せせらぎの人(学校生活)

2020年2月の記事一覧

春近し

 暖かな日差しが続き、このまま春に・・・と思っていましたが、少しばかり肌寒く感じる日が続いています。
 しかし、校内に目を向けると、生命が芽生える春の気配を感じさせてくれるものをあちらこちらに見ることができます。春がどんどん近づいていることを感じます。さあ、今日も頑張ろうという気持ちが溢れてきます。

保・小・中なかよし駅伝大会

 2月21日(金)にインフルエンザ流行のために延期になっていた、なかよし駅伝大会が開催されました。鹿北町在住の保育園年長児、小・中学生が一堂に会する大会で、鹿北小学校創立から続く名物行事です。今回が7回目、今年は準備から実施に至るまで児童会・生徒会が中心となり運営しました。

 2月とは思えぬ暖かい日差しの中、保育園児、小学生、中学生が仲良く手をつなぎ走り続けました。結果はどうあれ、それぞれの園や学校の垣根を越えて親睦を深めることができたようです。

 多くの保護者、地域の皆様、応援ありがとうございました。

「おいしかったです!」

 「3年生です。ごちそうさまでした。」

給食を終え、係の子どもたちが給食室前に一列に並び、中で作業をしている職員に向かってお礼を述べます。ここまでは、自校給食の学校では見かける光景かもしれません。

 しかし、本校の子どもたちはそこからが違います。一斉でのあいさつの後、返却口まで近づくと、

「おいしかったです。」

「とってもおいしかったです。また作ってください。」

「ぼくは、ぜ~んぶおいしかったです。」

キラキラ輝く笑顔を添えて、それぞれにお礼を述べていくのです。時には、当番ではない子まで通りすがりに返却口に頭を突っ込んであいさつしていきます。

 教職生活31年目にして初めて目にする光景でした。そんな子どもたちの影響を受けて、私は人として少し成長できたように思います。外食して、会計を済ませた後、

「ごちそうさまでした。おいしかったです。」

と言うようになりました。最初は気恥ずかしかったのですが、お店の方の嬉しそうな表情を見ていると、いつの間にか習慣化しました。今では、コンビニやスーパーマーケットなどで会計を済ませると「ありがとうございました」と自然に言えるようになりました。

 これまでの私は、「自分は客だ」というおごり高ぶった思いで、お店の人と接してきたのでしょう。そんな自分を改めさせてくれたのが、上述した本校の子ども達のお礼のあいさつです。

 無垢な子ども達の笑顔や言葉で、私たち大人は救われることがたびたびあります。その一つとして「いつでも、どこでも、だれにでも、笑顔であいさつできる子ども」たちを育てていきたいものです。

 そのためには、学校だけでなく、保護者の皆様や地域の皆様の協力が必要です。地域をあげて子ども達を育てていきましょう。

バス 森へ行こう!!

 3年生が、鹿北町の森林の様子を観察し、自然への興味・関心を高め、郷土を愛する心を育むため、「株式会社ゆうき」さんに協力いただき、総合的な学習の時間に「森林学習」を行いました。 

 森に入ると、樹齢100年を超える杉の女王「あや杉」が迎えてくれました。圧倒的な存在感です。五感を使って、森に学びました。

 散策の途中、森の生き物や森の役割について、楽しくそして分かりやすく説明していただきました。「多くの生き物が暮らしている」「空気や水を作っている」等々、森のすごさや素晴らしさを次々に答える子どもたち。さすが、鹿北で暮らす子どもたちです。

 そして、最後は、「ピエロック一座」ピエロックさんによる操り人形劇を見せていただきました。軽快なリズム、音楽と語り口、命を吹き込まれた人形たちと楽しいひと時を過ごすことができました。

 

 

雪の朝

 今季最大級の寒波が押し寄せてきた今日(18日)、野山や畑がうっすら雪化粧、寒さ厳しい朝を迎えました。

 子ども達の登校は大丈夫か心配していましたが、それも取り越し苦労に終わったようです。半袖、半ズボンで登校する子、おなかの底から元気よくあいさつしてくれる子、いつも以上に元気です。

 朝の活動の時間を使ったランニングタイムでは、みんな息を切らして走り続けました。やっぱりここにも、半そで、短パンの子ども達がちらほら・・・。

 寒さに負けない、たくましい子ども達が育っています。

児童集会

 2月14日(金)の朝の活動の時間を使って、児童集会を開催しました。今回は、来年度委員会委員長(委員長1人が欠席のため、副委員長が代理)6人が、委員会の目標と目標達成のための具体的実践事項を発表しました。

 どの委員長(副委員長)も実に堂々とした発表で、その意欲と委員会運営に対する強い意志を感じました。

 その後、質疑応答の時間が設けられ、「他の学年の人たちとも一緒に遊びたい」「図書室の本を増やしてほしい」などの要望が出されました。また、6年生から「自分たちが築き上げた伝統を引き継ぎ、さらに新しい活動を展開してほしい」とのエールが贈られました。

 自分たちの学校は、自分たちで運営していくという自治意識が強く感じられた集会となり、子ども達の確かな成長が感じられました。

笑う 『心とこころ』ハートフルショップ

 特別支援学級の子どもたちが『ハートフルショップを開こう』の学習に取り組みました。ハートフルショップでは、「心のとも運動」として鉛筆、消しゴム等の販売を行いました。
 当日まで、袋詰めやお礼の品等の準備を進め、当日は、各教科で学んだことを活用し、友達と協力して一人一人が自分の仕事に責任をもって一生懸命活動することができました。

鹿北町文化祭

 2月2日(日)に、山鹿市鹿北文化協会主催による文化祭が、鹿北老人福祉センターで開催されました。

 本校からも21人(当日発熱のため1人欠席)の有志が、「しあわせ運べるように」と「パプリカ」の2曲を手話付きで披露してくれました。

 例年、4年生が神楽の発表をしていたのですが、子どもたち自身が「日頃お世話になっている鹿北町に、何か恩返しができることはないか」と考え、来年度の児童会執行部が中心となり、参加者を募り、発表内容を決め、昼休みに練習を続け、今回の発表となりました。

 曲の合間には、手話を覚えていただくために、参観者の皆さんと練習する時間が設けられました。子ども達に促され、一生懸命手話を覚えようとされる参観者・・・。なんとも言えぬほのぼのとしたムードに包まれました。

 そして、子ども達の歌に合わせて参観者の手話も加わり、会場が一体となる発表となりました。目頭を押さえながら参加しておられる方も見受けられました。

 子ども達の思いがしっかりと届けられたひと時となったようです。

 

 

 

 

クラブ活動楽しみです

 4年生以上はクラブ活動が実施されます。各自が興味・関心を持った活動を選択し参加しています。異年齢集団の交流を深めながら、楽しんで活動する姿が見られます。
 今日は、3年生がクラブ活動の見学を行いましたが、3年生も興味津々、楽しみながら参観していました。来年度は、どんなクラブ活動になるか楽しみです。

鹿北町駅伝大会

 2月2日(日)に、鹿北町駅伝大会が開催されました。町内各地区の代表チームと各種団体チームの14チームが参加。本校も鹿北中学校との合同チームで参加して、どうにか9位でゴールしました。

 参加された皆さん、応援の皆さん、お疲れさまでした。また、主催者として準備から当日の運営にあたられたスタッフの皆さん、お世話になりました。

 なお、小学生区間では、6年生の渡辺君が区間賞を獲得しました。

全校集会

 1月31日(金)の朝の活動の時間に全校集会を開催しました。まずはじめに、「小さな親切」・「家庭の日」作文コンクールと「ごはん・お米と私」作文コンクール入賞者の表彰を行いました。受賞者は、みな一様に喜びの笑顔を見せていました。

 つぎは校長講話。グラウンドの桜のつぼみにたとえて、もうすぐやってくる春を迎えるための準備の大切さを伝える内容でした。どの子たちも真剣に聞き入っていました。