4年学びの部屋

気持ちの変化に着目し、感想を書こう ~国語「ごんぎつね」~

 国語の学習では、「ごんぎつね」に取り組みました。保護者の皆様もご存じの方が多いかと思います。

 本文から、主人公(ごん)の心情の変化を捉え、初発の感想を基にした(子どもたちが出した)課題を解決していく形で、毎時間の授業を進めていきました。

 最後は、ごんが兵十に銃で撃たれてしまう結末となります。下の写真は、「ごんは兵十につぐないができたのだろうか」という学習課題について、意見交流をしているところです。「できた」・「だいたいできた」・「あまりできなかった」・「できなかった」の4つから選び、その理由を考えた上で交流させました。

 意見交流では、考えが似ている者どうしで集まって交流し、その後、考えが異なる者どうしで交流しました。また、全文シートを活用し、叙述に立ち返って説明する姿も見られました。

 考えを伝え合い、それに対して質問したり、良い点を伝えたりする活動はこれまで何度も行っていましたので、今回もよく交流していました。しかし、そこからの波及があまり見られないので、今後は、交流を通して自分の考えに友達の考えを取り入れていく力や友達の考えを基に変容する力を付けさせたいと思っています。