2020年7月の記事一覧
おうち時間をどう過ごすか…読書のススメ
おうち時間をどう過ごすか
本県のリスクレベルが、7月27日から、レベル3“警報”に引き上げられました。県からは、
●不要不急の県外への外出の自粛
●特に「3密」のある場所及び感染が流行している地域への移動は極力自粛する
等の協力要請が、私たち県民になされたところです。
ここは外出を控えて、自宅で・・・と思われたなら、読書などいかがでしょう。
思えば、私が教職の道を志したのは、中学生の頃。「赤毛のアン」に出会い、教師をしているアンの姿に憧れ、さらに灰谷健次郎さんの「兎の眼」の小谷先生の姿が決定打になりました。
ここ最近読んだのは、ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)。本校図書室に入りたての鮮やかな黄色い表紙の本をお借りして読みました。じぃんとしたり、すかっとしたり、うんうんと納得したり…。読書は楽しみのジャンルではありますが、けっこう脳に汗をかくものです。
新しい世界や様々な価値観等との出会いのある読書。おうち時間におすすめします(^^)
世相を反映するゴミたち
先週末、校地内で紙飛行機を発見しました。位置的に子供たちが高さや長さを競い合って飛ばしたんだろうなと思いながら拾いました。紙飛行機って、算数や理科の勉強にも使えそうだな・・・と考えたものの、具体的な学習の構想は浮かんでこず…ああ、頭が固くなったわねとしみじみ(>_<)
経験上、学校内のゴミは、子供の心や学校生活が見えるものですから、こりゃ気になるぞと、早速某通販サイトで、夏空に似合う(と自分で勝手に思っている)スカイブルーのバケツと火ばさみを購入。ブルーの軍手も加え、このマイゴミ拾いセットを手に、校地内、校舎周辺をさすらった月曜朝でした。
その成果(?)が左の写真です。
このマスクの多さは想定内でした。
登校した2年生が「なに?」と聞くので、「ゴミだよ。」「何が一番多いと思う?」と尋ねると、「マスク!」
学校の落とし物にもマスクがあります。布マスクもあります。記名があると助かります。
4月当初のようなマスク不足はありませんが、Withコロナのうちは、つきあい続けるであろうマスク。
自他の命を守るマスク、自分のマスクは自分で管理、処分するときも自分の手で。
責任を持って大切に扱う習慣、いかがでしょうか。学校でも留意しながら見ていきます。
スリッパ考
本格的な学校再開から1ヶ月を経、子供たちの動きも活性化してきたような...
元気な姿に会えるのは嬉しいのですが、元気が過ぎるのか、怪我がやや増えて
昼休み後の保健室、上田先生は大忙しです。
さて、もう一つ悩ましいのがトイレのスリッパ。
こんなふうに元気に踊り終えたような様子が見受けられることがよくあります。
右端のスリッパなどは、手前の上靴を脱いでいただろうと思われる場所まで
かなり距離があります。
幅跳びのように跳んで着地したのだろうか、と思ったり...。
トイレのスリッパには、次使う人への思いやりが現れるものですから、
集団生活において、これはとても大事な大事な教育のチャンス。
本校には、校舎内に児童用のトイレが、男女別で22カ所あります。
全部のトイレが、こんなふうに次の人のことを考えて、落ち着いて並ぶようになると
もっといい学校になるはず。
作戦を立てて、取り組んでいきます。