学校生活

2019年9月の記事一覧

ゆたかに

  ラグビーワールドカップが始まる前に、前回大会で勝利の立役者になった五郎丸さんにインタビューをしている番組あり、ラグビーの魅力を「多様性を認めること」と話されていました。

解説などをきいていてもたしかに あったまいい方だなぁ~ だけでなく、ゆたかさを感じます。

 

9月25日の3時間目に、5.6年 算数の研究授業がありました。

大問を簡単に言うと、

5年生は「5分の2リットルと0.3リットルの牛乳をあわせて何リットル?ちがいは?」

6年生は「1時間で90枚と12分で20枚印刷するプリンター どっちが速い?」でした。

 

☆学びのツール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業者は、『既習事項の整理をするもの』『かっこいい言葉を使いたかっただけ』とかなんとか言っていましたが、今年の研究仮説のひとつ UDの視点にたったもので、授業はじめで毎回使われていました。

これが解決の見通しをたたせるもので、特に今日の授業では6年生から、いろんな方向からでてきていて、解決へのヒントになっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分も先生のクラスで勉強したかった。『な・か・ば・る・学習』自体が『UD』。それがしみついている。適用問題を黒板に書くところまで終わるので、分数にこだわっていた子も「あ、そうだ!」と気付いていた。見通しがもてて、最後までたどりつけるのがいいな と思った。自分も、安心できる授業がつくれるようになりたいです。」

(ひとりひとりの子どもの「わからない」に合わせて楽しい学習準備をするきれいな先生の感想)

 

「わが子が同じ学年で、ここを教えた時に、とりあえず割り算するだけ!になっていた。中原の子どもたちは、自分が何をしているのか、意図をちゃんともってやっているので、すごいと思った。」

(自分も6年生の子どもがいる先生の感想)

 

 全学年に授業に入ることが多い先生は、授業後に職員室に戻りながら

「ちゃーんと説明しきったし、は?ちょっとちがうか?と思うこともまずは うんうん と聞いていた。こん子たち ええなぁ。たいしたもんだ。」

と言っていましたが、授業研究会でも、

「先生の授業の安定した力を見せていただいた。複式学級の組み方 算数として UDの考え方として すべてが素晴らしくできていました。」とまとめて言われました。

 

「さらに研究としてレベルアップのために言うなら」と続けられたのは、

「算数って(意外と)言葉が大事。丁寧におさえていくことが必要と思った。それに、まとめのところを、必ず先生がする!でないというのもある。この子たちは できはせんかな?と思った。」

の意見から、研究会は教師の『ことば』の話題になりました。

 

「テストによっては穴埋めもあるが「○○が××より△△まいおおい」とか、1年生のうちから、『何を』求めているのか大事」と、低学年の先生から積み重ねを意識してありました。

「先生があんまりしゃべらないのに、授業がすすめられるのがいいなと思った。」とも。(フッフッフッ・・・)

 

 研究会の司会は、普段の授業で毎時間きれいな板書をする先生。

もう一つの仮説について「視覚化は明確になる。各学年で身につけていかないといけないスキルがある。」といいながら、上手にみんなの先生の意見を引き出します。

 スキルの定着などに日々大活躍の、一緒に授業をする支援の先生と担任は、『わたり』のときや授業の前後に ちょっとずつ「こうしましょ!こうだったね!」と話されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は改めて支援の先生方から

「単元のはじめだけ自分が言ったが、次からは学習リーダーが「自分がやります」と前に出てきた。先生と子どもを見ながら、自分がどうかかわるとよいか 常に考える、難しい。」

「子どもが話し合うときは、自分は口をはさまない方がいいと思うし、せっかく居るからとおもうと・・。」

「支援が入ることはいいことでも、担任側からすると支援員をどう動かすか 考えが二重になるのではないか 、悩みが多いのではないだろうか。」

「『支援』の視点で見ていたが、自分はしゃべりすぎるので、適切の子どもに接していかないと、ああはならないなと責任を感じた」

などと考えていることを話してくださったり、

 

複式担任の先生から

「支援の先生がいないと滞ってしまうことがある。支援の先生がいてくれることで、手だすけをしてもらっている。間接の時に止まってしまい、無駄な時間をすごす、授業が成り立たなかったらどうかと考えると、支援の先生に 入ってもらえるのがいい。」

「支援の先生を活用するのも『UD』ではないか。」

「直接を自分がしながら間接の方をみて、心の中で支援の先生に「ありがとうございます」と思っている。」

などと(普段は忙しくてなかなかゆっくり話し合ったりする時間がないのですが)『ことば』で伝え合いました。

 

単式の担任の先生からは

「今日の授業で、特に間接の時を見て、支援の方法はいろいろあるなとわかりました。「はかせどんだったらどうかな?」など、支援の先生の何気ない一言は大きいんだな~と思った。」とも。

 

 少人数のいいところもあるけど、やっぱりデメリットもあります。

意見の交換が限られるのですが、授業者は

「なかばる学習の、「ば」の場面で、個人の意見に流れないように、もう少し話し合わせるとよかった。多様な考えをだすことが6年生では、説明までできていたのがよかった。今後の学習にも役立ててくれるといい。」

と、あとの会で話していました。

 

校訓「ゆたかに かしこく たくましく」

かしこく はもちろんなのだけど ゆたかに がいっぱい伝わる1時間と、事後の授業研究会でした。

 

 3時間目の研究授業が終わってから、教室に戻り4時間目の学習を進める前に

「今ね、5.6年生の授業を見てきたんだけどね・・・」

と先生が、あと半年後 3年生になったら複式学級で授業を受けることになる6人の2年生に、それぞれの学習リーダーさんがいて、先生がいない間も授業を進めてたり、意見を出し合って話し合っていた様子を、お話ししてくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日の給食後、コンテナ室に食器を持ってきた子に「授業よかったね。給食 おいしかった?おなかいっぱいになった?」とたずねました。

「はい、ヒジキときくらげのふりかけがおいしかったです。おなかいっぱいになりました!10分の12くらい!!」と言っていました。

(えっ ここは 約分せんでもいいんか~い!)

遠隔授業

昨年、高森東学園の6年生と遠隔授業で作ったリーフレット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 その(観光)のページに、子どもたちは熊野座神社のお祭りを入れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 きよらの郷の教育 のリーフレット表紙は中原楽です。
10月18日 午前中授業で熊の座神社祭礼があり、その中原楽がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高森東学園との遠隔授業 今年は英語です。
先生は、英語の時間普段は担任がひとりで。
ALTがおいでたら、おふたりで英語の授業をしています。
今年はもうひとり。
高森東学園の先生と一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 授業の初めに、高森東学園の先生と5年生と電子黒板であいさつをしてから、ウォーミングアップなどを一緒にして、毎回その時間の学習の目標に向かうデモンストレーションを電子黒板ごしに、二人の先生がして見せてくれます。
そして、「じゃまたあとで」
と言ってそれぞれの学校で本時の学習をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束の時間がきたら、今度は一斉にではなく、タブレットでグループごとに個人で、レッスンしたことをやってみます。
終わりには「Nice talking to you!」と手をふって、次の番の人と交代をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 9月24日は、いつものようにされている英語 遠隔の授業を、県外からの先生、教育委員会の方、本校の先生も参観しました。
初めて見られた先生が、「いつもが少人数なので、交流できると意識がたかまっていいね。」と授業をした先生と話していました。

栄養教諭がいてくれる!

 毎日暑かったり、急に冷えたり。

季節が夏と秋 あっちに行ったりこっちにきたり。

19日は町教育委員会の先生が授業参観においでてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かがやき1教室 書写の時も、「なつ」と「あき」がいったりきたりしていました。

 

 

 20日 ふるさとくまさんデーの給食の献立は、秋メニューで人吉球磨の味 くりごはん つぼん汁 なすのごまだれ さんまのうめに 牛乳でした。

「きのうもうちはくりごはんでした。でも、おいしいから、毎日でもいいです!」

とか、

 

「きのう、くりひろいをしたから、ここにとげがささりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と話してくれました。

 

 

 19日の給食には栄養教諭さんが、給食を食べる様子を見に来てくださいました。

 

献立は、切れ目の入った丸パン ぶりカツ ソースキャベツ ミネストローネ 牛乳です。

栄養教諭は、手洗いやエプロン付けの身支度のところから、コンテナ室に「給食をとりにきました いただきます」と言って入るところ、教室でつぎわけるところなども見られました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1年生教室から順番に、食べている子どもたちの様子を見て、ぶりの説明や、感想をきいたりしながら、全教室を回ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄養教諭「ぶりは出世魚と言って、成長とともに名前がかわります。

ちいさいときは何というか知っている人いる?」

子「こぶり?」

 

 

 献立配膳表には、パンに向かってブリカツとソースキャベツが向いていて、「はさむ」とかいてあります。

栄養教諭に「おいしいです!」という子どもたちに「自分で作ったからだよ!」と言ってくださいました。

中には「マク○○○よりおいしいです!」なんて感想も・・・!!それにも「自分で作ったからだよ!」「南小国町の野菜をつかっているからだよ。」などと。

 

 食育の日(19日)は、交換給食といって、担任の先生が他の教室で給食を食べます。

 

この日 5.6年教室。

 

 

 

 

 

 

 

 いつもは「てつだってください」といって、パンにはさんだりするのを、担任の先生がしてあげることが多いです。

この日、担任の先生は他の教室へ。

「てつだってください」を言わずに、自分で途中までしていました。

あと少し・・・のところで、はみだしてこぼれそうになっていました。

まわりのみんなは上手にはさんで、かぶりついて食べています。

「てつだってください」を言うのかな?と思ったのは多分周りのみんな。

でも、自分でのせてはさんだので、思わず5.6年みんなからの拍手になりました。

 栄養教諭さんもそれを見ていて「やったあ~~~!!!」と一緒によろこばれたので、(照れたのかしら・・・)ガブリッとかみついて食べていました。

「来てよかったです。この場面に一緒に居ることができて。」と言って帰られました。

(給食を作って、急いで駆けつけてくださって、まだ給食を食べられていなかったのですね。すみません。)

ありがとうございました。

毎日一緒に栄養教諭さんがいる学校が、ちょっぴりうらやましいです・・・・

来月(10月19日)もよろしくお願いします。

発表→インタビュー

 3年生は国語で発表をした後に、『インタビュー』の学習に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  聞きたいことを書きだして、おたずねして、答えを聞いてメモをとる。

 

この学習が、社会の授業(見学)で、早速いかされていました。

 

 19日 3年生のきゅうり作り、牛を育てていらっしゃる方のお家の見学に出かけたのです。

2年生の時の探検ではタクシーを使いましたが、今回は歩いて往復です。

探検バッジ(葉っぱ)をつけて歩きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3年生が見学でお世話になった方は、普段お会いしたときとは、あまり自分からはお話されない(自分があまりたくさん会話をしたことがなかったので)と思っていました。(すみません!)

 こどもたちがインタビューしたことを、探検バッグのバインダーをつかって、たくさんメモして帰ってきているのを見て、こんなことまでお話ししてくれたんだね~!とビックリしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 事前の、インタビューのスキル学習プラス、3年生の子どもたちの「あなたのお話からひとつでも多くのことを吸収したい」という姿勢が見えて、それが伝わって、大収穫の見学になったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

お礼の手紙より

○ぼくはこの日をとっても楽しみにしていたので、わくわくしていました。もっと勉強するので教えてください。

○水やりのホースに、穴が開いていて、そうやって水をやるんだなあと思しました。山の水のプールみたいでした。

○牛の耳の番号には、そんな意味があると初めて知りました。牛がえさを元気いっぱい食べていて、かわいかったです。

○牛にえさのにおいをかがせてもらいました。そして牛にえさをあげました。

○きゅうりのえいようののこったところに、ほうれんそうをうえると教えてもらいました

○畑が広かったです。きゅうりが ぽりっとしておいしかったです。

 

どうもありがとうございました。

相手のことを 3年生 国語

学習内容は、学年でステップアップする階段のようになっているものがあります。

 

3年生の国語です。

2年生が発表の練習をしているのを、3年生の先生が見て、担任の先生と打ち合わせ。

3年生が2年生に発表をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聞き手(2年生)が興味をもってくれて、聞きたくなるような働きかけ、その一番はテーマです。

それを、3年生から始まる『委員会活動』のことにして、自分の委員会の活動をノートに書き出したり、整理して、発表の練習をしていました。

 

テーマの他に、『相手に伝わるように』考えて、立つ位置や声の大きさ、目線、つながりの言葉などを気を付けながら、2年生に発表のお手本を見せてくれました。

 

 1年生は、授業だけでなく、朝の会などでも発表を機会多くしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日は、自分のうれしかったこと(赤ちゃんがうまれたこと)を発表して、おともだちからの質問に答えていました。

(みんなにお知らせしたいことを話す時の顔は、とってもいい顔です!!)