学校生活

6月20日(月)

今日の給食のメニューは、麦ご飯、鰯の生姜煮、なすの味噌汁、きのこのソテーです。

 

〈食品ロス〉
FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界では食料生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。日本でも1年間に約612万トン(2017年度推計値)もの食料が捨てられており、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量です。日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になります。現在、地球上には約77億もの人々が生活をしていますが、途上国を中心に8億人以上(約9人に1人)が十分な量の食べ物を口にできず、栄養不足で苦しんでいます。その一方で、先進国では余った食料がまだ食べられるのに捨てられているのが現状です。日本の食料自給率は先進国の中でも低く、多くの食べ物を海外からの輸入に頼っています。しかしながら、多くの食品ロスを生み出しているという状況は、社会全体で解決していかなくてはならない課題の一つです。(出典:農林水産省HP)

 

〈農園の様子〉

梅雨に入り、農園の野菜にも花が咲き、実がなりはじめています。昨年残しておいたセイバンナスにも花が咲きました。今年はたくさん実るかな?

6月17日(金)

今日の給食のメニューは、麦ご飯、キビナゴの香り揚げ、肉じゃが、ピリ辛キュウリです。

 

〈ふるさとくまさんデー〉
今日は、牛深の特産品キビナゴを香り揚げにしています。キビナゴは丸ごと食べられるので、カルシウムと鉄分がしっかり取れます。また、キビナゴのような青魚には、DHAやEPAが多く含まれ、記憶学習能力がアップします。食べた後にはしっかり勉強しましょう。

 

〈天草陶石といすの木〉

「いすの木」の虫こぶからできる笛について紹介した後、天草陶石や高浜焼について調べていくうちに「いすの木」の灰が陶磁器の木灰釉になることが分かりました。一見関係の無い両者のようですが、運動場の記念碑近くをよく見てみました。すると

これは、高浜小学校の創立100周年記念庭園が上田陶石からの寄贈によるものであることを示した記念碑です。この庭園の中に「いすの木」が植えられていることは単なる偶然ではないような気がします。どなたかこの「いきさつ」をご存じの方がおられたら教えてください。

※柞灰釉(いすばいゆう)とは
柞(いす)の木を焼いて作った灰を原料とした釉薬。石灰分が多く、鉄分が少ない。江戸時代の古伊万里にも使われていた。柔らかな色合いとしっとりとした釉肌が特徴。(出典:工芸用語集)

 

〈福連木饅頭づくり体験〉

今年も3年生が、かしの木館での福連木饅頭作りに挑戦しました。「だごの葉(サルトリイバラ)」まで見せて頂き、大変勉強になりました。自分たちで作った饅頭は、味も格別でした。かしの木館の皆さん、ありがとうざいました。また、今年も味噌づくりでお世話になります。よろしくお願いします。

 

 

6月16日(木)

今日の給食のメニューは、かぼちゃパン、焼きうどん、シーザーサラダ、わらび餅です。

 

〈和菓子の日〉
きょうは和菓子の日です。そこで問題です。昔から「水菓子」とよばれる物がありますが、それは次のうちどれでしょう。
①かき氷②くだもの③ゼリー
答えは②のくだものです。もともと日本では木の実やくだものを「かし」と呼びましたが、加工してお菓子を作るようになると区別するためにくだものを水菓子と呼ぶようになりました。和菓子は神様に五穀豊穣をお願いするお供え物として、お米から餅や団子が作られていました。6月16日の和菓子の日は室町時代の行事に由来し、江戸時代には将軍が大名らに2万個を超える和菓子を与える儀式【嘉祥の儀(かじょうのぎ)】が行われていました。

〈ノコギリクワガタ〉

昨日、大江の沢村さんがノコギリクワガタを学校に持ってきていただきました。それを児童玄関においておいたら子供達が「いいなあ、欲しいな。」と言いながら眺めていました。

そういえば、5年ほど前にも沢村さんにはクサガメをいただきました。今も児童玄関で飼っているあのカメです。

沢村さんいつもお心遣いありがとうございます。子供達も喜んでいます。

いきものといえば今日は職員室にこんなお客さんがありました。

ゴマダラカミキリムシです。窓の外の空はすっかり夏空です。夏といえばプール!今日はプール開き!

今日は、梅雨の晴れ間で気温・水温とも高く、絶好のプール日和で子供達も久しぶりのプールを楽しんでいました。

6月15日(水)

今日の給食のメニューは、麦ご飯、シューマイ、麻婆豆腐、梅サラダです。

 

〈梅干し〉
梅干しは、すごいパワーの持ち主です。梅干しは日本で千年以上も前から作られています。もともとは中国から薬として伝わったものです。そんな梅干しにはこんな話があります。江戸時代に日本全国で数十万人が亡くなる大飢饉がありました。しかし、和歌山県だけは亡くなった人がいませんでした。それは、和歌山県の殿様が梅干しづくりを進めていたからだそうです。「梅は、3つの毒を断つ」ということわざがあります。クエン酸パワーで悪い菌を殺して腸の働きを良くし、疲れも取ってくれる力があると信じられていたからです。日本に古くから伝わる梅干しをこれからも大切にしていきたいですね。

 

〈風水害避難訓練〉

今日、5時間目に大雨に備えて風水害避難訓練を実施しました。大雨が予想されるため、その前に速やかに下校させるための訓練です。体育館に集まり、班ごとに危険箇所も出し合い、確認しました。バスは体育館に横付けにしてもらいました。帰宅後は、各班の連絡係が無事に到着したことを電話で知らせてもらうようにしています。

6月14日(火)

今日の給食のメニューは、丸パン、手作りハンバーグ、コンソメスープ、フレンチサラダです。

 

〈お酢〉
今日はフレンチサラダに使われている「お酢」のお話です。酢は、和食・洋食・中華料理など世界中の料理に使われています。お酢は殺菌効果が高く、食中毒を防ぐ働きもありますが、特に注目されているのが疲れを癒やす働きが強いことです。お酢には疲れの原因となる「乳酸」を体の外に出す働きがあるからです。

〈作陶体験未公開写真〉