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カテゴリ:校長のつぶやき

学校保健委員会を開催しました!

昨日(10月29日(火))、学校歯科医、学校薬剤師の先生にご来校していただき、

学校保健委員会を開催しました。

 

学校保健委員会は、南小の子どもたちの身体及び生活の現状と課題をお伝えするとともに、専門的な立場から意見をいただき、健やかな子どもたちの成長のための取り組みに共通理解を図る場です。

養護の先生、体育主任の先生、給食担当の先生から、現状と取り組みを説明していただき、PTA役員さん及び学年委員長さんに疑問や質問をうかがう形式で、会を進行していただきました。

学校歯科医、学校薬剤師の先生からも質問が飛び、和やかな雰囲気で会が進んでいきました。

 

学校に取っては少し辛辣(しんらつ)な

「学校や友だち関係が気持ちよくないと思っている子どももいることを、知っていてほしい」

「自分の気持ちが伝えられない子どもには、どう対応しているんですか」

などの発言もありましたが、子を持つ親としては当然の思いだと思います。

 

生徒指導の先生が、

「いじめや不登校の未然防止のために、月1回、タブレットで『学校は楽しいですかを0~10点で評価、理由を記入』『今、悩んでいることはありますかなどを記入』するアンケートを行い、生徒指導担当が集約し、担任に点数が低い子どもやや悩みのある児童を相談する取り組みを行っています。また、月1回その情報を共有し、いじめの認定を行っています。何か心配事がありましたら、学校にご相談ください」

と説明されました。

また、その他にも、週1回の子どもを見つめる日を設け、各学年の子どもたちの情報を全員で共有し、子どもたちが気持ちよく生活できる環境を整えています。

 

その後も、話し合いは続きました。

最後に、

学校薬剤師の先生から、オーバードーズのお話をしていただきました。

 ・子どもたちを脅して、薬物を止めさせる教育はしなくなっている

 ・子どもたちに正しい知識を持ってもらうことと、子どもの居場所づくりや、さみしさに寄り添うことが未然防止につながる

 ・市販薬を飲んでも死なないと思っている子どもが多い。薬は毒である。市販薬でも多量摂取してしまうと、子どもたちの体を破壊してしまう

学校歯科医の先生から、

 ・今は百歳まで生きる時代。歯も百歳まで使うと思って、メンテナンスをすること

 ・歯は予防が一番。親が一緒に磨くこと。仕上げ磨きも小学3年生頃までやった方がいい。半年に1回程度の歯科健診もオススメ

 ・親の仕事は「子どもの習慣化」「歯みがきをしないと気持ち悪い」という位、習慣づけることができたら、死ぬまで歯を健康に保つことができる

と、おっしゃっていました。

詳しくは、参加された本部役員さんや学年委員長さんにお聞きください。

とても貴重なご意見をいただき、大変ありがとうございました。

 

南小の保健課題は、

 〇視力(SNS等の時間が長い、寝るのが遅い)

 〇肥満(SNS等の時間が長い、寝るのが遅い、運動経験不足)

 〇う歯率が微増(歯みがきの習慣が薄れてきている)

です。

子どもの豊かな未来のため、子どもへのちょっとした意識付けをお願いします。

ご参加、ご協議していただき、大変ありがとうございました。