ぐんちくBlog

5/15 運動会で学ぶ集団行動

 令和7年5月14日(水)、第1回運動会全体練習を行いました。まず、服装が整っていたことと開始時刻に運動場に整列したことに感心しました。また、先生の話をよく聞いて、てきぱきと行動する子供が多くいて頼もしく感じました。

 以前、災害時にもかかわらず、食糧配給所やタクシー乗り場で整列している日本人の姿が海外から称賛されました。この日本の整列文化は、幼・保育園、小・中学校時に行う「集団行動」(集団で生活する中で、ルールやマナーを守り、協調性をもった行動)と呼ばれる教育で根付いているものと思います。

 「集団行動」には、賛否があり、「個人の自由を制限する」や「意欲や自主性を損なう」などの否定的な考えがあるのも事実です。その反面、「安全に行動できる」「社会性や協調性を育む」「効率よく活動できる」などの肯定的な考えもあり、最近では上述したとおりその有効性から見直されています。

 本校では、「集団行動」の目的や必要性を理解させたり、その都度よかった点や改善点をフィードバックしたりしながら、子供たちの成長を促しています。そして、「自己教育力の育成」に繋げたいと考えています。

 子供たちに「運動会」を通して、普段の生活では体験できない「集団行動」に触れさせ、将来生きて働く「自己教育力」を育てたいと思っています。

【写真は始業前に行われた紅白の応援練習風景です】