本校の玄関には、いつもきれいな花が絶えることがありません。これは、近くにお住まいの二ノ文様が、いつも学校に届けてくださるお花です。毎日、毎日、この美しい花が、子どもたちや来客の方々、そして職員を迎えてくれます。このような潤いある環境を提供していただいている二ノ文様に深く感謝申し上げます。
キリスト教の行事のひとつである花の日は、「6月の第2日曜日」です。花の日とは、花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを感謝する日だそうです。
宗教に関係なく、この学校が、地域の方々から守られ、愛されていることをつくづく感じる毎日であり、その中で暮らし、教育に取り組むことができる幸せに、感謝の思いでいっぱいです。
グリーンパークで芋の苗植えを行いました。苗植えが実現できるまでずっと、保護者である東様が畝づくり、肥料まき、マルチ張り、植え方の指導等のお世話をしてくださいました。
苗植えは、2年生と5年生、1年生と6年生と、学年の枠を越えて一緒に植えていきました。小規模校ならではの取組です。下学年の様子を見守る高学年のあたたかい眼差し、表情。全くの抵抗感や緊張感なく、屈託のない笑顔をお兄さん・お姉さんに見せる1・2年生の姿。こうした子どもたちの姿そして体験の場を支えていただいていることに、感謝の念しかございません。
4年生が、毎年恒例のゴーヤの苗を植えました。ゴーヤカーテンを作るという、自分たちにできる環境を守る具体的な取組です。こうした体験による学びは地域学校協働活動によるものです。この活動も多くの方々に支えていただいています。苗を提供していただいている紫藤様、植え方の指導をしてくださる南部町民センターの冨永センター長、地域と学校を結ぶ地域学校協働活動推進員の内田様。たくさんの方々に見守られて、4年生は苗を大切そうに両手で持って、丁寧に植えていました。
4年生は毎日ゴーヤの成長を観察し、水をやり、嬉しそうに育てています。4年生、そして、活動を支えてくださって
いる方々の思いを受けて、天まで届くようにすくすくと育ってほしいものです。
5月31日(金)の朝、環境委員会による児童集会を実施しました。音楽室に集まった全児童の前に現れたのは、環境委員会ならぬ「環境ボランティア隊エコレンジャー」でした。節電・節水や分別、ペットボトルのキャップ集め等の活動は何のために行うのか、活動の結果として生み出されたお金は、どこで、どのように活用されているのか、環境ISO宣言に係る多くの内容について寸劇やクイズ形式で、具体的でわかりやすい説明をしてくれました。
本校では「対話・交流」を大事な柱としていますので、その発表を受けて、自分たちが感じた感想を交流しました。「集めたキャップが外国のこどもたちのワクチンに使われているとを知ったから、頑張って行動していきたい。」といった、一人一人が心に感じたことを発表し合った有意義な時間でした。
5月28日(火)の11:20~13:00に、本年度最初の学校運営協議会を実施しました。今年は、8人の委員の皆様にお願いし、学校運営についてご意見をいただきます。早速、学校教育目標「あいさつ 笑顔 思いやり すすんで学ぶ南っ子」の「あいさつ」について、「環境・あいさつ班をつくって学校運営協議会委員持ち回りで担当したらどうか。」「家庭内でのあいさつの様子も知りたい。」「地域全体であいさつを広げていこう。」など貴重なご意見をたくさんいただきました。学校としても、まずはオープンスクール、授業参観などにたくさん足を運んでいただけるように働きかけていきます。本校では、この会を通称「南ba小会(なんばしょうかい)」と言います。まさに、その名のとおり、子ども達の育ちのために、何をしていくかを具体的に考える貴重な会になりました。委員の皆様、どうぞ、これからもよろしくお願いします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森田 富士夫
運用担当者 教諭 小嶌 幸陽