日誌

2023年10月の記事一覧

4年3組 研究授業レポート

題 材 センターができるまで

ねらい センターができるまでのたくさんの苦労や努力を知り、

    差別に立ち向かった部落の人達の思いや強さを感じ取ることができる。

 前時の学習で、部落差別のおかしさや不合理さについて、役割演技を通して差別に対する怒りや悔しさを共有しました。

 本時の学習では、「どうしても差別をなくしたかったから」「みんなが安心して暮らせるようにしたいと思ったから」「差別が広がって、悲しい思いをする人が増えないように」「村のみんなで幸せを分かち合って楽しく平和なくらしをしたいから」「未来のみんなに同じを思いをさせたくなかったから」、谷川さん達は町や県と粘り強く交渉を続けたし、部落差別に立ち向かったという意見が出ました。

 最後にゲストティーチャーの方が、「センターに通うようになってたくさんの人と出会うことができました。そして、出会いの中で、人と人はつながって生きているということを学びました。その時にできた仲間と今でも集まって、語り合っています。」と話をされました。

 また、授業後に研究会を開き、授業や部落差別、それぞれの生い立ちや生き方について交流し、差別を「しない、させない、許さない」という反差別集団づくりについて話し合いました。

 

 

5年2組 研究授業レポート

主題名 温かな思い(内容項目:B親切・思いやり)

教材名 くずれ落ちただんボール箱(見本文教出版)

ねらい 注意されても相手に伝えなかったときの気持ちを考える活動を通して、思いやりの心をもって親切にしようとする

    心情を育てる。

 マッピング図を活用し、学習前に考えていた「親切・思いやり」と学習して気づいた「親切・思いやり」とを比べました。今までは、相手のことを考えて行動することが思いやりだと考えていた子供達でしたが、見守ることも思いやりであることに気づいていました。

 放課後には、南関三小から道徳の研究をされている小柳先生をお招きして事後研究会を行い、「自分事として考える学習にするためには、問い返しやゆさぶりの発問が必要であること」「指導観・児童観・教材観を明確にし、資料との出会い、友達の考えとの出会い、新たな自分との出会いを大事にした学習にすること」などを確かめ合いました。