せせらぎの人(学校生活)

2021年12月の記事一覧

令和3年度2学期終業式

12月24日(金)は、2学期の終業式でした。

終業式の前には、2学期に作品展等で入賞した児童への表彰式を行いました。今回は「心のきずなを深める」ポスター・標語、山鹿市美術展、校内持久走大会、剣道の昇級認定の表彰でした。しっかり頑張った子どもたちに拍手を送りたいと思います。

終業式の中では、「2学期の振り返りと冬休みに頑張ること」を2年生、4年生、5年生、あおば学級の代表の児童が発表しました。それぞれがしっかり2学期の活動を振り返り3学期につなげていけるよう目標を発表してくれました。

校長先生からも、2学期の活動を振り返りそれぞれの学年の頑張りをしっかり誉めていただくとともに、3学期に向けて更に頑張ってほしいことを話していただきました。

鹿北小の児童全員が充実した冬休みを過ごし、3学期に更に飛躍してくれることを期待します。

修学旅行番外編

 修学旅行では、お世話になった方々に対して、子どもたちから、ささやかなプレゼントをお渡ししました。

 そのプレゼントは、タオルハンガーです。5年生が中心となり児童会で取り組んでいる「未来プロジェクト」で、奇跡のひまわりや花の種をチューブに詰めて作ったものです。5年生は連日昼休みを利用して作り続け、全児童の協力を得て、たくさんのハンガーを作り上げました。

 奇跡のひまわりとは、阪神淡路大震災で亡くなった少女の自宅に咲いたひまわりから取った種で、工前校長から受け継いだものです。大輪の花を眺めることで、「勇気」「防災」「思いやり」などの思いを持ってくださることを願って地域の皆様やお世話になっている方々などへお届けしています。

 今回、旅先でお渡しすることで、どなたにも喜んでいただき、子どもたちの思いがさらに遠くの地域にも広がったようです。

 

修学旅行16

 修学旅行も二日間の日程を終え終了しました。子どもたちにケガや体調不良もなく、元気に参加できたことが何よりでした。

 今回の修学旅行は、新型コロナウイルス感染症予防のため、2回にわたる延期を余儀なくされました。昨年も集団宿泊教室が実施できなかったことから、子どもたちにとってはどうしても実施してほしい行事であったはずです。

 12月の実施となりましたが、おかげさまで天候にも恵まれ、寒さも厳しくなく、各施設を貸し切り状態で見学することもできました。

 子どもたちは、その都度何を成すべきかを自分自身で考え、行動してくれました。しっかり学び、十二分に旅行を楽しむことができ、また一段と成長してくれたのではないかと思います。

 今回の実施に当たって、保護者の皆様には、大変ご心配をおかけいたしました。また、万全な体調管理に努めていただき、子どもたちを送り出していただいたことに感謝いたします。

修学旅行15

 最後の見学地、吉野ヶ里遺跡に行きました。国内に2つしかない国の特別史跡の1つです。

 弥生時代の終わり、卑弥呼の時代の復元建物の数々を見学しながら、当時の社会や暮らしに思いをめぐらせていたようです。中には、神のお告げを聞こうと祈りを捧げる子もいました。

修学旅行14

 修学旅行団は、佐賀県武雄市に移動し、佐賀県立宇宙科学館を訪問しました。この施設では、子どもたちが興味をそそる科学体験ができます。各班に分かれて、様々な体験を楽しんでいました。

修学旅行13

 見学の後は、いよいよお買い物タイム。5,000円のお小遣いの中から、家族や自分のために何を買ったらいいのかじっくり考え、計算しながら、買い物を楽しんでいました。中には、残金なしのピッタリに買い物ができた子もいたようです。

修学旅行12

 大浦天主堂に引き続き、グラバー園を見学しました。西洋建築の邸宅に、異国情緒を感じていたようです。邸宅のある高台からは、長崎湾を一望でき、自分たちが泊まったホテルを熱心に探していました。

 スロープを下っているとハートの形をしている敷石を発見。熱心にさすりながら、淡い恋心が叶うよう願っているようでもありました。

修学旅行11

 2日目は、まず、大浦天主堂を見学しました。浦上天主堂に続き、2つ目のカトリック教会の見学となりました。ステンドグラスの美しさに目を奪われた子も多かったようです。

修学旅行10

 修学旅行2日目。

 子どもたちは、予定の6時には全員起床し、身支度を整えると朝食会場へ。発熱や体調不良もなく元気に朝ごはんを食べていました。

 ホテルの係の方に挨拶をすると出発。行ってきます。

修学旅行9

 1日の疲れを温泉でいやしたあとは、いよいよ夕食。みんな自分のペースで、もりもり食べていました。

 その後、夜景見物をしました。76年前の出来事が嘘のように美しい眺めでした。私たちの暮らしは、父母、祖父母、曾祖父母、そして先人の努力の礎によって成り立っていることを子どもたちとともに実感しました。

 おやすみなさい。

修学旅行8

 本日最後の訪問地は、出島商館跡でした。当時の建物を復元してあり、異国情緒を楽しんでいました。外国からもたらされ、日本ではここにしか自生していない、デジマノキに興味を持ったようです。また、当時のお役人に扮した方と一緒に写真を撮らせてもらい、とても喜んでいました。

修学旅行7

 分かれて行動していた2班が、平和公園に集合しました。ここで、平和集会を開催しました。

 力強く誓いの言葉を子どもたちが述べると、他の観光客の皆さんも注目しておられました。中には、その様子を写真におさめている人もいました。

修学旅行6

 講話の後は、2班に分かれてガイドさん案内によるフィールドワークを行いました。

 「爆心地、浦上天主堂、永井博士が暮らした如己堂、多くの児童を亡くした山里小学校などをめぐったことで、教科書では学べないことをたくさん学べました。」とひなた君が感想を述べると、ガイドさんも感心しておられました。

修学旅行5

 修学旅行1日目、午後一番目の学習は、被爆された方の体験講話です。講師は八木道子さん。小学校1年生の時、爆心地から3、3 キロ離れた鳴滝町で被爆されたそうです。成人後は、小学校教員となり、以来、平和の大切さ、命の尊さを訴え続けておられます。

 最年少被爆者が、現在76歳。最後の被爆者が亡くなったとき、平和学習は終わって良いのかと子どもたちに投げかけられました。そして、平和のバトンを受け継ぎ、後輩たちに渡してほしいと訴えられました。

 子どもたちは、熱心にメモをとりながら、お話に聞き入っていました。

修学旅行4

 昼食の時間になりました。午前中の緊張した学習から少し解放されたようで、おいしい中華料理に舌つづみをうっています。職員のご飯をもらいに来る子やご飯まんが盛り三人衆も現れました。

修学旅行3

 午前中最後の見学地、国立追悼記念館を訪れました。ここには、原子爆弾でお亡くなりになった方々の名簿が納められています。

 全員で哀悼の意を表する祈りを捧げました

 

修学旅行2

 修学旅行団は、長崎に到着し、原爆資料館を見学しました。事前学習をしていたとはいえ、原子爆弾で倒壊した建物の一部や熱線で溶け、折れ曲がった金属、そして被災された方々の写真などを目の当たりにして何がしかのショックを受けたようです。皆、静かに、真剣に見学をしていました。

修学旅行1

 21日(火)いよいよ修学旅行が始まりました。子ども達全員発熱もなく、元気です。

 この旅行が、深い学びとなり、信頼の絆がより強くなる機会となることを願っています。

 それでは行ってまいります。

ベンチ修理

 子どもたちが安全な学校生活を送れるよう、学校では、遊具他、施設設備の安全点検を月1回行っています。

 その点検で、市民グラウンドに設置してある木製ベンチの不具合が見つかりました。木材を留めるねじ部と部材に隙間が生じ、ぐらぐらするというものです。

 そこで、その修理を市民センターに依頼すると、その日のうちに社会体育課の方々と対処していただきました。しかし、ねじの部分に腐食もあり、人力ではなかなか締まりません。

 すると、鹿北市民センターにお務めの立山健介さんから相談を受けた、浦方区在住の渡辺賢一さんがトラックに電動機材を積み込み、駆けつけてくださいました。

 寒い中、二人で修理をしていただいたおかげで、10台ほどのベンチが、元のように丈夫になりました。

 子どもたちのためとはいえ、ボランティアで迅速に対処してくださるその心遣いに大変感謝いたします。ありがとうございました。

交流給食始まる

 13日(月)から、鹿北小中学校の交流給食が始まりました。今回は、感染症対策のため、小中学生が一緒に食べるのではなく、小学生は中学校に、中学生は小学校に行って食べるという方法に変更となりました。

 第1回目は、4年生が中学校1年教室で、中学1年生が4年生教室で食べました。

 4年生にとっては、足が届かないほどの高い椅子と机で、中には足をぶらぶらさせながら食べている子もいました。逆に中学生は、小さな机と椅子に大変窮屈そうに食べていました。「いつか自分たちもこんな大きな椅子と机がぴったりとなる時が来るんだなあ。」「こんな椅子と机がぴったりと合う、小さい時があったんだなあ。」互いに感慨深く感じ入っていたようです。

 外に目をやるとジャガイモ畑がありました。中学校建設当初、ここは池でした。いつの頃からか、小銭が投げ込まれるようになり、合格祈願の池となりました。「あの頃、こづかいがなかったから1円玉を投げ込んだなあ。」私も中学生時代に思いをはせていたのでした。

 この交替給食は、20日(月)まで続けられます。