校長室ブログ
6月2日(月)~6月6日(金)
6月6日(金) 引き渡し訓練 お世話になりました
本日、非常時に保護者の方々にお子様を安全に、確実に引き渡すことを想定した引き渡し訓練を行いました。平日の午後の実施でしたが、たくさんの保護者の方々に参加していただき、ありがとうございました。大雨や台風等、自然災害が心配される季節となりました。近年、自然災害の規模が大きくなってきていることを心配しています。そのような不測の事態に備えておくことも重要なことと考えています。今回の引き渡し訓練を通して、先生方と改善できる部分について意見交換しました。また、子どもたちにも、引き渡し訓練の意義をしっかりと伝えていきたいと思います。
6月4日(水) はみがきをして ピカピカのはになろう
養護の先生を目指されている方が、本校で教育実習を行われています。その先生が1年生で学級活動の授業を行われるということで、参観させてもらいました。「はみがきをして ピカピカのはになろう」というねらいで、歯磨きの大切さについて、子どもたちに分かりやすく指導を行われていました。「なぜ歯磨きをするの?」と問われると、子どもたちからは、「むし歯にならないように」や「歯が痛くならないように」といった意見が返ってきました。食後の歯磨きがなぜ大切なのかを、具体的に絵や写真、模型などを提示しながら伝えられ、子どもたちも興味をもって聞いていました。実際に鏡を使って自分の歯を観察しながら、「黄色いところがあった」とブラッシングの必要な部分を見つけているようでした。この授業を通して、子どもたちが歯の健康に関心をもち、丁寧に歯磨きをしていってくれることを期待しています。
6月3日(火) 回った!
校内を回っていると、4年生教室で理科の授業が行われていました。電池のはたらきの学習で、乾電池の向きを変えると、電流の向きが変わるかを調べる学習でした。市販のキットを使い、モーターに付けたプロペラの回転で電気が流れているかを確かめ、検流計の針の向きを調べる実験でした。あるグループのところに子どもたちが集まっているので見てみると、プロペラが回らずに困っていました。理科を教えていた頃を思い出し、「校長先生に貸してごらん」と修正をしてみました。ところが、電流の流れを確認してもなかなか回りません。「電池がなくなりましたか?」「壊れていませんか?」「検流計がおかしくないですか?」と、グループの子どもたちが心配して声をかけてきます。その様子を見て、理科を教えている先生が見られ、「導線が真ん中に巻いていないと、回らないようです」と2か所ほど巻き直しを行われました。そうすると、見事にプロペラが回り、実験ができました。子どもたちの「回った!」と喜ぶ姿が印象的でした。力にはなれませんでしたが、子どもたちの笑顔が見られてホッとしました。
6月2日(月) 「分かった」と言えるまで…
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、算数の授業を行っている学級がありました。わり算の筆算で、導いた商が正しいかを確かめる式を考えているようでした。確かめる方法としては、「商×わる数+あまり=わられる数」となりますが、なぜそのような式になるのか納得できない子がいたようです。先生が、「みんなが納得できるように説明できる人はいませんか」と、学級全体に問いかけられていました。計算そのものはできても、相手に伝わるように説明することは難しいことです。しかし、その中で学級全体の理解がさらに深まっていきます。そのような意味からも、とても大切な問いかけであると感じた時間でした。
5月27日(火)~5月30日(金)
5月29日(木) 目が痛い…
6年生が家庭科の調理を行うということで、その様子を見せてもらいました。本年度も地域のボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの調理のサポートをしていただきました。野菜炒めを作りますが、ニンジンやピーマンを切っている様子を見ると、ケガをしないかとドキドキします。中には家庭でのお手伝いをしているのか、慣れた様子を見せる子もいました。「目が痛い…」と、目を押さえている子が何人もいました。玉ねぎを切って、目にしみたそうです。これもよい経験だと思います。
「校長先生も一緒に食べましょう」とお誘いを受けたので、子どもたちと一緒に家庭科室でいただきました。ピーマンが苦手な子もいて、必死に食べている光景も見られました。「味はどうですか?」と聞いてくる子もいましたが、本当においしかったです。
5月28日(水) 災害からわたしたちを守る政治
本日、6年生で社会科の授業公開がありました。「災害からわたしたちを守る政治」という単元で、東日本大震災を受けて釜石市で作成された「釜石市復興まちづくり基本計画 - スクラムかまいし復興プラン」や教科書の資料等をもとに、市はどのようなまちづくりを行っていったのかを考える学習でした。子どもたちは、「市民が安全に暮らせるまちづくり」や「元に戻すだけでなく、よりよくするためのまちづくり」といった意見を考えていました。その中で、ラグビーのワールドカップ日本大会の誘致について授業者が触れ、話し合う時間が作られました。驚いたのは、子どもたちがタブレット端末の学習支援ソフトを上手に活用し、意見を交流している姿でした。以前は紙に書いたものやホワイトボードに書いたものを黒板に貼って共有していたものが、今はタブレットで友だちの意見をもとに考えを変更したり、自分の立場を変えたりと、楽しみながら学習を進めることができていることに、時代の変化を感じました。子どもたちに負けないように、私自身を学ばなければならないと、改めて感じた授業でした。
5月27日(火) 運動会を終えて・・・
土曜日に予定していた運動会は、日曜日に順延しましたが、無事に終了することができました。子どもたちが全力で取り組む姿は、まさに本校の学校教育目標にもある「光かがやく中部っ子」であり、心から感動しました。
本日は、給食の時間を使い、オンラインで解団式が行われました。それぞれの応援団長が、運動会の感想と格段のみんなへ感謝の気持ちを伝えていました。各団のリーダーとして、練習中は思うように進まないこともあったと思います。しかし、2人の言葉を聞きながら、この経験を通して、大きく成長してくれたことを感じ、大変頼もしく思いました。
教室を回っていると、運動会の振り返りを行っている学年がありました。運動会の感想や思いを友だちに伝え合う温かい様子が見られ、とても微笑ましく感じました。また、他学年の表現を改めて見ながら、一緒に踊っている様子に感動しました。
運動会という大きな行事は終わりましたが、ここで頑張った気持ちを、今後の学校生活に生かしていってくれることを願っています。たくさんの感動をくれた中部小の子どもたちに、改めて「ありがとう」を伝えたいと思います。
5月19日(月)~5月22日(金)
5月23日(金) 感動しました!
朝からいつもの場所で子どもたちを迎えている時の出来事です。1年生の子が2人の中学生に連れられてやってきました。いつも一緒に子どもたちを迎えてくれている先生が理由を聞くと、中学校の前で泣いていた1年生を見かけて、歩いて連れてきてくれたとのことでした。その1年生は、いつも一緒に登校していた子がいなくて、どうしてよいか分からず、泣いていたそうです。その姿を見た中学生がわざわざ近寄って声をかけ、話を聞いながら励ましてくれたおかげで、1年生の子は安心して登校できたようです。この中学生(一人は自転車)は、中学校の目の前まで登校していたにもかかわらず、目の前の困っている子のために遠回りをしてでも送ってくれました。それだけでなく、小学校の前まで来たときは、1年生の顔の高さまで座り、ハイタッチをして元気づけてくれていました。その優しい心遣いに、心から感謝するとともに、感動しました。中学3年生の生徒でしたが、本校の卒業生だそうです。本校の卒業生を誇りに感じた1日でした。
5月22日(木) 天気を願う子どもたち
今週の土曜日に運動会を予定しています。どの学年の子どもたちも練習を頑張っており、応援団の練習も気合が入っています。教室を回っていると、色々な場所でてるてる坊主を見かけました。6年生教室前には、ひときわ大きいてるてる坊主も出現しました。(名前は「てるぽ」というらしいです)また、教室前に子どもたち一人一人が運動会の目標を書いたカードも飾られています。「きれきれの踊りをする」「かけっこをがんばる」など、どれほど子どもたちが運動会を楽しみにしているかが伝わってきます。しかし、土曜日は雨が降るという予報が出ています。土曜日に運動会を計画している小学校が大変たくさんあり、どの学校も判断に悩んでいることと思います。自然を相手に考えているため難しいところもありますが、晴れの天気を願う子どもたちの思いが通じてほしいと願うばかりです。
5月19日(月) なつかしく感じました
校内を回っていると、理科室の前でインゲンマメの発芽の条件を継続的に調べる実験過程の様子を見かけました。以前、理科の専科教員をしていた時期がありましたが、その時のことが思い出されて、とても懐かしく感じました。理科の学習は、自然を相手に準備していきますので、思うような実験結果が得られないときもあり、当時の子どもたちに申し訳なく思ったこともありました。それでも、子どもたちに理科の学習を好きになってほしいと思い、夜遅くまで理科室にこもってあれこれ準備したり、予備実験をしたりしていた時のことを思い出しました。本校の子どもたちにも、自然や科学の世界をしっかり楽しんでほしいと思います。
5月12日(月)~5月16日(金)
5月16日(金) 本当にうれしいです!
授業中の子どもたちの様子を見て回っていると、1年生が生活科の学習に取り組んでいました。2年生と一緒に行った「学校たんけん」を振り返っての学習だったようです。教室の前を通ると、「校長先生を描いています」という声が聞こえてきました。教室に入って見せてもらうと、たくさんの子が絵を描いてくれていました。学校たんけんで校長室を訪れた時間は短かったのですが、一生懸命絵を描いてくれていたことに感動しました。おそらく担任の先生方が上手に話をしてくださったからでしょう。本当にうれしいひと時でした。
5月14日(水) 運動会への機運が高まってきました
各学年で運動会の練習が本格的に始まり、子どもたちがかけっこや表現、団体競技などの練習を頑張っている様子が見られます。短い練習期間ではありますが、見てくださる方々にかっこいい姿を見せるために、入退場の手順や振り付けを集中して覚えてくれているようです。運動会当日が楽しみです。
そのような中、給食の時間を使って、オンラインを使って応援団長から運動会への意気込みが語られました。赤団、白団の対抗戦となりますが、両団長ともに気合が入っていて、力強く勝利への決意が述べられました。このような様子を見ると、運動会への機運がどんどん高まっていることを感じます。
一人一人が主役の運動会づくりを目指しています。子どもたちがそれぞれの競技の中で輝く姿を、しっかりと見守り、応援していきたいと思います。
5月13日(火) 地震避難訓練を行いました
様々な災害等に備えて、1年間に何度かの避難訓練を計画していますが、本日は地震避難訓練を行いました。熊本地震の発災から9年が経ちました。各地で起こっている地震の情報を見聞きすると、当時の記憶が蘇ってきます。そのたびに、自分自身の防災への意識を高めなければならないと思います。しかし、本校の子どもたちの大半は、熊本地震のことを知らない、または記憶にない子どもたちです。だからこそ、しっかり語り継いでいく必要性を感じています。
運動場に避難した子どもたちに向けては、災害はいつ起こるかわからないこと、自分で考えながら行動する力を身に付けていくことの大切さを伝えました。
5月7日(水)~5月9日(金)
5月8日(木) 児童会が動き出しています
本日、各教室をオンラインでつないだ児童集会が行われました。委員会からの発表を見ていると、一人一人がしっかりと声を出しながら呼びかけていて、児童会活動が本格的に動き出していることが感じられました。今回は5月24日(土)に実施する運動会に向けて、テーマの紹介などが行われました。今年の運動会のテーマは、「1人1人が主役になって全力で楽しめる運動会にしよう!優勝をつかみとれ!」と決まったようです。この紹介を受けて、810人の子どもたちが、運動会に向けて動き出すことになります。運動会の練習を通して、子どもたちがどんな成長を見せてくれるのか楽しみです。日頃の生活の中でも、各委員会の子どもたちが責任をもって行動してくれている場面を見かけます。子どもたちとともに、「みんなの学校」づくりに取り組んでいきたいと思います。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 梶原 圭一
運営担当者 情報教育担当