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学校生活2024

子育てのものさし

曇り空です。

今日は雨になる予報ですね。

夜半、雨足が強くなるかも、と天気予報で言っていましたが・・・。

ひどくならないといいですね。

6/14金曜日の児童総会の「校長の話」であいさつに触れました。今日早速それを行動に移してくれた人が結構いました。ちゃんと話を聴いていてくれてありがとう。この写真は、元気なあいさつの声が聞こえるように口元のマスキングをしませんでした(笑)。

今日の「きたちゅーぶ」に朝の正門前のあいさつ動画アップしています。

 

 

 

1年生、国語の時間にタブレット・・・。

最初のハードル高いですね、ID入力やPASS入力、パスワードは小文字でも、キーパッドには大文字表記です。1年生はそこからのスタートになります。ID入力がうまくいかず気を揉んでおられましたが、少しずつです、先生、おつかれさまです!

6年体育、水泳、マスキングオール・・・。

この姿があたりまえではない、はじめの一歩が必ずあるんです。

心を育てる、道徳の学び・・・。

飴だけじゃ心は育ちません、適度な負荷が必要です。

自分が成長した時ってどんなタイミングだったかなと考えます。

結構、壁にぶち当たって、心落ち込んだときだったのでは、と思います。

成長のタイミングって、あると思います。

理科の実験、「きたちゅーぶ」にアップしています。

漢字は大切・・・。

 

 

「おいしい給食」後、午後の授業です。

テストがんばる1年生・・・。

傘立てをここに移動することにより、子供の動線の混乱を回避する・・・。

1年、視覚的に児童と同一の提示でより具体的でわかりやすく・・・。

たくさん文字が書けるというのも成長のバロメータ・・・。

聴き方って大切・・・。

2年生、町探検地図上手ですね・・・。

人権評語を紹介・・・。

人権評語を紹介・・・。

3年道徳・・・。

 

 

 

今日のタイトル「子育てのものさし」

子育てって難しいと思います。言ったようにできないこともあり、また意に反して行動してしまうこともあり、子育ての悩みは尽きないと思います。

ご家庭では、子供を褒めるとき、叱るとき、どんなことを基準にしておられますか?していいこととしてはいけないことの境界線ってどこですか?

30年以上子どもたちを見ていて思うのは、子育ての判断基準は、社会人となったとき生きて働くかそうでないか、というところだと思います。例えば、「してあげる」というシンプルなことにも、してあげた方が将来のためになるのか、してあげない方が将来のためになるのか、ということだと思います。

先日、正門前で「今日のは、送ってあげるのも違うかなと思って」と言われ、自転車で同伴された保護者の方がいらっしゃいました。すばらしい判断だと思いました。優しく手を差し伸べるのも大切だと思います。でもそれが当たり前でないことを知らせることも大切かもしれません。

子育ての瞬間はもちろん今ですが、子育ての判断基準は「今の子供の笑顔だけじゃなく、社会人となったとき生きて働くかそうでないか」という少し先のことを考えることで、子供の成長につながるいい判断ができるかもしれません。

小学校のときから、基本自分の力で移動する、が我が家の方針でした。雨で足が濡れる、靴が濡れるも大切な経験、が我が家の方針でした。ここで私の子育ての恥ずかしい話を書きます。うちの子が中1の最初の休日部活動に寝坊したという話はここに書いたことがありますが、「今日ばかりは送ってあげようかな」と私が心の中で行動を始めようとしたとき、妻は「自分の責任なんだからね、走って行きなさい!」と言い放ちました。私はその瞬間自分の甘さを反省したのですが、「送ってあげようか」と口に出す前でよかったと思ったところでした。

実はその日から親元を離れる高校3年まで6年間、うちの子は「送って」ということを口にすることはありませんでした。全部自分の力(自転車)で移動しました。10km離れたサッカー場へも、30km離れたサッカー場へも。遠方でパンクして地域の方にお世話になったこともあります(もちろんこんなときは親の出番、謝罪とお礼で足を運びましたが)。すべて含めて、うちの子の精神力を強くする、社会人となったとき生きて働く力となったと思います。あれから13年経ちますが、すべて自分で考えて判断して、楽な方にばかり動かないうちの子を見ていると、父は思うわけです。あのとき「送ろうか」と口に出さなくてよかったと。妻とよく話をします。あの子のターニングポイントはあのときだったね、と。私は「送ってあげようか」と言おうとしていたことはおくびにも出さず、「そうだね、あのときだね」とあいづちを打っています。

 

 

今日のタイトル「子育てのものさし」

がんばりましょう、今がんばってよかったと思える日がきっとやってきます。その日が来ることを信じて。

そして、前述の恥ずかしい話ではないですが、自分もそうでしたが、親もまた子育てを通して学ぶのかなと思います。子育てを通して、親もまた成長する・・・。

 

 

以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。

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