せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

お祝い 『冬の宝石』 熊本県立教育センター賞 受賞

 11月5日(木)熊本県科学研究物展示会(科学展)表彰式が植木文化センターにて行われ、5年生の中島さんが出品した「『冬の宝石』~しもとしも柱~パート2」が熊本県立教育センター賞を受賞しました。表彰時の返事や姿勢も凛としていて立派でした。

 今年で80回目の科学展は、子どもたちの科学に関する興味・関心を喚起し、日常生活の中での様々な体験を通して、科学する心を育成することを目的に戦前から実施されています。

 中島さんは、2年間、しもとしも柱を観察し続け、天気、気温や風速等を図や写真を交えて丁寧に記録したノートをもとに、出品研究物としてまとめあげました。 
 「不思議との出会い」「考える面白さ」「わかる達成感」科学へのチャレンジが伝わってくる作品です。 

 また、科学展及び発明工夫展における本校児童の入賞回数が25回となり、学校賞をいただきました。

星 その場でできる防災訓練

11月5日の「津波防災の日」に合わせ、『熊本シェイクアウト訓練』が実施されました。地震発生時に行う「とっさの行動」を身に付け、一人ひとりの安全確保(初動対応)と防災意識の醸成を目的としています。
 午前10時、山鹿市防災無線放送を受け、「姿勢を低くする、しゃがむ」 ⇒ 「頭や身体を守る」 ⇒ 「揺れがおさまるまで動かず待つ」を実践しました。1分間ほどの訓練でしたが、終わった後にほっとした表情を見せる子どもたちでした。

6年生鹿北太鼓スタート!

 鹿北小6年生伝統の鹿北太鼓がスタートしました。楽しみにしていた児童も多く、意欲満々で取り組んでいます。健介くんのお母さんの中満育代さんにご指導いただきながら、太鼓の叩き方や基本的なリズムなど、楽しく学ぶことができています。

 12月11日(金)の授業参観の前に、ピロティー(中庭)で発表する予定ですのでどうぞお楽しみに!

期集会

 小中一貫教育を推進している鹿北小・中学校では、義務教育9か年をⅠ期(小1~小4)、Ⅱ期(小5~中1)、Ⅲ期(中2~中3)の3期に分けて、様々な取組を行っています。その取組の一つが「期集会」です。

 30日(金)、朝の時間を活用してこの集会が行われました。

 Ⅰ期は、学校評価の児童アンケートで、自分の良いところが分からない児童が多かったことを受けて、友だちの良いところ探しをしました。背中にたんけんバックを背負い、友達の中を巡回します。そうすると友達から様々なコメントが書かれます。何を書かれているのか本人にはわかりません。最後にたんけんバックを見てみると素敵なコメントの数々。少し寒さを感じるようになった体育館が、ほんのり温かな空気に包まれました。

 Ⅱ期は、掲げられていた学級目標に対して、目標達成に向けて自分がどのような取組を行い、どんな成長があったかを出し合う活動をしました。小グループに分かれ、一人一人自分の思いを述べると、周りから温かなコメントをもらい、Ⅰ期同様温かな雰囲気に包まれました。特に中学生となった先輩からの温かいコメントが、うれしかったようです。

今日の授業

 今日の授業参観の様子を報告します。

 1年生は道徳。家族の一員として、自分にできることを発表していました。ワークシートに自分の考えを書くのも早くなり、みんなの前で立派に発表していました。

 2年生は算数。掛け算の真っ最中。6の段の暗唱を一人一人確認後、7の段づくりを行っていました。みんな、掛け算の仕組みが分かり、どんどんノートにまとめていました。

 3年生は国語。一つの食材から、どんな食べ物ができるかを説明するパンフレットを作りました。そのパンフレットを友だちと読みあい、工夫している点などを伝え合う内容でした。とても工夫された楽しいパンフレットができ上っていました。

 4年生は理科。人間の体のつくりを学んだあと、他の動物は人間と違いがあるかについて調べ、発表し合っていました。動物の特徴を捉え、面白い発想による発表が行われていました。

 5年生は道徳。物を大切にしようという内容で、一人の発表から、関連した発表がどんどん続き、深い学び合いになっていました。5年生は、発表者に全員姿勢を向け、真剣に話を聞こうとする態度も素晴らしかったです。

 6年生は国語。平安時代末から鎌倉時代初期にかかれた絵巻物「鳥獣戯画」について、画風のすぐれているところを出し合う内容でした。先生が、特製レプリカを書画カメラで映し出すと、教科書には掲載されていないたくさんの絵が登場。みんな興味深そうに眺めて感想を出し合っていました。

 あおば学級は算数。掛け算の仕組みを先生と一緒に考え、笑顔いっぱいで、楽しそうに学習を進めていました。

 そよかぜ学級は道徳。教材文をもとに、自分の将来について夢を出し合う内容でした。自分が将来、どんな職業に就きたいのか真剣に考えていました。

 

消防航空隊訓練

 27日(火)、熊本県の消防航空隊による防災救助訓練が、鹿北グラウンドで行われました。貴重な訓練が行われるということもあって、日課を調整して全校児童で見学しました。

 轟音なびかせて離着陸を繰り返すヘリコプターを見てみんな大興奮。主催者の特別な計らいで、身近にヘリコプターを見せていただき、訓練の概要やヘリコプターの機能などを説明していただきました。一番喜んでいたのは、まなと君。なんとおじさんが、隊員として参加しておられたためです。

 地域住民の生命と財産を守るため、危険な業務をいとわず頑張ってくださる隊員の皆様の雄姿を垣間見ることができ、子ども達も大変勉強になったことと思います。

窓閉め

 「彼女が毎日手伝ってくれるので、助かるんですよね。」

 校舎の戸締りは、教頭の仕事。とはいえ、窓やドアのすべてを閉めて回るのは大変なので、教室前の廊下やその他をすべての先生方に割り振り、手伝ってもらっています。

 そんな中、理科室前から音楽室を通り、6年生教室に向かう長い廊下の窓閉めを手伝ってくれるのが、りりさんです。この場所をお願いしているのが吉岡先生。それが、冒頭の言葉につながります。

 教室から離れた、しかも長く続く廊下の窓閉めをどうして思いついたのでしょう。3年生になってからずっと続けてくれているそうです。

 鹿北の子どもたちの中には、自分の良さや頑張りを自覚していない子が多いようです。アンケートの結果、111人中、24人が分からないと回答しています。

 今回のように、人知れず善行を続けている子どもたちが、鹿北小にはたくさんいます。そんな子を見つけ、その都度称賛することを学校でも家庭でも続けることが大切なようです。

全校集会

 23日(金)、朝の時間に全校集会を開催しました。校長講話の内容は、「よいところ、頑張っていることを増やそう」というものでした。

 今年度は、コロナ禍の影響で、多くの行事が中止となり、制約のある中で、子どもたちが様々な場面で前向きに頑張っているとの話がありました。

 そのあと、「自分のよいところや頑張っていることが言える人は手を挙げましょう。」という問いかけに、遠慮もあるのか挙手はまばら。「では、近くの友達によいところや頑張っているとことを教えてあげましょう。」という投げかけでしばし話し合い。その後、ほぼ全員の手が挙がりました。

 子ども達のよさや頑張りを認めていることを、本人が自覚するにいたるまで、きちんと伝えていく必要があると感じました。

 最後に、よさや頑張りが自覚でき、身につくようになるためには、その取組を毎日継続することが大切であると講話は締めくくられました。

釜炒り茶体験

10月14日(水)に4年生は、総合的な学習の時間で、釜炒り茶体験を行いました。

山鹿市茶業青年部の方々6人に来ていただき、秋の茶葉を使って、釜炒り茶を作る体験をさせていただきました。

 

茶葉を釜で炒る、もむという作業を繰り返しました。

お茶の香りを楽しみながら作業をしていました。

初めは2kgあった茶葉も、作業を繰り返すうちに、少しの量になりました。赤組と白組に分かれて体験を行いましたが、同じ工程を踏んだのに、お茶の味が違うことに子ども達は気づきました。

 お茶を生産、販売する青年部の方々の話を聞いて、さらにお茶への理解を深め、そして、「これからも鹿北のお茶を大切にしていきたい。」と感想を書いている子どももいました。

茶葉を家に持ち帰り、家族で飲んでおいしかったという感想もいただきました。

今回は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

4年生 神楽奉納に向けて

4年生は、総合的な学習の時間で、鹿北の神楽について学習を始めました。

学習の成果を披露する機会として、11月23日に、芋生神社、岩野神社で行われる神楽奉納を行います。その練習も頑張っています。

鹿北神楽保存会の川嶋さんを中心に5人のゲストティーチャーの先生方にお世話になり、練習に励んでいます。 

今年は、例年に比べ練習時間が少ないため、男子は神楽、女子は乙女の舞に分かれて練習をしています。

 

地域の伝統を受け継ぐという貴重な機会です。地域の方々のご協力に感謝し、学習を積み重ねていきます。