【注意】ヤマガガシ(毒蛇)が発生しています(PTAの部屋)
2022/7/1
毒蛇に注意!
最近校区内でヤマガカシが発生しているという情報がありました。
昨日の一斉下校で、児童には登下校中にヤマガガシ(毒蛇)に注意するように話をしてあります。
今朝も、田代地区の登校班が実際にヤマガガシに遭遇しています。
その際に、ヤマガガシがいた場所から離れて反対側の道路を歩いて危険回避したそうです。
とっさの判断を求められる場面でしたが、昨日の知識を行動に活かした素晴らしい行動でした。
以下にヤマガガシについての情報を提供します。
◆体長:通常は体長約60cm〜120cmくらいだが、大きい物は150cmほどに
◆頭の形状:頭はマムシと違い尖っておらず、細めで丸い形状で瞳孔も丸い
◆生息地:九州、四国、本州
ヤマカガシは黒と赤の市松模様が特徴で、幼蛇時代には首に黄色いバンド模様が目立ち、毒ヘビらしい奇抜な模様をしています。
ヤマカガシは、本州から九州までの広い地域で見られ、水辺や藪、田んぼ周辺に多く生息しています。
主に4月~11月の間に活動し、オタマジャクシやカエルが多くなるシーズンになると、田んぼ周辺などでは目立つようになります。ヤマカガシの活動時間は日中で、温度にもよりますが午前中の方が多くみられます。
性格はとてもおとなしいヤマカガシですが、実はマムシやハブよりも強い猛毒を持っています。
毒は強い「血液凝固作用」があり血管内に血栓を作ります。咬まれてもマムシのように痛みや腫れは無く、最悪の場合、数時間から1日ほどで、脳出血や内臓出血などを引き起こして死に至る可能性があります。
もしヘビに偶然出会ってしまったら、まずこちらからは絶対に近づかないようにしてください。興味本位でちょっかいを出して咬まれるケースも多いので、決して手を出さないように。基本的に向こうから襲ってくることはありません。
ヤマカガシでは、全長の2/3程度までが攻撃範囲になりますが、全長が120cmくらいのものが多いので、2/3で計算しても80cm程度になります。ヘビはジャンプもしないので、長くみても1.5mほど離れていれば被害を受けることはないでしょう。
※ インターネット情報はこちらをクリックしてください。→ヤマガガシ
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