校長室ブログ
12月8日(月)~12月12日(金)
12月8日(月) 3つの力を意識して
校内を回っていると、図書室の前のホワイトボードに目が留まりました。いつもは図書委員会が企画しているイベントのお知らせなどがあるのですが、子どもたちや先生がボード全体にペンで書き込みをしてありました。よく見ると、学校教育目標の実現に向けて、図書委員会としてどんな活動が考えられるかを書き込んでありました。また、子どもたちに育てたい資質・能力の「自ら行動する力」「思いを伝え合う力」「粘り強く取り組む力」の3つを意識しながら活動を考えられるような工夫もあり、感動しました。司書の先生にホワイトボードの中身について尋ねると、みんなで書き込んだことを確認しながら、委員会の子どもたちが頑張っていることを教えてくれました。話を聞いて、さらにうれしくなりました。実は、もっと早い段階で書き込んだものだったらしいのですが、いつもはボードの反対側にあるので、私も気づきませんでした。子どもたちと先生方が、『共創!笑顔あふれるみんなの学校』を実現するために、それぞれでアイディアを考え、取り組んでくれていることに感謝の気持ちでいっぱいになった瞬間でした。
12月1日(月)~12月5日(金)
12月5日(金) 頑張っている理由は…
校内を回っていると、2年生が手に絵具をつけながら、何かの製作に取り組んでいました。何を作っているのか気になって見ていると、紙粘土に色を付けながら集中して作っています。担任の先生に何を作っているのかを聞いてみると、オープンスクールの時に使うものでした。(サプライズのようですので、ここでは伝えられませんが…)2年生の他の学級ですでに作った物を参考にしながら、自分なりの製作を行っていました。どの作品も上手に色付けをしながら、頑張っている姿に感動しました。次週予定しているオープンスクールに向けて、準備に取り掛かっている学年もあるようです。町内の小中学校ではインフルエンザの流行で学級閉鎖をしているところもあると聞いています。次週の広がりを心配していますが、子どもたちが元気で、そして準備したものをオープンスクールで披露できることを願っています。
12月4日(木) 自ら学びに向かうことができる中部っ子を目指して
本校では、子どもたちが自らの学びを実感し、自ら学びへと向かう子どもたちを育てるために、授業改革に取り組んでいます。本日は3年生で国語、6年生で外国語の授業公開を行い、教職員同士で学び合う時間を設けました。3年生の国語では、「モチモチの木」の教材を使い、中心人物の性格について、これまでの学習や友達の考えを踏まえながら考えをまとめていく学習が行われました。6年生の外国語では、単元のゴールである「世界未来サミット」に向けて、発表の内容の工夫を考える授業でした。2つの授業とも、子どもたちが学習課題に向けて、自ら考え、また友達の考えに学びながら取り組む姿が見られました。全職員で共有している「めざす児童の姿」に向けて、授業改善を続けていきたいと思います。
12月2日(火) 朝の風景
始業前の運動場を見ていると、子どもたちが運動場にかけていき、楽しそうに遊んでいる様子が見られます。遠くから「おはようございます」とあいさつをしてくれると、私も「頑張るぞ!」という元気をもらいます。子どもたちの遊びの中で、最近よく目にするようになったのが「なわとび」です。1年生の子どもたちが大縄とびをしていたり、2年生の子が短なわの練習をしたりしています。縄跳びをする子どもたちを見ると、寒くなってきたのだと季節を感じてしまいます。前とびやあやとびを上手にとんでいる姿を見て、「上手だね。」と声をかけると、嬉しそうな笑顔を見せてくれます。今朝は、二重とびを披露してくれた子もいて、大変驚きました。なわとびは、全身を使ったよい運動だと考えています。リズム感も養われますし、持久力も必要となります。子どもたちの様子を見ながら、私もなわとびの練習を頑張らなければならないと感じました。
11月25日(月)~11月29日(金)
11月28日(金) 地域の方々と一緒に
6年生が家庭科で地域のボランティアの方々と調理実習を行うということで、様子を見に行きました。ベーコンポテトづくりに挑戦していましたが、地域の方のアドバイスを聞きながら、手際よく調理を進めていました。地域の方から、「校長先生は、においをかいできたんでしょ。」と声をかけられてしまいました。それぞれのグループの作業を見て回っていると、「料理が大好きです。家でもよく作っています。」という子どもたちがいて、素晴らしいと感じました。また、その言葉を聞きながら、昨年度教育講演会でご講話いただいた「はなちゃんのみそ汁」で有名な安武信吾さんの話を思い出しました。子どもたちの力作を食べさせてもらいましたが、塩味がちょうどよく、大変おいしくいただきました。子どもたちが安全に調理できるよう協力いただいた地域の方々、本当にありがとうございました。
11月27日(木) 講師の先生に感謝!
1年間で2回、3年生の書写の時間に外部から講師をお招きし、毛筆の指導していただいています。本校の先生方もしっかりと教材研究をして指導に当たっていますが、習字を書く時の心構えや準備の仕方、文字の成り立ち、字形の整え方等、専門的な見地から教えていただくことで、子どもたちもぐんと力を伸ばしてくれます。少しでも子どもたちが毛筆に興味をもち、上達を実感できるように、様々な準備をしていただいています。その中で、一人一人の名前を入れた手本を書いてこられ、子どもたちに配布されます。本当にありがたく感じるとともに、本校の子どもたちを思う愛情が伝わってきます。この思いを受け取り、さらに毛筆の力を伸ばしてくれることを期待しています。講師の先生、ありがとうございます。
11月17日(月)~11月21日(金)
11月20日(木) 「ありがとうございます」
近頃寒さも増してきて、手もかじかむ季節です。厚手の上着を着てくる子も多くなりました。しかし、元気な声で挨拶をしてくれる子も多く、私も子どもたちから元気をもらっています。今朝もいつもの場所で、登校してくる子どもたちとあいさつを交わしていました。その中で、私から「おはようございます」と声をかけると、一人の子が「ありがとうございます」と返してくれました。その一言で、それまでの寒さも吹き飛び、心が温かくなるのを感じました。「ありがとう」という感謝の言葉は、相手を幸せな気持ちにする素敵な言葉だということを、改めて教えられたような気がしました。多くの人たちに支えられながら毎日を生活できている、このことに感謝する心を大切にしなければならないと感じました。
11月19日(水) 委員長たちとランチミーティング
児童会の委員長たちとランチミーティングを行っています。6年生の代表が委員長を務める期間も、少なくなってきました。学校教育目標の実現に向けて、それぞれの委員会でどんな取組を考えているのかを聞かせてもらっています。どの委員長たちも、それぞれの委員会の仕事に誇りをもって取り組んでいることが分かりますし、全校児童で改善した方がよいと思うことに目を向け、活動を考えてくれていることを本当にうれしく思います。「呼びかけは、ポスターや放送だけでは伝わらないところがあるので、別の方法はないかと考えているんですよ。」といった意見もあり、意見を聞いている私の方が勉強になります。委員長が「失敗してもいいから、やってみたいと思うことをぜひ実現させてほしい。応援するよ。」と伝えると、委員長たちの目がさらにキラリと輝いていました。また、校長先生への質問も多く、大変盛り上がりました。児童会と共創しながら、笑顔あふれるみんなの学校を目指していきたいと思います。
11月18日(火) 火災避難訓練
本日は、火災避難訓練を行いました。あってはならないことですが、いつ火災に出会うか分かりません。災害時に必要なことは、自分の身を守ることを最優先に考え、情報を正確に把握し、どのように行動すればよいか自ら判断することですし、様々な避難訓練を通して、これらの力を磨いていってほしいと思います。子どもたちの避難の様子を見ていましたが、先生たちの指示に従って素早く行動し、真剣に取り組んでいる姿が見られました。800人の子どもたちが、放送から4分後には運動場に避難を完了できました。消防署から3名の方をお迎えし、訓練の様子を見ていただきました。訓練後に感想をいただきましたが、大変スムーズに避難できていることを褒めていただきました。火災の原因等についてお聞きしましたが、最近はモバイルバッテリーからの発火も増えていることを教えていただきました。火器を取り扱わないところであっても火災になる可能性があることから、今後訓練での出火場所の選定も考えていかねばならないと感じました。
11月17日(月) クラブ活動・・・楽しそうです!
6校時に4年生から6年生の同じ活動に興味関心をもつ子が集まり、共に協力し合って活動を行うクラブ活動が行われ、子どもたちの活動の様子を見て回りました。きれいな音色が聞こえてくる方に誘われて歩いていくと、大正琴クラブがクリスマスソングを奏でていました。番号の付いた楽譜を前に、初見にも関わらず上手に弾いている様子に感動しました。さらに歩いていると、風流な声が聞こえてきたのでのぞいてみると、百人一首クラブが札を取り合っていました。読みは電子黒板から流れていることを知り、時代の流れを感じました。その他にもバスボムづくりをしているクラブや手作りだこの絵柄を描いているクラブ、イラストに色を付けてプラバンを作っているクラブもありました。読書クラブは、自分の選んだ本を静かに読んでいましたし、映画鑑賞に集中しているクラブもありました。スポーツチャンバラや屋内外のスポーツを楽しむ子どもたちもいます。合奏の練習をしているクラブは、次回完成度を高めていくようです。興味のあることへ集中して取り組む子どもたちの笑顔はキラキラ輝いていますし、とても楽しそうです。異学年の子どもたちが交流するクラブ活動は、改めて素敵だと感じました。
11月10日(月)~11月14日(金)
11月14日(金) 本番が楽しみです!
11月20日(木)に中学校区の特別支援学級の子どもたちが一堂に集まり、日頃の学習の成果を発表しながら交流を深める「なかよしフェスタ」が計画されています。本校の子どもたちは、この「なかよしフェスタ」を成功させるために、9月ごろから準備を進めてきました。本番に向けてリハーサルが行われ、活動の様子を見せてもらいました。子どもたちが自分たちの手で作った物を販売するブースを見てみると、どれも大変良くできていて、すぐにでも購入したくなるものばかりでした。当日は、早々に売り切れてしまうことでしょう。来場したみんなを楽しませるブースでは、UFOキャッチャーやビー玉を転がすゲームなどがあり、みんな楽しんでいる様子が伝わってきました。私もゲームに挑戦させてもらいましたが、なかなか難しかったです。子どもたちが意欲的に活動に取り組んでいる様子を見ていると、「なかよしフェスタ」を楽しみにしていることが伝わりますし、私も本番がもっと楽しみになりました。
11月13日(木) 本物にふれる
熊本市で「熊本マスターズジャパン2025」というバトミントンの世界大会が行われています。菊陽町の計らいで、町内の小学校6年生が招待され、試合を観戦する機会をいただきました。私も6年生と共に会場に行きたかったですが、会議のために出張しており、同行することはできませんでした。学校に戻った子どもたちに感想を聞きましたが、「楽しかったです。」という答えが返ってきました。最初の試合がちょうど日本人選手が出場する試合だったそうで、応援も盛り上がったそうです。選手たちの迫力あるプレーを直接見て、関心が高まった子も多かったのではないでしょうか。映像で楽しむこともよいですが、やはり「本物にふれる」という機会は、子どもたちの心を大きく揺さぶるものがあるのではないかと思います。
熊本県教育情報システム
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