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令和3年度までの学校生活のページ

追肥の大切さ

 一年生教室の前には朝顔の鉢がずらっと並べてあります。
 今は、鉢もこんなに工夫され、育てやすくなっています。
 それにしても大きな葉の朝顔が多いので、一年生のある先生に「なんでこんなに大きいんですか?」と聞くと、「追肥しているからではないでしょうか」と教えていただきました。

 あるJAのサイトには追肥について次のように書いてあります。
 (野菜の)育ちが盛んになるにつれて、根からの肥料の吸収も多くなり、元肥に与えた肥料分だけでは足りなくなるので、追肥により、不足分を補ってやる必要があります。   
 ①適期を逸しないこと。
 ②肥料の種類を選び、適量を守ること。
 ③吸収しやすい位置に順次施すこと。(JA西春日井ホームページより引用)


 これは、子育てにも通じるものではないでしょうか。
 子どもたちの成長に伴い、それまでとは違った働きかけ(追肥)が必要になります。一人一人の成長の様子は違うので、それに合った手だて(教育)が必要だと思います。
 保護者の方が、つい、他のご家庭のお子さんと比べたくなるのはよくわかります。でも、追肥の三つのポイントのように、働きかけの「適期」も「種類」も「順序」も子ども一人一人違います。それが一番わかるのは、保護者の方ご自身です。他のお子さんと比べるのではなく、その子自身を見つめて適切な追肥(しつけや家庭教育)をしてみましょう。今はつぼみですが、必ず大輪の花が咲くはずです。
 1年生の朝顔の花が咲いたときに、大きな写真でご紹介します。

給食委員会の取組大盛況

 今年も、給食月間の取組として、給食委員会の人たちが様々な活動を行いました。
 家庭科室を使い、恒例「豆つかみ」や『食べ物クイズ』、「魚釣りゲーム」、『食べ物カルタ』などたくさんの取組をしました。
 水・木・金と三日間で興味のある人たちがたくさんやってきて、今年も大盛況でした。
 みんなきっと食べ物に興味を持ったことでしょう。

フッ化物洗口始まる

 今年もフッ化物洗口が始まりました。
 フッ化物というのは、うがいをすることで歯に塗布し、むし歯になりにくい強い歯を作るための液体です。体に害はありません。
 熊本県の児童のむし歯の罹患率が高いために、昨年度から県全体で取組を始めたところです。(まだ、取り組んでない地域もあります。)
 CDの音楽に合わせフッ化物でうがいをおこない、紙コップに吐き出し、処分します。
 地道な長い取り組みが必要ですが、むし歯の痛みや食べられないつらさを考えれば、大切な取り組みではないでしょうか。
 ※保護者の方に調査をし、希望のご家庭だけ実施していますので、フッ化物洗口をしない児童もいます。

学校はあなたの仕事でできている。

 太田郷小学校にはたくさんの委員会がありますが、今日は放送委員会の活動を紹介します。
 下の写真は、お昼の放送で本の読み聞かせをしているところです。
 五年生ははじめての委員会活動ですが、随分落ち着いて委員会の仕事ができるようになりました。
 委員会の仕事は、学校のみんなが楽しく気持ちよく暮らしていくために一人一人がちからを合わせていくことに意味があります。
 決して大人の肩代わりではないのです。
 委員会などの活動を通じて、協力の大切さ、自分の能力の発見、ひいては生きていく力も身につけていきます。
 コマーシャルで「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチコピーがありましたが、まさに「太田郷小は、あなたの仕事でできています。」
 頑張りましょう。

研究授業で腕を磨く

 今日は、太田郷小の新採3年目の先生が研究授業を行いました。
 4年生のクラスで、国語の「一つの花」を学習しました。
 学校のすべての先生方が見に来る研究授業を「大研」と呼んでいます。
 太田郷小は先生方がたくさんいらっしゃるので、教室に入りきれず、廊下からも参観しました。
 教育委員会の先生や、第二中学校の先生も見に来てくださいました。
 子どもたちは、お父さんの言葉の意味について一生懸命考え、自分なりの意見をきちんと発表していました。
 お互いが高めあう学習となったようです。
 このようにして、先生たちも教え方を研究し、お互いに学びあいながら力量を高めていきます。
 この先生が次の学校に行かれた時、「太田郷から来た先生は教え方が上手」と言われるようになっていると思います。
 四年生の皆さんも、この一年間で勉強の力がまた一つ積み重なっていくことでしょうね。

歴史の証人

 太田郷小学校の校長室には、このような古い看板があります。
 これは、太田郷小学校の前身である「太田郷尋常高等小学校」の看板です。
 尋常高等小学校とは、戦前に日本にあった小学校である尋常小学校と高等小学校を併設した今でいう小中一貫校のことです。
 戦時中は国民学校となり、戦後は現在の小学校、中学校となったこともあり、この看板は大変貴重なものであり、また、太田郷小の歴史を教えてくれる大切な証人でもあります。
 1874年(明治七年)に「日置小学校」として誕生した太田郷小学校も今年で創立141年となる歴史ある学校です。児童の皆さんも歴史を受け継いでいく一人として誇りをもって学習しましょう。

男女アベック優勝

 先日、八代市で行われた二つの大会で、太田郷小学校バスケット部は、男女ともに優勝するという快挙を成し遂げました。
 本日、校長室で改めて表彰を受けました。
 バスケット部は普段から地道な練習を積み重ね、基礎的な技術の習得と、あいさつなど生活面でも太田郷小児童の見本となるような教えを受けています。
 これから、さらに大きな大会に向けて、また練習を重ね、過去の先輩たちにも負けないような素晴らしい実績を残してくれることと思います。
 頑張ってください。(*^^)v

今週の予定

今週の予定です。
 月 今週は愛校作業の週です。学年によって曜日は決めてあります。
 火 クラブ活動(4年生以上)があります。 給食委員会の活動(家庭科室)
 水 4年1組で国語の研究授業があります。 給食委員会の活動(家庭科室)
 木 給食委員会の活動(家庭科室)
 金 愛育会図書委員会朝の読み聞かせ  校内童話会

※給食委員会の活動というのは、今月が給食月間になっており、食について関心を持ってもらうため、給食委員会が豆つかみやクイズなどを家庭科室で行うものです。
 ↓以前も紹介しましたが、下のような活動をします。

なんとあたたかな八代弁(*^_^*)

  太田郷小学校には、近くに大きな工場があることもあり、転勤などで全国から転入生がやってきます。
  県外から来た子どもたちにとって、最初の驚きは、「八代弁」です。
  熊本弁がベースになっていますが、八代独特の言い方もあります。

 こけけー」(ここに来なさい。) 「どくさんいくと?」「どけいくと?」(どこにいくの?) 「今日くっけんね」(今日あなたの家に行きますよ。) 「今日くっと?」(今日私の家に来るの?) 「そけ、ぶいやっとけ」(そのあたりに適当に置いておきなさい。) 「そら、車んにき、見たバイ」(それは車のそばで見ましたよ。) 

 最近はテレビの影響もあり、八代の子どもたち自身も方言色が薄まってきましたが、私たちから上の世代は八代弁にどっぷりつかっています。
 特に九州外から来た子どもたちにとっては、びっくりする言葉がいっぱいのようです。

 誤解しやすいのが、ほうきで「はわく」(はく)です。また、「つこた道具ばなおしとけ」(使った道具は片付けておきなさい。)も県外の方はびっくりします。
 また、最近は使う人も少なくなりましたが、「もだゆる」「もだえる」も誤解を招きます。急がせる時に「早くしなさい、急ぎなさい」という意味だったり「どうぞこれを食べて下さい、飲んでください」と一生懸命すすめたりする時にも使います。
 それにたいして、「ぬしゃ、そぎゃんもだゆんな」(そんなにあせらなくてもいいよ。)あるいは、(気をつかわなくていいよ。)と言ったりします。

 旅行や進学で九州から出るとはずかしくて標準語を使いたくなりますが、八代弁にはとても温かい意味があると思います。
 「〇〇さんな、孫ばなんさまみぞがらすもんなぁ」(〇〇さんは、孫をとっても可愛がられるんですよ。) 「ふとか石のあってな、つっこけたったい」(大きな石があってつまづいて転んだんですよ。) 「〇〇ちゃん、ふとなったなあー」(〇〇ちゃん、大きくなったね。背が伸びたね。)
  どうでしょう。標準語にしてしまうと、どこかよそよそしいのですが、八代弁は標準語に変換できない奥深い意味と温かさがあります。

  太田郷小に転校してこられた皆さん、ぜひ八代弁を覚えてみんなと楽しく会話して下さい。また、今までいた所の方言も教えてくださいね。
 「あたたちが来たけんが、なんさまうれしかったい。友達となかゆーしてなー。たのむバイ」


※そういう私も子どものころから八代を離れたことはなく、もう40年近く前の小学生の頃、友達とけんかすると八代弁のきつ―言い方で言い合っていました。(なんや、わりゃぎゃんともしらんとや? なんてや?わりゃしっととや? なーんいよっとや、こんくらいしっとる。 どきゃんすっとや? しょんなかねー。ぎゃんして、ぎゃんして、ぎゃんすっとや、わかったや。 なんや、そぎゃんすっとや、わかった!・・・・(@_@;))・・・わかりませんよね(^_^;)

※本校の先生方の中にも出身地が八代以外の方もいらっしゃって面白いですよ。八代地方の方言では、きざにかっこつけることを(多少批判的な意味合いを込め)「しこる」「しこつける」と言ったりします。「あやつぁ、しこっとる。なまいっか。」なーんて言います。ところが、菊池出身の先生に言わせると菊池地方では草などが生い茂ることを「しこる」というのだそうです。
 同じ言い方で全く違う意味になるのも面白いですね。\(◎o◎)/!

今日も雨です。☂

 今日も九州南部に大雨が降り、八代地方も朝からずっと降り続けていましたね。明日は曇りの予報ですが、予報ですので雨になる可能性も0ではありません。
 それにしても、今年の梅雨は暦通りの雨続き。本来はこのように雨が続くのが梅雨なのですが、から梅雨が続いていたのでちょっと驚きですね。
 洗濯物が乾かないと嘆いていらっしゃるお母さん方もたくさんいらっしゃることでしょう。
  さて、子どもたちは天気に関係なく、体を動かしたくて仕方ありません。
 廊下を走っては、「あぶない!けがをするから歩きなさい」と声をかけていますが、先生方のすがたが見えなくなるとまた走りだす子もいて、繰り返し繰り返し指導しています。
 昼休みの低学年は担任の先生方が粘土や、積み木をわたされて遊ぶ子もたくさんいます。また、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、去年の子どもたちにもいましたが、椅子とりゲームの伴奏をするなど思い思いに過ごしています。
 早く梅雨が明けるといいなあ・・・・。でも、暑ーい夏もつらいなぁ。(T_T)