コロナ禍を経て、ついに復活した「鼻ぐり井手祭」。直前には、6年生がインフルエンザで学級閉鎖になるという状況に見舞われましたが、何とか当日を迎え、多くの子供たちが役割を持って参加できました。本校からは、「馬場楠の獅子舞」「鼻ぐり井手劇」「鼻ぐり井手子どもガイド」で子供たちがお祭りに参加しました。ガイド活動は、これまでコロナ禍の影響で本番を経験した子供たちがおらず、ずいぶん心配しましたが、養成講座の先生方のサポートを受けながら、保護者や地域の方々を中心に温かく応援していただきました。3、4年生は劇を披露しただけではなく、来年度のガイド活動に向けて、5・6年生の様子を見ながら学ぶこともできました。次へ向けた心構えができたことと思います。私は、事前に、祭りの実行委員会に参加させていただいたのですが、参加する度に地域の方々の校区への深い愛情を感じ、身が引き締まる思いでした。地域の学校として、この愛情、思いをしっかり受け止めながら教育活動を進めていかなければならないと改めて感じたところでした。なお、実行委員会の皆様方には、学校に対し様々なご配慮をいただきました。誠にありがとうございました。近い将来に、この祭りを担ってくれる人材が本校から育ってほしいと心から願っています。
6月5日(月)に、「人権の花運動伝達式」を実施して、早いもので6ヶ月近くが過ぎようとしています。護川小学校から渡された「命のバトン」であるマリーゴールドの種。人権委員会が中心となって、縦割り班も活用しながらお世話をしてきました。途中、花の元気がなくなって心配したこともありました。ここで、子供たちは、命を育むことの喜びと同時に難しさも感じたのではないでしょうか。今回も前回と同様、人権擁護委員協議会、町人権教育・啓発課から担当の方々においでいただき(人KENまもるくんも!)、感謝状を頂戴しました。児童からは、「花を育てるのは難しかったけど、花が咲いたら嬉しかった。花に向き合った気持ちを人との関わりにも生かしたい」などの感想が聞かれました。このあと、次の学校へ種を引き継ぎます。今年子供たちが育んだ思いが、次の学校でも大きく花開けばいいなと思います。
今年で2回目となった給食試食会。今回は全学年の保護者にご案内をし、12名の方々から申込みをいただきました(当日は9名出席)。本校、そして菊陽町の給食のすばらしさ、また、食育の大切さをお伝えするために16日(木)に実施したのですが、いかがだったでしょうか。試食会当日のメニューは「キムチご飯、きのこ汁、いわしのおかか煮、さといもサラダ」。(とてもおいしそうですよね!)まず、学校給食の歴史や毎日の作業内容等について担当から詳しく説明しました。その後、実際に給食準備の体験をしていただき試食タイム。あちこちから、「おいしい!」というお声が聞こえました。次に、教室で子供たちの準備や食事の様子を見学しました。アンケートには、次のような感想をいただきました。「給食があることにまず感謝しております。子供たちも好き嫌いはあると思いますが、給食を作ってくださる先生方、また、お米や野菜などの食材を提供してくれる方々に感謝して食べてほしいと思います。本日はおいしい給食をありがとうございました。また来年も参加します。」他にもたくさんのありがたい声を頂戴しました。これらのお声を励みにして、今後も食育の充実に取り組んでいきます。
菊陽町幼・保等、小・中連携推進協議会では、毎年、下記の目的で「菊陽町食育の日」を設定しています。
①食に関心を持ち、感謝する心を育てる。②家族とのコミュニケーションの場づくりとする。③食事作りの喜びを味わい、家族や教師から認めてもらうことで、自信につなげていく。
昨年度も書いたのですが、私は今年の食育の日をとても楽しみにしていました。持参したおにぎりを食べる子供たちの姿がとても楽しそうだからです。教室をまわってみると、今年も様々なおにぎりがたくさん!見ているだけで楽しくなります。尋ねてみると、ほとんどの子供が「自分で作った」「お母さんと一緒に作った」など、実際に、おにぎり作りにチャレンジしていました。子供たちの満足そうな顔を見ていると、「食って大切だな」と改めて思います。ご協力頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました!
12日(日)、3・4年生の子供たちは熊本テルサで劇の本番を迎えました。少し緊張した様子でしたが、早くから練習を重ね、ブラッシュアップしてきた劇。あとは堂々と表現するしかありません!当日は大会のオープニングで登場しました。たくさんの保護者の方々の応援もいただき、子供たちは精一杯の演技をしてくれました。多くの方々が見守る中、いつもどおり落ち着いて、大きな声で演じることができました。関係者の皆さんから、「感動しました」との感想をいただきました。また、当の本人たちは、私が見ても心から満足している様子。「やりきった!」という自信がうかがえました。今回のような大舞台はこれで最後かもしれませんが、本人たちにとって、とても良い経験になったと思います。そして、19日(日)には、鼻ぐり井手祭で第2弾の披露が待っています。テルサでの出来に負けないよう、精一杯やってくれると思います!ぜひ、たくさんの皆様に見ていただきたいです!なお、今回の出演にあたっては、保護者の皆様のご協力誠にありがとうございました。19日も何卒よろしくお願いいたします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森田 富士夫
運用担当者 教諭 小嶌 幸陽