学校生活
里山自然体験
8月8日
『きよらの郷づくりは、人づくりから!』の南小国町は、『子どもがチャレンジする機会を』としています。
今年から里山自然体験活動を始めました。
私たちの暮らしを支えている森、里、川、海と、人とのつながりを大切にしていこう ということを子どもに伝えるために。
南小国町教育委員会さんはその伝える方法を、『教える』のではなく、『感じてもらう・体験してもらう』機会を準備してくださいました。
『南小国の里山(人々の生活に結びついた山や森林やいろいろな自然)を見て、体験し、そのすばらしさを味わう』ために、町3小学校の4年生20名が参加しました。
場所は、りんどうヶ丘小学校区のごんべえ村と立岩水源でした。
教育委員会 学校の先生 ワクワクオフィス あそBe隊の方に導いていただきながら、フィールドワーク 水源の川上り 竹を使った食器作り バーベキューを体験してきました。
ちょうど夏休み公開の話題の映画に、自然界が繊細なバランスで共存していることを表すシーン 『たてがみ』が風に舞い、タンポポの綿毛のように飛んでいき 鳥に運ばれ動物の口に入り、またうんちとなり、地にかえり、また風で飛んでい行く・・・があります。
森に降った雨は地面の中や川を流れて、やがて海に入ります。でもまた雨になって、森へ落ちてきます。
ぐるぐるまわっているんですね。
体の中も水がほとんどです。食べ物にも飲み物にも水が含まれていて、その水は川などから来ます。
森や川は自分の体とつながっているのだけれど、自然に親しんでいないとなかなかそうは思えないようです。
子どもの頃の体験が、人生の基盤になることを、南小国町の大人の方々は知っているんですね。