校長のつぶやき
大切にしたいもの
昨日、「王林」という女性アイドルがテレビに出演していました。
王林【写真:インスタグラム(@ourin_ringoooo)より】
最近、テレビやインターネットによく出演しているようです。
お話を聞いていると、津軽弁丸出し、決して上手なトークだとは思えません。
しかし、何故か心がほっこりするんです。
美人だから、可愛いから・・・で出演が増えているのではないような気がします。
「青森は素敵なところです!」
「弘前のさくらまつりはすごいんです!」
「青森には、他にもいっぱい素敵なところがあるんですよ!」
発する言葉に、郷土愛がほとばしっています。
また、否定的な言葉は全く発せられません。
気になって調べてみました。
・小学生から地元のアイドルグループで活動
・現在も青森県在住、東京での収録には、その都度青森から通っている
・「東京で活動するのは、青森のため」「青森が私の居場所」と公言している
・青森中央学院大学経営法学部卒
だそうです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「青森が好き!」「弘前が好き!」という地元愛に、とても心打たれます。
そして、弘前や青森県のことをよく知っています。
南小の子供たちにも、
「南小の各地区が好き!」「大津町が好き!」「熊本が大好き!」
そして、「大人になっても住みたい」
と思ってもらえるように、
地域の、町の、県の良さ・すばらしさに焦点を当て、
子供たちが地域の良さを感じ取ることができるように
工夫していきたいと思いました。
もちろん、しっかり学習も進めていきます。
大切にするものは?
昨日の風で倒れたテント
どうなるのかな?と思っていたら
体育主任の一声で、この通り!
英語専科の先生、ALTの先生、支援員の先生、養護の先生まで・・・
チーム南小!恐るべし?
風にもかかわらず、泰山木の花は咲いています。
5時間目、体育館をのぞくと、
運動会の練習なのに、ふり返り?
この先生も怪しい・・・?と思っていると、
「発表したい人は立ってください!」の声に、この通り!
「声が出るようになったので良かったです!」
「本番が楽しみになってきました!」
「今日は、とても楽しかったです!」
友だちをほめたり、自分の成長を感じたり、
みんなと共有した時間に価値付けをしていくと、とても主体的になっていくようです。
「次の時間から運動場ですよ!」の先生の言葉に、
とても気合いの入った大きな「はい!」が返ってきました。
雨が降っていたので、6時間目も体育館をのぞきに行きました。
笑い声が聞こえます・・・何やら楽しそうです・・・
大丈夫なのでしょうか?
「じゃ~始めます。立ってください!」
先生の声にパラパラと立つ子供たち・・・
「はい、やり直し!」
先生の優しい葛が入ります??
お!やっぱり赤鬼と青鬼か~と思っていると、
「切り換えが大事なんだよな~。まだまだだよね~。座って、もう一度」
静かで穏やかな声・・・
子供たちが床に座ります。
「じゃ~立ってください!」
の優しい声かけ・・・で、この通り!
笑い声が消え、表現運動に没入していく子供たち。
自分の動きを全体に合わせようと必死です。
もう、波乱が起きそうにありません・・・
放課後、運動場から応援団の声が聞こえてきました。
昨日までは、「雄叫び」だったのに急激な進歩です。
見ていると、隊形も変化しています。
赤鬼、青鬼の姿は見えません・・・
子供たちだけで活動しています!
赤団、白団、交互に演舞を練習し、空いている時間は話し合いです!
自分たちで考え行動しています。
本物の応援団になりつつあります。不思議です・・・
当日の演舞が、とても楽しみになってきました!
多目的ホールに回ると、ここも熱気に満たされています。
大きな看板に格闘する子供たち
イキイキとしていて楽しそうです。
ここにも赤鬼と青鬼はいません・・・
どこでさぼっているのでしょうか?
担当の先生が2人来られました。
見ている先生も楽しそうです。
当日の看板完成・披露が楽しみです!
赤鬼と青鬼は、いったい子供たちに何をしたのでしょうか?
子供たちが、楽しそうに一生懸命取り組んでいる姿は、見ていてとてもうれしいです。
あと5日、もめ事が起きると思いますが、きっと乗り越えてくれると思います。
どこまで子供たちは成長するのか楽しみです!
ぜひ、運動会をご参観ください!
交通安全指導に感謝!
朝、学校に到着すると、昨日の風で小枝と落ち葉が玄関前に散乱しています。
一番驚いたのは、運動会用のテントが倒れていたことです。
今日は、児童が登下校する春の交通安全運動の最終日にあたります。
通学路に出かけてみました。
登校班で並んで登校しています。
毎朝、5・6年生が低学年を連れて安全に登校させてくれています。
時には、もめ事やけんかもあるようです。
それを見守りながら、連れてきてくれている5・6年生に感謝です。
今日も笑顔の素敵な女性が子供たちの登校をサポートしてくださっています。
一人一人に声かけもしていただいています。
いつもありがとうございます。
交差点には
交通指導員、町職の方も、交通安全指導をしてくださっていました。
地域に守られ、子供たちが安全に登校できています。
子供たちの登校を見守っていただいている交通指導員の方々、
町職の方々、声をかけていただいている地域の皆さん、
本当にありがとうございます。
学校はドラマがいっぱい!
朝、児童が通過する校門を清掃してみました。
児童を百数十年見続けている楠木の落ち葉、小さな笹の地下茎、
そして匂いが強烈なドクダミに阻まれましたが、少しはきれいになりました。
清掃の達人の校務員さんは、昨日の午後だけで花壇をご覧のとおり、
いつも気付いたらきれいになっています。
「弘法は筆を選ばず」とは言いますが、公務員さんは道具にもこだわりがあります。
いい仕事をするためには、こだわりといい道具が必要なんだと思います。
今日も雨の中、カッパを着て除草されています。
その真摯な姿勢には、頭が下がります。
プロフェッショナルです。
校門前に車が2台止まっていたので、のぞきに行くと事故でした。
接触事故のようです。不幸中の幸い、命に別状はありませんでした。
安全地帯の広い場所に移動していただき、双方にお任せしました。
雲行きが怪しくなってきました。
運動場を見ると、1・2年生が並び始めています。
「もう1年生も外に出てきているよ!」
2年生のリーダーらしき人が、手を上げてみんなを並べようとしています。
先生は、玉入れの準備で忙しそうです。
しばらく眺めていると、1年生も出てきて、準備運動が始まりました。
この時期の1年生は、準備運動をする場所に行くのでさえ一苦労です・・・
先生が、一人一人に場所を教えながら準備運動の準備をしています。
この小さな積み重ねのお陰で、2年生、3年生・・・と年を重ねるごとに
「体操隊形に開け!」の一言で、子供対が動けるようになるのです。
先生方、子供たち、お疲れ様です。
当日の素敵な準備運動を楽しみにしています。
「校長先生!ハチの巣があります!」
3年生の訴えに応じて、見に行くとハチの巣がありました。
アブハチマグナムジェットで防虫し、巣を除去しました。
ケガが無くホッとしました。
1時間目が始まる前、
広島東洋カープの帽子をかぶった保護者が来校されました。
雨を心配して、1・2年生の野菜植えのために、早めに来校されたようです。
3校時に1年生、4校時に2年生と野菜植えのご指導をしていただきました。
詳しくは、学校生活をご覧ください。
この人もプロフェッショナルです!
子供たちが教室に帰った後、
一つずつていねいに、全ての苗の根本を押さえてまわられました。
雨が降っていたにもかかわらず・・・
そして、「野菜づくりを通して、将来の仕事につながる何かを学んでほしい。農業だけでなく、いろいろな仕事に就いて、未来を担ってもらう子供たちだから」の言葉を残して帰られました。
熱い思いが伝わり、じんとしました。
子供たちのため、学校のためにありがとうございます。
17日(水)の日常・・・
昨日、青空を眺めていたら、
ツバメが運動場のすぐ上を低く飛んでいました。
ツバメが低く飛ぶと、次の日は雨!と言われていますが、
その言葉どおり、今日は空が曇っています。
1・2年生の野菜植え、運動会の練習は大丈夫でしょうか?
ツバメは、児童昇降口の上の巣にいるひなに、
甲斐甲斐(かいがい)しくえさを運んでいました。
毎朝、南小にも子供をのせた車がやってきます。
ツバメも人間も子育ては大変です・・・。
お疲れ様です。
しばらくすると、中庭から声が聞こえます。
どうやら、梅の実ちぎりです。
先生は、最新式の秘密兵器?梅ちぎり機と落下した梅の保護のためのブルーシートを使って、
子供たちに拾ってもらっています。細やかな心配りが素敵です。
梅の実を見せに来てくれました。
梅の実は、どんなものに変身するのでしょうか?
「すごいでしょ!」
3年生が問いかけてくれたんですが、何がすごいのか分かりません。
説明してもらうと、
「ホウセンカの種を植えたら芽が出た。ある人のポットだけたくさん芽が出た」
んだそうです。
「なぜだと思う?」と問いかけると、
「毎日、水と愛情をかけていたから!」
だそうです。
すごいな~3年生!
しばらくすると、陣内幼稚園の子供たちが歩いて行くのが見えました。
急いで外に出ると、駐車場に消防車が止まっています。
園児達が、興味深そうにのぞいています。
隊員がていねいに説明されていました。
幼稚園も工夫されています。
南小もがんばります。
小さな努力と準備が運動会を輝かせる!
昨日の夕方、支援員の先生方が集まって楽しそうにお話をされていました。
運動会を盛り上げる赤団、白団の看板の下絵のお話でした。
子供たちが考えた原画だそうです。
その後、多目的ホールに移動し看板作成が始まっていたようです。
こういった小さな努力と準備が運動会を成功させます。
赤団看板担当
白団看板担当
看板係さん、ありがとうございます。
完成が楽しみです。
4校時に体育館をのぞくと、5・6年生の表現運動の真っ最中でした。
5年生は、グループをつくって、何かを表現しようとしています。
6年生は、何か形が見えてきました。
時間が少なくなってきたので、通し練習です!
あれ~・・・気付くと、赤鬼、青鬼であるはずの先生から全く大きな声が聞こえてきません。
「気合いが足らん!」「次を考えて動け~!」「何回言ったらわかるのか!」
私たち大人には、大声で気合いを入れられて行動・表現してきたことが多々ありました。
しかし、赤鬼、青鬼はちがっていました。
「何のために、どれだけの時間で、どう動くのか、そして心構えはどうあるべきか」
を問いかけ、淡々と説明しています。
全体の動きと個の動きをイメージさせているようです。
一体感を生み出すためには、個々が連動して動く必要があります。
俯瞰した全体のイメージを持って、個々が動くことが重要となります。
子供たちは、しっかり聞いて行動しています。
ビシッ!し~んという緊張感はありませんが、
ピリッとした心地よい空気感が漂っています。
ちょっと緊張した子供たちの表情の中に、楽しさや達成感を感じます。
私も参加したくなりました。
当日まで、必ず紆余曲折があります。
子供たちには、小さな努力と準備で、
みんなで乗り越えて、自分たちが満足できる表現運動を創りあげてほしいと思います。
先生方は、赤鬼、青鬼では無く、
正義の味方、赤レンジャー、青レンジャーなのかもしれません・・・?
正体は、運動会当日の子供たちの演技でご判断ください。
乞うご期待!ご参観よろしくお願いします。
地域に支えられている交通安全
「東京・足立区の路上で下校中の小学2年生の男子がトラックにはねられ死亡」という記事が、ニュースに流れていました。
5月11日(木)~20日(土)まで、令和5年春の全国交通安全運動の期間中だったにもかかわらず・・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
通勤途中、南小の校区に入り、窪田日吉神社前を通りかかると、
毎朝、子供たちのために交通指導をしたり清掃活動をしたりしている方をお見かけしていました。
お礼を言いたくてお声かけすると、
「7時30分前に、この道を14人の子供たちが通ります」とおっしゃっていました。
無理矢理、写真撮影に応じていただきました。
子供たちのために交通指導ありがとうございます。
南小学校に到着すると、前の県道の車の多さに驚かされます。
交通事故を心配して、
子供たちを見守りながら一緒に登校してくださる笑顔の素敵な女性もいらっしゃいます。
道ばたに目を向けると、
交通安全運動実施中の横断幕も張られています。
地域の方の応援・見えない支援が垣間見え、
「学校や子供たちは、地域に支えられているんだな」
と、地域の子供に対する温かさを感じます。
子供たちの安全のためにご指導・ご協力ありがとうございます。
学校では、給食の時間に放送委員会から、
「東京・足立区で下校中の小学2年生の男子がトラックにはねられ亡くなったこと」
「南小校区は車が多いので、トラックや車には気をつけること」
を放送してもらいました。
今後も、登下校中の交通指導を徹底していきます。
ご協力よろしくお願いします。
運動場から雄叫びが~
校長室で仕事をしていると、
「お~!」「お~!」どんどん「はい!」
という「雄叫び」が運動場から響いてきます。
何が始まったのでしょうか?
急いで、児童昇降口に向かうと
子供たちが2グループに分かれて何かしています。
どうも仕掛け人はこの2人のようです。
「赤団勝つぞ~お~!」「フレ~フレ~白団!」
応援団の運動場練習初日でした!
強い日差しにもかかわらず、熱心に取り組んでいた子供たち、お疲れ様でした。
運動会本番まであと8日です!
いいものを創りあげるためには、
繰り返しの苦痛、面倒くささ、これぐらいでいいだろうという怠惰な心に
打ち勝つ必要があります。
また、人が集まればもめ事も必ず起こります。
運動会当日まで、団をまとめるリーダーとして精一杯がんばってほしいと思います。
赤団優勝・白団優勝を目指して!
黒鬼と青鬼も優しく見守っています。
3・4年内科検診
保健室の前からヒソヒソと声が聞こえます。
校長室からのぞくと、今日は3・4年生の内科検診でした。
カメラを向けると、満面の笑顔でビシッとした姿になりました。
さすが4年生です。
学校医の大町先生の迷惑にならないように待っています。
陰の努力に感謝
出張から学校にもどると、2年生の花壇に、
広島東洋カープの帽子をかぶった保護者が黙々と作業をされていました。
先日、野菜を植える花壇づくりをしてくださった保護者です。
下の写真は、先日の作業の様子です。
今日も、2年生の畑を再度耕し、マルチをかけていただきました。
休み時間の子供たちが、作業する保護者に
「がんばれ!がんばれ!」とエールを送っていました。
しばらくして花壇に向かうと、きちんとマルチが張られた畝だけが残されていました。
どうも、木曜日に行う野菜植えの準備をしてくださったようです。
ありがとうございます。
ふと運動場に目を向けると、強い日差しの下、動いている人がいます。
どうやら体育主任のようです。
カラーひもが付いた釘を持って、運動場を動き回り、時折しゃがんでいます。
理科専科の空き時間を利用して、運動会や運動会練習のためのポイントを打っているようです。
いいものづくりやいい仕事、いい授業には、丁寧で計画的な準備は欠かせん。
陰の努力が、学校や会社、地域を支えています。
陰の努力に感謝です。
広島東洋カープの帽子をかぶった保護者が夕方も作業をされていました。
マルチが足りなかったので、張りに来られたそうです。
その真摯な行動には感服させられます。
ありがとうございます。
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