学校生活

2023年9月の記事一覧

9月21日(木)認知症キッズサポーター養成講座(3,4年総合的な学習)

 現在、3、4年生は総合的な学習の時間で「福祉」について学習しています。今回は、図書室で「認知症」について学んでいきました。

 ゲストティーチャーとして、本校の地域学校協働活動推進員(学校運営協議会兼務)でもある西川 みち惠  様、上天草市社会福祉協議会の方々においでいただきました。

 認知症についてのお話、絵本の読み聞かせをとおしてのワークショップ、体験談等の流れで学習が行われていきました。

 認知症についてのお話

 

 

絵本「ばあばは、だいじょうぶ」読み聞かせ

ワークショップ

ワークショップのまとめ

体験談の聴きとり

 

 

 子どもたちは「認知症の人を見かけた時の接し方」について、次のように学習しました。

・まずは見守る

・余裕をもって対応する

・声をかけるときは、一人で

・後ろから声をかけない

・相手に目線を合わせて、やさしい口調で

・おだやかに、はっきりと

・相手のことばに耳をかたむけて、ゆっくり対応する

 子どもたちは、認知症の人に限らない、すべての人に通じる接し方であることを感じたのではないかと思います。

 この日、3、4年生の子どもたちひとり一人に「上天草市認知症キッズサポーター」のカードが配付されました。

 

 学習を終えたゲストティーチャーの先生方からは「子どもたちが一生懸命に学習する姿に私たちの方が感動しました」、「(2年めの学習を経験した)4年生の姿をとおして、2年分の積み重ねを感じた」等の感想をいただきました。

※2023年6月、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(通称:認知症基本法)」が成立しました。 その第9条で、9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定められ、これまでの活動が、行政機関を含む、より公的な取り組みとして進められることが決まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

9月1日(金)第2学期始業式

 いよいよ始まります。令和5年度の第2学期始業式です。約40日ぶりの再会となります。静かに集合、整列ができていました。落ち着いた空気が体育館に広がる中でのスタートです。

  

 始業式の前に、今学期より転入してきた3名の子どもたちの紹介が行われました。体育館にいる誰もがしっかりと耳を傾けていました。

 今学期から63名の中北小学校です。

 いよいよ始業式のはじまりです。 

 開式

校長先生の話

校歌斉唱・閉式

 校長先生からは、自分自身が夏休みに取り組んだ演劇活動の経験から「伝えることの大切さ」についての話がありました。「伝えるためには、必ず自分の言葉にしなければならない。自分の言葉に置き換えていく中で、見たことや聴いたこと、考えたことが自分のものになっていく。一生懸命に伝えようとすることが何よりも大切。」という内容でした。

 2学期は、学習発表会や持久走等の「伝える」取り組みがたくさんあります。成功の有無にかかわらず、一生懸命に取り組んで成長する日々であってほしいと願っています。