学校生活
中原ウォークスタンプラリー「湯田神社編」
中原小学校から約1.5kmの距離にある「湯田神社」。子どもたちは次のようことを学習しました。なお、この教材は昭和56年に赴任された、中原小学校第14代校長が残された資料をもとに作成しています。ホームページをご覧の皆様も一緒にお考えください。答えは最後にあります。
湯田神社 |
湯田神社は、伊勢神宮皇大神宮の摂社(本社に付属し、その祭神と縁故の深い神をまつった神社)で農耕の守護神を祀る神社です。榧(かや)の古木は熊本県巨樹巨木リストにものっており、南小国町指定天然記念物です。樹齢約【 謎① 】年、樹高【 謎② 】m、幹のまわりが4.25m、湯田天神の神木として地域の人々に親しまれ、信仰のシンボルになっています。現存する榧の木としては、町内随一のものです。 |
左の写真は、一番遠かった神社に到着した様子です。右は榧の木に、みんなで手を回しています。
【子どもたちの感想】
◯湯田神社が苦労しました。六地蔵は近くで、楽ちんでした。楽しかったです。また来年も行きたいです。(1年) ◯一番遠かったのが、湯田神社です。行くとき、足、肩、手が痛かったけど、湯田神社に着いてよかったです。(2年) ◯特に、湯田神社が楽しかったです。どうしてかと言うと、栗を見つけたり、柿を見つけたりしたからです。(2年) ◯四つのポイントを回りました。湯田神社まで長い上り坂があって、とっても遠かったです。きつくて景色を見られませんでした。かやの木がありました。高さはプールと同じでした。謎解きをしました。四字熟語の答えは山紫水明でした。中原のすばらしい景色のことです。(5年) |
【謎の答え】
謎① → 600
謎② → 25
子どもたちは歴史の謎以外に、「秋の虫の名前」と「自然を表す四文字熟語」を考えました。次は、「馬頭観音編」を掲載します。
中原ウォークスタンプラリー「熊野座神社編」
中原小学校から約0.4kmの距離にある「熊野座神社」。子どもたちは次のようことを学習しました。なお、この教材は昭和56年に赴任された、中原小学校第14代校長が残された資料をもとに作成しています。ホームページをご覧の皆様も一緒にお考えください。答えは最後にあります。
熊野座神社 |
昔、伊藤権右衛門祐時という人が、1674年(延宝2年)に中原村の長に任命されました。彼は、中原村の守り神として阿蘇大明神護王善神を分神していただきました。そして、現在の熊野座神社に護王神社としてお祀りしました。徳川時代に、彼の子孫が中原の武士として中原に住んでいました。1876年(明治8年)神社制度が変わったとき、【 謎① 】県の熊野座神社と関係づけて熊野座神社と改めました。この神社には、中原里楽が伝わっています。【 謎② 】踊りともいいます。 |
神社までの石段です。左の写真は「のぼり」、右は「くだり」の様子です。
【子どもたちの感想】
◯いろいろなことや歴史が知れてよかったです。(1年) ◯今まで行ったことのなかったところにも行けたし、説明もあって、どんなふうにできたかや歴史が知れてよかったです。他にも、中原に昔からある建物などがあるので、行ってみたいです。(4年) ◯中原について、もっと詳しくなれたことです。例えば、よく知っていると思っていた熊野座神社も知らない歴史や分からない言葉があったからです。後で調べてみようと思いました。来年はもうできないけど、来年もやってほしいです。(6年) |
【謎の答え】
謎① → 和歌山
謎② → お伊勢
子どもたちは歴史の謎以外に、「秋の虫の名前」と「自然を表す四文字熟語」を考えました。次は、「湯田神社編」を掲載します。
中原ウォークスタンプラリー「スタート編」
10月15日(金)、新しい試みとして「中原ウォークスタンプラリー」を実施しました。天気にも恵まれ、子どもたちはフィールドワークをすることで、新たな発見があったようです。
【目的】
(1)校区を回ることをとおして、ふるさと「中原」のよさを再発見するとともに、郷土に対する愛着を深める。
(2)縦割り班での活動をとおして、他の学年との交流、親睦を深める。
(3)集団行動のしかたを学び、公衆道徳などについて望ましい体験を積む。
【目的地】
(1)熊野座神社(学校からの距離:0.4km)
(2)湯田神社(学校からの距離:1.5km)
(3)馬頭観音(学校からの距離:1.0km)
(4)六地蔵(学校からの距離:0.5km)
【活動内容】
(1)縦割り班ごとに4つの目的地へ歩いて行き、謎を解く。
(2)写真を撮る。
(3)最後に、謎の答え合わせをする。(全問正解の班には、中原マイスター認定証を授与)
出発式では、次のような話をしました。「中原のことを知るため、新しい伝統が始まります。伝統を引き継ぎ、発展させるチャンスです。謎を解き、ふるさとのことに詳しくなりましょう。もう一つは、地域の方に出会ったときは大きな挨拶をして、温かい気持ちになりましょう。それでは、楽しんできてください。」その後、子どもたちは元気にスタートしていきました。(次は、熊野座神社編を掲載する予定です。子どもたちが学んだ内容と感想を紹介していきます。お楽しみに!)
「銀杏の樹」の前で、ワクワクの1年生
本来は見学旅行の予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため内容を変更しました。担当の先生が悪銭苦闘して企画されたのは、「中原ウォークスタンプラリー」でした。初めての試みです。縦割り班に分かれて、4つのポイントをめざして校区内を回ります。午前中に3つ、午後から1つになります。1年生も朝からワクワクしています。お楽しみの弁当も嬉しそうです。トイレに行き、探検に行く準備をして「銀杏の樹」の前に1番に並び、2~6年生を待ちました。待っている後ろ姿もワクワク感が出ています。空は雲一つない青空です。「銀杏の樹」は、「がんばって行ってらっしゃい!」と言わんばかりです。「お日さま」を味方にしてくれるとともに、子どもたちが朝陽でまぶしくないように日陰をつくって応援してくれているようです。「早く行きたいな、お弁当も楽しみだな」と、テンションがハイな1年生です!
ドローンプロジェクト
10月4日(月)、今年も南小国町教育委員会主催の「ドローンプロジェクト」が開催されました。EDAC(一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会)から理事長が講師としてお見えになり、ご指導をいただきました。TV番組「ポツンと一軒家」のドローン撮影もなさっているそうです。2限目に1・2年、3限目に3・4年、4限目に5・6年が実際にドローンを動かす体験となりました。1~6年で、障害物にあたらないよう離れたゴールに着地させる「レース」。もう一つは3~6年で、輪をくぐらせることを競う「サッカー」が行われました。年を重ねるごとに、子どもたちの操縦技術は上達していきます。我が国がめざすべき未来社会の姿として初めて提唱されている「Society 5.0」(内閣府のホームページのリンクを張っていますので、ご覧ください)をめざすうえで、すばらしい取組だと感じています。2回目の体験となった2年生の感想を紹介します。
「今日、ドローン体験をしました。難しかったです。最初にドローンの使い方を教えてくれました。次にドローンを使いました。輪っかを通ったり、下からくぐったりして楽しかったです。最後に挨拶をして終わりました。」
「僕は今日、ドローン体験をしました。ドローンのレースで操縦が難しかったけれど、上手にできてよかったです。また、やりたいです。」
最後は運動場に出て、全員で記念撮影を行いました。ありがとうございました。