学校生活

2017年10月の記事一覧

休み

10月9日は体育の日でした。

 毎年出される体力・運動能力調査結果では、幼児期の外遊びの頻度が高いほど今も運動習慣が身についており、体力テストの合計点が高い傾向にあることが分かった。外遊び習慣が就学後の運動習慣の基礎を培い体力向上の要因の一つになっている。(日本経済新聞より)

中原小学校の休み時間です。
「先生、外に行ってきます!」と外へ駆け出していきます。
休み時間が正味10分ない時、先生が「すぐに戻らないといけないかもよ・・・。」
と言ったりするのも聞こえますが、やっぱり外へ。

「もう始まるよ~。」と教室から呼ばれ、ダッシュで戻って来ます。

お昼休みの自由遊び。

やってみよう!

運動会の時のダンス曲のタイトルです。
授業中も「やってみよう!」
その1 算数
 授業中なのに、廊下や玄関ホールを小さな折り紙を持って、走り回るふたり。
どうしたのかな?
「ここにもあった!」
 算数で直角探しをしているところ。
 苦手な教科ができたりするのは、新しい内容を学習したとき、前の学年や単元の時のつまずきによってそうなることがあります。


 今の一日一日、1時間1時間を大事にしておかなければ。

その2
 自立を目的に行われる授業。
自立の内容は、一人一人応じた指導の充実、となっています。
 
 二階が教室。
片足ずつ、ゆっくり、手すりをにぎる昇降であることや、大きいもの(例えば、給食当番でパン)を持ってあがるときなど、足元見えずあぶないことがあります。 
 
 今日の自立の学習は、階段を両足交互に昇降するために。
階段のピンクと黄色の足かたを、足に付けたピンクと黄色のスリッパを履いて、踏んでいくのです。

 「こうするんだよ!」として見せる先生に「もっか~い!」(もう一回!)
と言って、先生が何回もしたり・・・。(キングオブコントのオーディション会場みたいに (ぷぷっ)
 
  「自立ではいまどんなことを?」と毎日こつこつ授業準備。
「迷いながらですよ・・・・。」と担任は言いますが。
 教科書や評価のテストはないけど、成長や変化(積み重ねの成果)を、前期おわりの節目に実感します。

お楽しみ会!

前期の終わりの週は、3日に3.4年生が誕生会をしていました。
誕生日の子に、「おめでとう!」や手作りのプレゼントを渡して、写真撮影。
それからみんなでドッジビーをしました。

4日は1.2年生のお楽しみ会。
1年生が遊びの計画を立てて、2年生も一緒にしました。
おにごっこのあと、はないちもんめ。
「かってうれしいはないちもんめ!」

「相談しよう!」

とても盛り上がっていましたが、不機嫌な顔で教室に戻ってくる子もいました。
お楽しみ会も全力!!です。かわいい。

本の紹介クイズ

ぷくぷくうがい前のすきま時間に、図書の先生から本の紹介。
今日はクイズです。

2つのミッションがあります。
①声を出さないで答えること。
 答えは三択 正解と思う番号を指で答える。
②正解の拍手の時、音を立てない。
 手を挙げてひらひらとふります。(手話の拍手)

「オオカミ王ロボ」と「ぐりとぐら」からの出題でした。

「合同学習です。」

 10月4日の朝ミーティング。
お題は「今日楽しみなこと」でした。
1年生はほとんどの子が「合同学習です。」と発表しました。

 スクールバスで市原小へ。
りんどうヶ丘小と市原小との、3校合同学習です。
上手になった作文で、どんなことをしたか、思ったかをお伝えします。  

「わたしは、きょうみんなでいっぱいおはなしをして、いっしょにあそびました。」
「はちにんのひとはしらなかったけど、おともだちになりました。
うれしかったです。」
「もうじゅうがりはしらなかったけど、せんせいがおしえてくれたから、わかりました。」「七こか八こくらいかいだんがあり、びっくりしました。
うえからのけしきが、きれいでした。」

「わたしはきゅうしょくセンターにいきました。
ごはんとか、スープとかつくっていました。
おててでちぎっていれたら、おやさいをはやくきれるきかいがありました。
おやさいをひやすきかいがありました。」
「おおきいなべがありました。
はちじにじゅっぷんからつくってるってききました。
いいにおいがしてきました。ごはんのにおいでした。」

「おおきいしゃもじがありました。」
「きゅうりをおおきいざるにいれて、おおきななべにいれて、ゆがいていました。
できたらざるにいれました。」

「だしをとるときに、でっかいこんぶがすごかったです。こんぶをとるのがあつそうだった。
わたしはできません。」
「やさいをじどうてきに、きりきざむきかいがありました。
きゅうしょくがたのしみです。」
「きゅうしょくのせんせいがきてくれて、つぎにほんをよんでくれて、うれしかったです。」

イマジン

 2番目に長い通学路を歩いてくる子は、いつも手に何かを握って持って来ます。
今日は「すすき」でした。

 少し肌寒くなった朝ボラ。
ついに始まりました、「ぎんなんひろい」です。

草取りや落ち葉はきより、道具の多い作業ですが、今日もさりげなく、きちんと5,6年生が気付いて動いてくれます。

 それから教室にあがって「読み聞かせ」です。

 1,2年生で読んでくれた方は、関西弁の読み方が上手です。
はじめてチーズを食べた子どものお話。
ずっと食べたかった、お肉屋さんのチーズです。

 でも食べてみたら口に合わず、買ってくれたお母さんに気付かれないよう、そっと口から出しました。

 朝の読み聞かせは、朝ボラ後、1時間目前。
これから一日がスタートする!という時間に、ココロが「うふふっ」となるあたたかな本のセレクト。
「実は私も子どもの頃、同じ体験をしました。チーズ食べたくて買ってもらったけど、ペッ!としたのことがあるの。」と話す先生にも、うふふっ・・・。

 3~6年生は、電子黒板を使いながら、挿し絵をひろげて準備。
読む前に、前節がありました。

「今日の朝ごはんは何だったかな?目をつぶって思い出してください。」
静かに考え中。

「想像するとき、頭の前の方を使っています。」
考える仕草をみんながしてみると、確かに目線は上。
頭の前の方に向いています。
「そこが前頭葉です。想像する、考えるときに使うところです。」

 お話が始まりましたが、「あと少し!」の所でとまり、その先の文は隠されていて見えません。
「この先、どうなると思う?」
感想の前に、自分が自由に想像したストーリーを何名かが発表しました。
へえ!そう考えたか!みたいな発想もありました。

 今日のお話は、小学生が作ったもの。
「あなたも自由に想像して、自分のストーリーを楽しんでごらん!」と教えてくれたようでした。
「想像してごらん、いろんなことを。」とも。

いい声ね!

  朝から5.6年生に、合奏の楽器準備をしてもらい、体育館で全校音楽をしました。
合唱の専門的なご指導をしてくださったのは、りんどうヶ丘小の校歌なども作られた、阿蘇市教育委員会の先生でした。



 体育館に入ってきた声の大きな三年生の女の子が「先生、こんにちは。あ、おはようございます。」
と言うと、
先生は「あら、あなた、いい声ね!」と。

 まずは、姿勢。
そして、口の開け方。
指三本を口にあてて、大きく開けます。
耳の付け根の骨の動きを、指で触ってたしかめます。
前歯に手を当て、にこにこの顔になります。

「うわぁ、いい顔になったわね。」
「伴奏むずかしいのに、とっても上手ね。」
先生から、次々ほめられながら。
聴いている人に、この歌に込められた歌詞への思いを伝える技(発音やアクセントなどをこまかく)教えていただきながら・・・
 そうすると、歌声がどんどん変わってきました。


 
 10月24日の中北部音楽会に向けて、さらに練習していきます。

阿蘇郡市陸上記録会

9月30日(土)
 阿蘇谷の広~い空の下、一の宮中学校グランドで行われた阿蘇郡市陸上記録会に参加して、男女混合リレーで、優勝することができました。
 個人も5年男子2名が、200Mで入賞しました。
 部活動で陸上がたっぷりできた日は、そう何回もはありませんでした。
 毎日の登下校での歩き、みんなで朝ラン、休み時間の遊び、体育の授業、長期休みのかけっこ教室、日常から人のお話をしっかり聞くなどなど・・・いろんなことが集まってのこの結果だと思います。
 大会関係の先生方、送迎や応援の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

         
 子どもはもともとスポーツが好きですね。
体を動かすという、人間がもっている欲求をみたしているので気持ちがよく、また「やった!」という気持ちや「いっしょに頑張ったね」の満足が、こころをつなげ豊かになります。
それに、自然に体力のアップやストレスの発散にもなっているのです。
 スポーツは、ココロとカラダの両面にわたる健康の保持増進に、大きな効果を与えているのです。

 健康でいるために・・・・。

 世界にはそれが、あたりまえでない国や地域もあります。
中原地域の皆様が、少しずつ届けてくださるペットボトルキャップの袋がいっぱいになったので、リサイクルのお店にお届けしました。

今回の重量は8.7㎏です。
ポリオワクチン2.18分になりました。
 ご協力ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

鳥の目 虫の目

9月29日(金)朝ボラタイム。
これまではグランドの草取りでしたが、今日はほうきをもって、落ち葉を集めました。

5年生が育ててきたバケツ稲、今日は稲刈りをしました。



鳥の目 虫の目 その①
 熊本盲学校と眼科の先生が、健康相談に来てくださいました。
細かい字や作業が増える中高学年の授業で、子どもが持っている目の能力と、がんばろうとするまじめな力をのばすのに、教師の指示の出し方が大事だとアドバイスいただきました。

 例えば小さな文字がたくさんの地図帳で、九州のページから南小国町を探そうとするとき。
 ルーペを上手に使えるようになるためには、ただがむしゃらに探すのではなく、まず鳥の目で、おおまかなかたちをイメージできるようになること。
 ページのはしの記号や数字に目を向けさせて、全体の中の、どのあたりか口頭で伝えでます。

 近づいたら、北東(方位)とか3時の方向(クロックポジション)とかを口頭で伝え、
ルーペをあてて虫の目で探します。
 時間は短縮され、目の疲れもなく、効率がアップしました。
先生方、遠路、どうもありがとうございました。

鳥の目 虫の目 その②

 国語の研究授業
3年「すがたをかえる大豆」4年「アップとルーズで伝える」

 複式の授業です。
学習リーダーさんの机にはタイマーがあり、ノートの指示書を見ながら。
自分たちで学びを進めていけるようになることを目指しています。
 どちらの学年も、「説明文の技」について考えました。
 研究授業では3名のお客様に緊張したのか、いつものように意見が出ず、また指示書の時間通り進まず、リーダーさんは困り顔の時もありました。
いい勉強です。

 授業者がたくさんおしゃべりをして、子どもの頭の中に知識をため込む授業は、子どもがなりゆきまかせに育ってしまいます。
 「主体的な学びあい」は、教師がずっとついておしゃべりできない「複式」の授業の中で学べることです。
  だから複式の授業は教師が「考えさせる準備」をしておくことがとても大事です。

 授業研究会では、教師のその「仕込み」について、詳しく阿蘇教育事務所の先生からハスキーボイスでご指導いただきました。

 勢いよく教室前後の黒板(先生と子どもの作業板)を指しながら「すがたをかえる。大豆がですよ!この人間の知恵は、将来的に生きて働いていくのに、どれだけの力になるかって思いますよね。
アップとルーズも、鳥の目と虫の目を学んで、自分の考え方にいかすことができていけたら!」
 指導主事の先生ご自身が、この教材から学ぶことにワクワクがあることを、ひと言目から感じました。
 授業で学んだことを、実生活でいかすような、そんな授業になる「技」を、たくさんの資料とプレゼン授業で教えてくださいました。
 ありがとうございました。

9月28日(木)

「いい湯だな」
地域のことを調べている3.4年生。

元気プラザに続いて、9月28日(木)は湯田温泉に見学に行きました。
少しの時間でしたが、実際に温泉にも入らせてもらいました。

 中原にあるけど、入ったことのない子もいて、帰ってきてから他の学年から「いいなぁー!」とうらやましがられていました。

「お洗濯」
 あらまぁ!

持ち帰った服を見て、とおうちの方が思われているかも・・・。

これです!この様子を見て、許して下さい。


「しあわせでした。」

 給食に手作りグラタンがでました。
給食センターの栄養教諭からのコメントには
「手作りソースの水分が多くて、ごめんなさい。チーズの焦げ目も時間不足でつかなかったから、今度はがんばります!」
とありました。
でも、そんなことはなくて

(食べながら)
子 「夕ごはんもグラタンがいいです。」
先生「おうちにテレパシーを送っておきなさい!」

(放送で、チーズの焦げ目がつかなくて・・・と聞こえたとき)
子「焦げ目とか関係ないです。めっちゃおいしいです。」

(給食当番さんが食器を返しながら)
「しあわせでした。」
ごちそうさまでしたではなく・・・でした。
 ちょうど虫さんにさよならをしているときに、給食配送の方がおいでたので、いつものお礼を言いました。