校長のつぶやき

校長のつぶやき

2026.9.29 雨の中で秋を想う

さるすべり(百日紅)の足元で、彼岸花が垂れ下がる雨雲をつかもうと一斉に背を伸ばし、その赤い手のひらを広げています。どうやら、雨つぶが一つずつ秋を運んできているようです。

 

さて、「彼岸花」について調べてみました。どうやら原産地は日本ではないようです。

彼岸花が日本に渡来したのは、奈良時代(710-794年)頃と言われています。当時は中国からの文化や技術が流入し、多くの植物ももたらされました。彼岸花もその一つであり、稲作とともに日本に伝わった可能性が高いと考えられています。

田んぼの畦や墓地周辺でよく見られる理由は、彼岸花が毒性を持つことにあるようです。彼岸花の球根には「アルカロイド」という有毒成分が含まれており、これが動物や害虫から田畑を守ることから、多く植えられたようです。特に、野生動物が稲を荒らすのを防ぐために畦道に植えられることが多く、そうした文化が日本中に広まったと考えられるそうです。

秋の花として日ごろからなにげなく見ていましたが、深い歴史と意味があったのですね。

 

被災施設の解体・撤去工事も秋雨の中、さらに進みました。農具倉庫は形がなくなってしまいました。

 

図書室の方に歩いて行ってみました。読書の秋ですから。

読書感想文の募集もされていました。

「心が動いたら、それが感想文のはじまり。」

「伝説の感想文は、キミから生まれる。」

「本がくれた気持ちを、自分の言葉にしてみよう。」

すばらしいキャッチコピーですね。何だか心に響きました。

 

情報館には、先日寄贈していただいた絵本がきれいに展示されていました。

図書管理をされている針馬先生の創意工夫する力と丁寧な仕事にはいつも感心させられてばかりです。

 

秋を感じ始めた今日この頃。家族で「読書の秋」を堪能してみてはいかがでしょうか。