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PTAからのお知らせ

児童生徒の登下校時の安全確保(文部科学省)

2022/4/14

児童生徒の登下校時の安全確保について県教育委員会から情報提供がありましたのでお知らせします。

文部科学省総合教育政策局
男女共同参画共生社会学習・安全課

児童生徒等の登下校時の安全確保について
この度、子供に関する交通事故発生状況等について、別添のとおり警察庁から情報提供がありました。
これによると、
(1) 幼児・児童の死者・重傷者は、いずれも歩行中が約6割と最多、児童では約3割が自転車乗用中
(2) 歩行中幼児は4月が最多、月別では、歩行中児童及び自転車乗用中児童は6月が最多
(3) 歩行中の幼児・児童の死者・重傷者の特徴は以下のとおり
○ 時間帯別では、幼児・児童ともに月~金曜日の16時~17時台が最も多いが、幼児については土日の日中の時間帯、児童については月~金曜日の14時~15時台の時間帯も多い
○ 事故類型別では、幼児・児童ともに横断中が最も多く、児童は7割超が横断中
○ 法令違反別では、全年齢と比較すると、幼児・児童ともに飛出しが最も多く、違反なしが少ない。また、幼児・児童に違反なしの場合の車両側の法令違反について、対幼児では安全不確認などの安全運転義務違反、対児童では歩行者妨害等が最も多い
(4) 自転車乗用中の児童の死者・重傷者について、時間帯別では 16 時~17 時台が最も多く、学齢別では歩行中と比較すると中・高学年が多い。また、事故類型別では、出会い頭が7割超であり、法令違反別では、全年齢と比較して違反なしの割合が低いなどの特徴がみられます。特に新年度・新学期には、幼児・児童の環境変化に伴う事故
の増大等が懸念されることから、これらの情報を積極的に活用するとともに、家庭及び関係機関・団体等と連携・協力を図りながら、交通ルールの遵守や安全な道路の横断の仕方、自転車の走行上の注意等に関する効果的な安全教育・安全管理の徹底による幼児児童の安全確保の更なる取組の推進をお願いします。
また、児童生徒等の登下校時の安全確保は、交通安全の観点からのみでなく、防犯の観点からも対策が必要です。
文部科学省としても、「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」において、学校安全ボランティアの養成・研修や、スクールガード・リーダーの巡回指導を推進するとともに、「学校安全教室推進事業」により、教職員の研修機会の充実を図りながら、地域全体での学校安全推進体制の構築を推進しているところです。
各地域において登下校時の見守り活動を実施する際は、以下の Web サイトに掲載している「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」も御活用いただき、地域が一体となって登下校時の児童生徒等の安全確保の充実に努めていただくようお願いします。
【「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」掲載ページ】
○文部科学省 Web サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/mext_01335.html
○学校安全ポータルサイト
https://anzenkyouiku.mext.go.jp/tougekoumimamori/index.html