校長室ブログ
10月27日(月)~10月31日(金)
10月30日(木)
4年生が町の指定文化財である「鼻ぐり井出(正式名称:馬場楠井手の鼻ぐり)」の見学を行いました。社会科の学習の一つとして例年6~7月ごろに行っています。今年は猛暑が続き、熱中症の心配があったことから延期していました。「鼻ぐり井出」とは、田畑に水を送るための水路で、加藤清正公が熊本を治めていた慶長13年(1608)ごろに作られたと伝えられています。当時の技術を駆使し、水底に溜まる土砂を流すための仕掛けが作られているということを案内ガイドの方から教えてもらいました。子どもたちと一緒に見学していると、「校長先生、あんなところにごみがあります」と教えてくれました。上流から流れてきたのか、ごみがたまっているところがありました。「何だか悲しいね」と返すと、近くにいた子たちみんなが頷いていました。ふるさとの文化財について学ぶとともに、身近な環境についても考える良い機会となりました。
10月29日(水) 自分の歯を大切に!
歯科衛生士会菊池郡市支部の歯科衛生士の方を講師としてお迎えし、4年生を対象に歯みがき教室を行いました。例年実施している取組ですが、自分の歯の様子を知り、適切な歯みがきの方法を理解することで、むし歯や歯周病を防ぎ、自分の歯を大切にする力を身に付けることを目的に実施しています。子どもたちも食後に歯みがきをしていますが、磨き残しからむし歯になってしまうケースも少なくありません。どんなところにプラークの磨き残しがあり、どんなことに注意しながら歯みがきをすればよいかを考える機会となりました。
保健だよりでも随時お知らせしていますが、むし歯の治療率は現在6割弱です。歯みがきで新たなむし歯を防ぐとともに、むし歯もしっかり治療して健康な歯を保てるよう、学校でも指導していきたいと思います。
10月28日(火) 自分にできる事は・・・
6年生の修学旅行も近づき、総合的な学習の時間を使った平和学習も進んできました。本日は、菊池飛行場ミュージアムの館長を講師としてお迎えし、戦争時の様子や特攻隊、原子爆弾のことなどについて話を聞き、平和の大切さや今の自分にできる事などを考えを深める時間を設けました。講師が時折質問されることに対して、グループで協議したり、考えや感想を発表したりしながら、学びを深めていかれました。特に、「自分だったら・・・」という問いから、子どもたち一人一人が自分事として捉えながら考えられたようでした。積極的に挙手しながら発言する子もいて、6年生の成長を感じました。また、修学旅行でフィールドワークや語り部の方の話を聞きながら、共に学べることが楽しみになりました。一連の平和学習を通して、一人一人が平和な社会の創り手となってくれることを心から期待しています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 梶原 圭一
運営担当者 情報教育担当