなげる」授業でした。

 2年は「身の回りで聞こえる音を探して、声で表現する」授業でした。

 3・4年は「3年:文章中における指示する語句の役割を理解し、どの言葉を指しているかを考える」「4年:新聞のテーマを決め、新聞作成計画を立てる」授業でした。

 かがやき1は「どんなカーム(気持ちを落ちつかせる場所)だったらうまく気持ちを切り替えられるかイメージし、カーム作成にとりかかる」授業でした。

 5・6年は「5年:四角形を対角線で分割してできた三角形が合同であるかどうかを調べ、既習の図形を合同の視点でとらえる」「6年:等しい比どうしの関係を調べることを通して、等しい比の性質について理解し、等しい比をつくる」授業でした。

 かがやき2は「数直線の図を使って、問題を解く」授業でした。

 

 

 教材の写真を撮って「振り返り」に活かしたり、ミラーリングをして発表する等、タブレットを積極的に活用する子どもたちの姿に教育委員会の先生方は感心しておられました。複式授業で学習リーダーを中心に、学び合いができていることも評価していただきました。また、本校の授業研究について「今後も継続して取り組んでほしい」との力強いお言葉をいただきました。「自分の住む地域に誇りを持ち、社会の中で自分の力を発揮できる子ども」「課題解決への道筋を自分で見つけ、成長することができる子ども」の育成を目指して、日々の研鑽を続けていきます。

心スッキリ!

 6月24日(木)、朝の活動のことです。運動場の草取りを終えて、子どもたちは教室へ帰ろうとしていましたが、私は「きりのいいところまで、もう少しきれいにしたい」と思い、草取りを続けていました。すると、4年生2名が傍にやって来て「先生、手伝いましょうか」と、声をかけてくれたのです。さらに、5年生2名もそれに加わり、4人は最後まで手伝ってくれました。運動場の一部も、私の心もスッキリ!!すがすがしい気持ちになった一場面の紹介でした。

集団宿泊教室に行ってきました。

 6月21日(月)~22日(火)は天気に恵まれて、集団宿泊教室が無事に実施できました。町内3つの小学校の5年生と一緒に活動をして、仲良くなりました。

 

 初日、仙酔峡まで歩いてハイキングを行い、青空のもとでお弁当を食べました。その後、食堂での夕食は新型コロナウィルス感染症防止対策のため、一人一人仕切られたスペースでしたが、おいしくいただきました。ナイトハイキングは薄暗い中、懐中電灯を頼りに野山を歩きました。怖かったけれど、楽しい活動となりました。

 2日目は「焼き板づくり」を行いました。2人組になってナタを持つ人とトンカチでたたく人に分かれて薪を割る練習もしました。杉板を焼いて磨いて絵を描いて仕上げました。班の友達と協力して、楽しく活動しました。貴重な経験と楽しい思い出ができました。

「HAPPY TREE」、子どもたちのあったかい気持ちが伝わったら幸いです!

 6月7日(月)から始めた「HAPPY TREE」も約1ヶ月ほどで、黄緑のハートでいっぱいにあふれています。最初の日に一枚入っていました。6年生が書いてくれたメッセージでした。今書いている文章は日常のなかで、友だちにしてもらってうれしかったこと、友だちががんばっていること、先生に思っていることなど様々でした。たわいもない、普通なメッセージかもしれません。ただ最近思うのは、この一言って、言っていると言わないとでは大きく違うなあと・・・。この一言で嬉しくなったり、勇気が出たり、友だちが自分のことを見てくれているんだと思えたり・・・。私たち教師もこの一言を言い忘れていることだってあるかもしれません。言われないより、言われた方が嬉しいと思います。そして、メッセージを読む昼の放送を聴いてくれている皆さんにも伝わるって、ステキなことじゃないかって感じる今日この頃です。私も久しぶりの投稿です。この記事を読んでくださっている皆さんに、少しでも子どもたちのあったかい気持ちが伝わったら幸いです!

3・4年生研究授業

 学力の実態として個人差、学年差は課題のひとつではあるものの、学力成就値は高い状況にあります。期待できる学力と実際の学力を対比させた結果は、期待水準を大きく上回り、学業への対応に好ましい傾向をもっています。そこで、学校教育目標を実現するために、次のような「めざす児童像」を全職員で確認しました。

 自分の住む地域に誇りを持ち、社会の中で自分の力を発揮できる子ども

 課題解決への道筋を自分で見つけ、成長することができる子ども

 このことを踏まえ、教師が単元デザインを工夫して児童の「振り返り」をつなぐことによって「めざす児童像」に近づけるのではないかと考え、次のような「研究主題」を設定して授業研究及び改善に取り組んでいます。中原小学校の「研究内容」もご覧いただければと思います。

 自らの学びを見つめ、主体的に学習に取り組む児童の育成~振り返りをつなぐ授業づくりを通して~

 6月17日(木)には3・4年生の算数で研究授業を行いました。その後の授業研究会では、熊本県立教育センターから指導主事を招き、研究を深めました。子どもたちの学力向上を目指し、日々の研鑽を継続しています。

 3年生は、「1000-3けたの数の筆算の仕方を考えよう」という課題に取り組みました。初めての4けたの数からのひき算、さらに3回の繰り下がりがある筆算でしたが、それぞれが今までの学習を思い出しながら筆算の仕方を考え、友達と説明し合うことができました。4年生は、「180°より大きい角度のはかり方を考えよう」という課題に取り組みました。分度器で測れない角度に対して、やはりこれまでの学習を思い出し、半回転(180°)や1回転(360°)の角度をもとに、角度のはかり方の工夫を導き出すことができました。課題解決に向かって真面目に取り組んでいました。どちらの学年も担任が他学年の指導をしている(間接指導)とき、自分たちで話し合いを進めたり、活発に意見を出し合い、教え合ったりしながら、意欲的な学び合いができていました。自ら学習を進め、課題を解決できたことは、子どもたちにとって大変自信になったようでした。