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学校生活(令和6年度~7年度)

子どもと本の世界をつなぐ~読み聞かせボランティアさんの思いから~

 今年も、読み聞かせボランティアの方々による「本の読み聞かせ」が始まりました。皆さんは、事前に2冊3冊と、読み聞かせの練習をして来られていました。そこには、「ひとりでも多くの子どもたちに、絵本や物語の面白さを伝えたい。本を読むことで、わくわくする感動を覚えてほしい。知恵と勇気、そして、生きることの大切さを知ってほしい。」という願いがあられるのではと拝察しております。

一冊の本との出会いから様々なことを学び、心も成長してくれることでしょう。

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トウモロコシ収穫体験

 12日、トウモロコシ収穫体験を行いました。これは、中村農園の中村健二様のご厚意で実現したものです。全校児童が畑に入って、トウモロコシが実っているところを自分の目で見て、自分の手で収穫し、持ち帰らせていただきました。全国から注文が入る甘くて美味しいトウモロコシを一人4本もいただき、両手に抱えている子どもたちはとてもうれしそうでした。

途中、二殿教育長の問いかけに、「早く、お母さんに食べさせてやりたい。」と答える子どもの声が聞こえました。「(自分が)早く食べたい」ではなく、「お母さんに食べさせてやりたい」と心から湧き出る声こそが、体験活動を重ねてきている子どもたちにしか出せない、「心が耕されている」温もりある声なのです。

このような子どもの心を育てる機会を与えてくださった中村様に深く感謝いたします。

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教室に花を!学校に潤いを!~南小花いっぱい運動~

 昔の学校では、教卓の上やロッカーの上に、いつも花が飾られていました。朝から、よく新聞紙にくるんだ花を持って登校したという思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。花は、各家庭のおばあちゃんやお母さんが「これ、学校に持って行きなっせ!」と言って、持たせてくれたものだったでしょう。花屋で買ったものではなく、庭先に咲いていた花々を持たせてくれていました。おかげで、昔の学校は、そうした人の思いが込められた花々に包まれて、潤いある学校生活を送ることができていたと感じます。

 いつの頃からでしょうか、そうした文化がなくなってきたのは。核家族化や住宅事情等、様々な要因があるかと思いますが、失いたくない日本の学校風景そして文化だと思います。下の写真は、昨年度のもので、数ある記録写真の中でも大好きな1枚です。こんなにもすてきな子どもが育っているのです。

 「花育」という言葉があります。花育とは、花や緑に親しみ育てる機会をとおして、やさしさや美しさを感じる気持ちを育む体験学習です。花や緑を 「大切なもの」「愛おしいもの」「かわいいもの」と思う気持ちを育む花育は、季節を感じ、色や香りから視覚や嗅覚を養い、花という生命を感じ命の大切さや存在する意味を学びます。そして、自分や友達を大切にする心につながるのです。

 だからこそ、この南小の教室や校舎を花でいっぱいにしたいのです。教卓の上や廊下のいたる所に、家庭や地域から寄せられた善意の花々が飾られている、潤いに満ちた学校にしたいのです。そうして、子どもたちが大人になったとき、『学校にはいつも花が飾られていたなぁ』『小さい頃、よく新聞紙にくるんだ花を学校に持って行っていたなぁ。』という思い出を振り返られるようにしたいのです。

 花は形も、色も、大きさも、香りも様々です。その一つ一つが、それぞれの美しさで光り輝き、愛おしい存在です。

 それは、子どもたちも同じです。どんな子だって、個性に輝き、みんなみんな愛おしい存在です。体が大きな子、小さな子。勉強が得意な子、勉強は苦手だけど人にやさしい子。活発に活動する子、おとなしくじっくり考える子。恥ずかしがり屋な子、いつも堂々としている子。あわてんぼうな子、のんびりやさんな子。

そのどれもが、素敵な個性であり、愛おしい。SMAPの「世界に一つだけの花」でも、「もともと特別なOnlyOne」と歌われています。花は、私たちの日常の中で、そうした大事なことを教えてくれる大切な存在です。

そこで、お願いです。庭先や道ばたに咲いている花を、子どもたちに持たせていただけませんか?学校に寄せていただけませんか? 南小の保護者及び地域の方々のお力をお貸しください。すぐにでも、来週にでも、花が届くといいなと思いながらお待ちしております。あわせて、ご自宅に眠っている使わない花瓶や一輪挿し、それに代わる物がございましたら、

学校用としていただけたら幸いです。

お願いばかりで申し訳ございませんが、どうぞよろしく

お願いいたします。

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守られ、愛されていることの幸せ

 本校の玄関には、いつもきれいな花が絶えることがありません。校長室も潤いある空間になっています。これは、近くにお住まいの二ノ文スエ子様が、いつも学校に届けてくださるお花です。毎日、毎日、この美しい花が、子どもたちや来客の方々、そして職員を迎えてくれます。このような潤いある環境を提供していただいている二ノ文様に深く感謝申し上げます。

キリスト教の行事のひとつである花の日は、「6月の第2日曜日」です。花の日とは、花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを感謝する日だそうです。

宗教に関係なく、この学校が、地域の方々から守られ、愛されていることをつくづく感じる毎日であり、その中で暮らし、教育に取り組むことができる幸せに、感謝の思いでいっぱいです。

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芋の苗植え~学年の枠を越えて~

 グリーンパーク(今年度も曲手の森田秀久様が「子どもたちのために」と無償で土地を貸してくださっています。)で芋の苗植えを行いました。苗植えが実現できるまでずっと、PTA会長である東様が畝づくり、肥料まき、マルチ張り、植え方の指導等のお世話をしてくださいました。

 苗植えは、2年生と5年生、1年生と6年生、3年生と4年生と、学年の枠を越えて一緒に植えていきました。小規模校ならではの取組です。下学年の様子を見守る高学年のあたたかい眼差し、表情。全くの抵抗感や緊張感なく、屈託のない笑顔をお兄さん・お姉さんに見せる1・2年生の姿。こうした子どもたちの姿そして体験の場を支えていただいていることに、感謝の念しかございません。

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ロアッソ君がやってきた!~1年生へ下敷き贈呈~

 4月中旬のことですが、1年生教室にロアッソ君がやってきました。昨年度は、サッカーボールをいただき、子どもたちは今でも楽しそうに使っていますが、今回は、1年生全員に下敷きをプレゼントしていただきました。

 突然現れたロアッソ君に1年生は大喜び。ロアッソ君とタッチしたり、抱き着いたりして、下敷きをもらって、とても嬉しそうにしていました。

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縦割り班の活動による「つながり」推進

 南小の良さの一つに、学年を超えた仲の良さがあります。学年の枠を超えて、共に動き、共に遊ぶ・・・そんな時間が創り出すものは、目には見えないけど、実はしっかりとした結び目ができていきます。

 自分たちで話し合って、自分たちで決めて、自分たちで動く。互いを大切にしながら活動する。

そこに、価値があるのです。

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委員長任命式 ~ 学び、考え、行動する南っ子をめざして ~

 委員長の任命式を行いました。これは、今年度の学校教育目標「学び、考え、行動する南っ子」を具現化するための第一歩の取組です。教育活動の中で、「特別活動の活性化」に取り組みます。

 学校便り第1号でも「主体性」についてお伝えしましたが、本校の子どもたちは委員会活動を一生懸命に頑張ります。自主性も芽生えてきています。しかし、大人が敷いたレールの上を動いている域から抜け出せていない面があるのです。だからこそ、自分で考え、工夫し、動く力まで高めていきたいと願っています。現状を見つめ、課題解決に向けて自らの思考と判断により工夫し、動き、解決する力を高めていきたいのです。

 ですから、これまで以上に自覚と意識を高めてほしいと願い、任命式を執り行いました。これからの活躍ぶりを楽しみにしています。

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