9日(木)の10時半頃、本年度の地震避難訓練を実施しました。まず、朝活動の時間に、いろいろな場所で地震が起きたことを想定して(体育館、トイレその他)、どのような行動をとってほしいか指導しました。縦割り班ごとに場所を割り振り、その場所の特徴に応じて取るべき行動について、班長を中心に考えてもらいました。その後、時間を知らせることはせず、実際にどのような判断をするか練習し、動いてみました。子供たちは、しっかりと行動できていたようで安心しました。初期対応の基本は、「まず低く」「頭を守り」「動かない」ことです。また、「物が落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」場所で安全を確保しなければなりません。頭では分かっていても、いざ、実際に地震が発生したらどう行動するかということを常に考えておく必要があります。水害、地震など比較的発生の可能性が高い災害については、いかに日常的に話題にしておくかがカギだと思います。ご家庭でもお話しいただけるとありがたいです。
久しぶりに対面での実施が可能となった「小6交流会」。この会の目的は、交流によって仲間としての意識を高め、中学校生活への期待を膨らませることです。2日(木)の午後、バスで菊陽中部小学校へ移動し、体育館で交流会を実施しました。時間は短かったのですが、各学校の人権に関する取組の紹介、レクレーション、菊陽中の先輩からのビデオメッセージ、感想交流など、内容は盛りだくさん。今回は、担任の山田先生が全体企画と進行を担当。南小の子供たちも、司会の大役を担いました。グループごとに分かれて行うゲームでは、他校の子供たちにやや圧倒されている様子も見られましたが(これも大切な勉強です)、時間が経つと、次第に緊張もほぐれ、笑顔が見られるように・・・。人権学習の取組については、全員で行い(これは本校の特権ですね)、堂々とした発表となりました。終了後は、互いに「バイバーイ!!」と明るく手を振り合って解散した子供たち。今後、第2回の交流会も計画されています。第2回目も楽しみです。
以前から、菊陽町と交流のあるオーストラリアの学校「バッカス・マーシュ・グラマー」。教育委員会からお話をいただき、日本語の授業をとっているオーストラリアの6年生の子供たちと本校の子供たちがオンラインで交流しました。本当に便利な時代になりました・・・。本番前日の30日(月)午後、ズームのテストをして、初めて先方の先生と顔合わせ。(画面がつながったときは、ほっとしました・・・)私は、出張のため、本番31日(火)の授業を見ることはできませんでしたが、それぞれの教室から自己紹介をしました。担任の山田先生によると、6年生は自分の英語が通じてとても嬉しそうだったとか。向こうの子供たちも、やり取りを盛り上げてくれたそうです。時間が足りず、こちらからの質問は十分できませんでしたが、また次の機会に。(山田先生が英語で準備してくれた「日本クイズ」も次の機会に。)
25日(水)は就学時健診を実施し、5年生が次年度のリーダーとして新1年生のお世話を頑張ってくれました。(かわいい名札も作ってくれました)次年度入学する1年生は、現在のところ18名の予定です。また、子供たちが健診を受けている間、保護者の皆様には入学の準備等に係る説明を受けていただいたり、社会教育指導員の内田早苗さん(本校の地域学校協働活動推進員でもあります)から、「親の学びプログラム」の講話を聞いていただいたりしました。「親の学びプログラム」を受けて頂いた保護者からは、「子供のお母さんたちと今まであまり話すことがなかったので、他の家庭のお話が聞けて参考になりました。楽しい時間でした」「小学校に上がると親同士の関わりが増えると思いますので、ギクシャクした関係にならない関わり方が親子共々できたらよいと思います」「他のママが悩んでいること、頑張っていることを、皆で『分かる』と共感できたので少し安心できました」などの感想をいただきました。入学まであと5ヶ月。子供たちには、安心して入学してきてほしいです。
22日(日)・23日(月)の2日間、6年生は、小学校時代の最大のイベントのひとつである修学旅行に行ってきました!行き先は長崎と佐賀。長崎では平和学習等に、また、佐賀の吉野ヶ里歴史公園では歴史学習に取り組みました。子供たちは早くから事前学習を重ね、体調管理にも気を配り、この日が来るのを心待ちにしていました。子供たちは、いつも以上に互いを気遣いあったり、コミュニケーションをとったりにしながら過ごし、忘れられない2日間になったと思います。被爆体験の語り部さんは、森内實(みのる)さん。壮絶な体験を詳細に語ってくださり、子供たちは真剣な表情で聞き入っていました。図らずも、先週、5年生がお話を聞いた、胎児性水俣病患者である坂本しのぶさんと同じことをおっしゃいました。「身近な人を大切にしてください」と。そして、「平和学習は、過去のことを学ぶのではなく、これから自分がどのように生きていったらいいかを学ぶこと」ともおっしゃいました。これらの言葉がとても心に残りました。子供たちには、このことをずっと覚えていてほしいです。
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