本校は令和5年度に創立150周年となりました。
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4年生
平行の確かめ方の新たな方法に気づいた子
宿題で平行な直線をかく問題が出ていたので、2つの直線が平行かどうかをどうやって確かめるのかといった話になりました。三角定規を使って確かめるといった意見が多かったのですが、コンパスが使えると主張する子どもが出てきました。よく話を聞いてみると、上の黒板のように一つの直線上に中心をとって同じ長さで半円をかくことで、もう一本の直線が等距離にあるかどうかを確かめられるということでした。上の黒板の場合は、片方は半円に接しているのに,もう一つの半円は接していないので、これは平行とは言えないという結論に達しました。3年生で学習したことを活かして柔軟な思考を見せてくれました。
平行
今日は、平行な直線をどうやってかくか考えてみました。
ある子は、「定規でもかけるよ」と言って、定規の上の部分と下の部分に合わせて線を引きました。もともと定規は4つの角が全て直角なので、平行であることを簡単に確認することができました。でも、この方法では定規の幅にしか平行な直線を引くことができないと指摘する子がでてきました。そこで、縦に基準線を引き、昨日の学習を活かしてその直線に対して垂直な線を引けば、平行な直線が引けると主張する子が出てきました。
教科書にあるように、三角定規を二つ使ってかく方法も基本的には同じ原理であることに子どもたちは気づいたようでした。また、三角定規の使い方によって、幅の広い平行な直線が引きやすいことにも気づいたようでした。
大人にとっては簡単な垂直と平行のかき方ですが、4年生の子どもにとっては結構難しいものです。よく、三角定規2つを使ってかくということだけ知っていて、どう使っていいか分からないという子を見かけます。方法だけを教え込むのではなく、その原理を自らつかみ取っていくという経験をさせたいですね。
垂直と平行を勉強しています
大雨の中、子どもたちは元気に学んでいます。
算数で、垂直な直線をどうやってかくかについて考えました。どんな道具を使ったらかけそう?と聞いてみたら、「分度器」「定規」「三角定規」「厚紙」といった意見が出てきました。
教科書を先取りして見ていた子どもたちは、かたくなに三角定規を2つ使うものだと信じていましたが、定規や分度器を使って垂直な直線をかくお友達を見て、いくつかのことに気づいていきます。ひとつは、「全て直角の部分を使うと垂直な直線がかける」こと。もう一つは、三角定規を使うと、片方をスライドして使うことで、好きな場所に垂直な直線がかきやすい」ということ。あえて様々な方法を試してみることで、三角定規を二つ使うことのよさについて気づいたようでした。
子どもたちは元気に登校しています。
昨年度末から、新型コロナウィルス対策のため、隣のお友達と机を並べることができません。いつもは教えあって学んでいる子どもたちも、一人の学習は寂しそうでした。
話し合うときも少し遠慮して、距離をとるように声かけをしています。
早く収束して、お友達と気軽に話し合える学習空間になるといいですね。
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