2025年2月の記事一覧
校内研修(健康教育に関する研修会)
本校児童の健康に関する課題の一つが、「虫歯」です。そこで今日の校内研修は、学校医でもある「むかえ歯科医院」の向江富士夫先生をお招きして、歯の健康に関する研修会を行いました。
熊本県は虫歯の保有率が全国でも常に上位にあり、中でも人吉球磨は県内で最上位に位置しています。また、虫歯は実は心筋梗塞や肺炎など様々な疾病との関係も指摘されています。意外と侮れませんね・・・。
湯前中学校、保健所からも参加されて、貴重なお話をたくさん聞くことができました。今日学んだことを、これから学級活動や保健指導、保健だよりなど、いろいろなところで働きかけていきます。
交流球技大会
近隣の学校との交流を深める目的で、水上学園と湯前小学校の6年生のドッジボール大会を開催しました。今回はさらに、湯前町で合宿中の21名の龍谷大学女子柔道部の皆さんがスペシャルゲストとして来てくれました。(龍谷大学女子柔道部は全国上位入賞の常連で、日本代表選手も何人か参加してくれました。)
いつもは下級生相手に優しさいっぱいのプレーに徹する6年生ですが、今日は同級生や大学生の現役バリバリの選手たちを相手に、思いっきりプレーできたようです。
気になる結果はと言いますと・・・湯前小チームは惜しくも2位。ちなみに優勝は水上学園チームでした。水上学園の東校長先生が龍谷大学女子柔道部の皆さんに高々と胴上げされるというサプライズ付きでした。
最初は少し緊張気味の6年生でしたが、スポーツを通して心も体もしっかり温まり、最後はハイタッチでのお別れでした。1時間ほどの交流でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
水上学園の6年生の皆さん、龍谷大学女子柔道部の皆さん、本当にありがとうございました。
認知症サポーター養成講座(5年生)
上球磨包括支援センターの皆様、婦人会や地域学校協働活動推進員など地域の皆様のご協力をいただき、5年生を対象とした認知症サポーター養成講座が実施されました。
講座の中では、まず絵本の読み聞かせやスライドを使っての説明で認知症への理解を深めていきました。みんなが想像するおじいちゃんやおばあちゃんはどんな人か考える場面では、「目が見えにくい」「忘れっぽくなる」「病気やケガが多くなる」などのほか「物知り」「経験豊富」などの気づきもありました。
その後は、学習を踏まえたグループワークへ。
認知症はどんな病気か、認知症の方がどんな気持ちでおられるか、認知症の方にどんなかかわりができるか、などをグループで話し合い全体で共有しました。「見守る」「焦らずゆっくりかかわる」「返事をゆっくり待つ」「聞き取れるようにはきはき話す」「優しくサポートする」など、子どもたちなりにかかわり方を考えていました。
今回の学習が、認知症の方やそのご家族を地域全体で支援し、高齢者や認知症の方に優しい湯前町の町づくりにつながることを願っています。
体育委員会主催ドッジボール大会③(2・5年生)
体育委員会主催のドッジボール大会、ラストは2年生対5年生です。
例によって「利き腕と反対の腕で投げる」ルールで、こちらも珍プレー・好プレーが続出。
また、2年生と5年生では人数差があることから、最後は5年生が2年生チームに助っ人で加わる特別ルールも実施されました。
最後まで大盛り上がりだったドッジボール大会。体育委員会の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
体育委員会主催ドッジボール大会②(1・3年生)
前回の4・6年生に続いて、今日は1年生対3年生のドッジボール大会が行われました。
1試合目は「利き腕と反対の腕で投げる」という特別ルールで行われ、好プレーに交じって珍プレーも続出でした。また、続く2試合目は利き腕解禁となり、さすがに1年生の善戦もここまでか・・・と思いましたが、スーパープレーがたくさん飛び出し予想外の熱戦が続きました。
観戦に来ていたほかの学年の子どもたちも夢中になって応援していました。延長戦もあって、大盛り上がりの子どもたちでした。
企画してくれた体育委員会の皆さん、お疲れさまでした!
人権集会(全校児童)を行いました
今年度の人権学習のまとめとして、全校児童が参加しての人権集会を行いました。
始めは、各学年の人権リーダーさんから、学校の人権宣言についての振り返りが行われました。「今の学年も残り1か月くらいになりましたが、笑顔いっぱいの学校になるよう最後まで頑張りましょう」と呼び掛けてくれました。
その後は、各学年から取組の振り返りが発表されました。
「優しい言葉をこれからも増やします」「みんなで助け合うクラスにします」「普段から意識して過ごします」などと、たくさん発表してくれました。6年生が「社会には様々な人権問題が根強く残っていると学んだ」と話していましたが、一人一人の心掛けがきっと社会を明るく照らすと信じて、今後も子どもたちの心を育てる取り組みを続けていきます。
最後に、人権リーダーとして1年間頑張ってくれた各学級の代表の皆さん、集会の企画や運営、給食の時間の放送での呼びかけなど、たくさん活動してくれてありがとうございました。
体育委員会主催ドッジボール大会!
給食の後片付けが終わったら、みんな急いで体育館へ。いったい何があるのかのぞいてみると・・・。 体育委員会が主催するドッジボール大会!
これまで様々な企画で話題を提供してきた体育委員会ですが、いよいよ今回のドッジボールが最後のイベントだそうで、今日は4年生と6年生が参加しました。
手加減なしの真剣勝負あり、優しさあふれる思いやりプレーありで、あっという間の昼休みでした。
6年生 卒業記念植樹
雨で延期となっていた6年生の卒業記念植樹が、月曜日に行われました。途中からは会場となる町有林まで徒歩で10分程度の移動でしたが、みんな元気に現地まで登っていきました。
現地では、農林振興課の皆さんから植え方や注意事項、また植林や森林保全活動の意義などをお聞きしました。今日植えた木は、これから下草を刈るなどいろいろお世話をしながら40年でようやく伐採されると聞いて、みんな驚いていました。
その後は、いよいよ活動開始。軍手をはめ、鍬を片手に斜面をワクワクしながら登っていく子どもたちでした。
一人10本のノルマでしたが、用意された苗450本をすべて植えてしまったとのことでしたので、多い子は20本以上植えたかもしれません。みんな楽しそうに、でも一つ一つ一生懸命に植えていました。
子どもたちからは、「うまくできてよかった」「植林の大変さと楽しさと両方味わえてよかった」「今日植えた木がこれから成長していくのを楽しみにしたい」などといった感想が聞かれました。40年というとかなり長く感じますが、これから、子どもたちも今日植えた杉の木の苗も、お互いにすくすくまっすぐ大きく成長してほしいですね。
ひとよし温泉マラソン 走ってきました!
前回のRKK女子駅伝に続くマラソンチャレンジ・ワールドツアー第2戦(?)、今回はひとよし温泉マラソンに挑戦してきました。
スタート直後はあいにくの雨模様でしたが、本校職員はアメニモマケズ・・・ゴール目指して駆け抜けました。
今回は記憶よりも記録を優先ということで衣装は控えめでしたが、気になる結果は・・・ご想像にお任せします。
150周年記念音楽会(平成音楽大学ミュージカル)開催
創立150周年を迎えた湯前小学校ですが、この日は平成音楽大学こども学科の皆さんをお迎えしてミュージカル公演が行われました。
演題は「いつまでもともだち」。卒業を控えた学生さんたちが、歌あり、ダンスあり、合奏ありの本格的なミュージカルを披露してくださいました。
最後は、子どもたちも知っている「にじ」という曲を、手話を交えてみんなで合唱しました。
以下、子どもたちの感想を少しだけ。
〇みんながチョッピーを「大丈夫だよ」と励ましていて、自分の6年間を思い出して泣きそうになりました。優しい友達を持っているんだなと感動しました。最高の思い出をありがとうございました。
〇出ている人が服とかも自分で作っていてびっくりしました。ダンスの時に手をピタッと止めたりしていてすごいなと思いました。私もダンスを習っているけれど、手をしっかり止めようと思いました。
〇チョッピーが引っ越すことになって、でも最後までキラキラステージを頑張っていたのがいいなと思いました。今日はありがとうございました。またぜひ来てください。
今回出演された皆さんは、卒業後は音楽の道や保育士など、それぞれに新しい道を進まれるのだそうです。本校の子どもたちにとっても、今日の出会いが将来何かを志すきっかけになったらいいなあと思いました。
平成音楽大学こども学科の皆様、先生方、開催にご協力いただいた関係者の皆様方、素敵なステージをありがとうございました。
いちょうの会(2月)
2月13日(木)いちょうの会があり、保健委員会の発表でした。クイズ形式で健康について考える内容でした。元気もりもりで頑張っていきましょう!
全員合唱(伴奏:荒木陽葵さん)
RKK女子駅伝 走ってきました!
2月11日(火)に、えがお健康スタジアムでRKK女子駅伝が開催され、本校からも職員がチームを作って参加しました。今回は「マンガのまち ゆのまえ」をアピールしようと、それぞれに好みのキャラクターの衣装を身にまとって出場し、見事完走しました。
気になる順位はといいますと・・・・一般の部は全147チームの参加でしたが、大健闘の98位! ちょうど100位は特別賞がもらえたみたいですが、あえてそこを目指さず、最後まで手を抜かないで走りきる姿が素晴らしかったです。
健康増進、ストレス発散、町のアピールと一石三鳥で頑張りました!
病気やけがの手当ての仕方を考えよう(学活)
3年生ではこの日、学活の時間を使って「病気やけがの手当てのしかたを考えよう」の学習を行いました。教えてくれたのは、担任の先生ではなく保健室の先生。専門的な立場から、仕組みや働きなどをわかりやすく話していただきました。
子どもたちもよく知っていて、先生の質問に上手に答えていました。しっかり学んで、いざというときに正しい対応ができるといいですね。
湯前小学校へようこそ! (新1年生体験入学)
今日は、令和7年度新入生の体験入学が行われました。周囲の山々に雪が残る寒い一日でしたが、新1年生は元気に来てくれました。
最初は、5年生のお兄さん・お姉さんが優しく校内を案内してくれました。そっと手をつないで歩いたり、抱きかかえて教室の中をのぞかせてくれたり、頼もしい5年生の子どもたちでした。
その後は、1年生にバトンタッチ。クイズや昔遊びで楽しい時間を過ごしました。
新1年生にとっては小学校の雰囲気を知る機会でしたが、1年生・5年生の子どもたちにとっても、上級生としての自覚を促す良い機会だったと思います。これからの成長が楽しみです。
新1年生の皆さん、4月の入学を心よりお待ちしています!
なずなの会(読み聞かせ)
今日はなずなの会の皆様の読み聞かせの日でした。
子どもたちはいつもこの時間を楽しみにしています。今日も、電子黒板で挿絵を大きく見せながら話していただいたり、東北地方の八郎潟にまつわる話を方言を交えて聞かせていただいたりと、それぞれに工夫していただいての読み聞かせでした。
いつもありがとうございます!
中学校説明会
6年生が4月から進学する湯前中学校で、学校説明会が行われました。
説明会の中では、理科や数学・英語の授業も見せていただきました。どんな勉強をしているのか、子どもたちも興味津々だったようです。
後半は、生徒会の子どもたちからの説明や、学校生活のきまりに関する話題などたくさんのお話がありました。携帯電話の利用やSNS利用の約束など、「こども家庭庁」の「春のあんしんネット、新学期一斉行動」のコンテンツを活用した説明も行われました。
6年生は4月から環境が大きく変わります。緊張や不安もあると思いますが、しっかり準備して4月の入学を迎えてほしいと思います。
令和6年度学習発表会
150周年記念式典に引き続き、学習発表会が行われました。今年度のスローガンは「届け! みんなで作る感動!! ~未来へつなぐ、湯前っ子の学び~」でした。
1年生の発表は「たぬきの糸車 ~ゆうじょうものがたり~」でした。
大きな声で元気いっぱい堂々と表現しました。動きもキビキビしていて、かわいいだけじゃなくカッコよさもあり、入学して1年間の成長を感じた方も多かったのではないでしょうか。
2年生は「みきのたからもの ~湯前町のいいところを伝えたい~」でした。
国語の教材「みきのたからもの」の音読劇に、生活科のまち探検をミックスしていろんなところを紹介してくれました。少ない人数ながら、大きな歌声が素晴らしかったですね。
3年生は「それいけ! 大豆マン ~湯前町の良いところの巻~」でした。
下村婦人会、髙瀬豆腐店、社会福祉協議会などお世話になった地域の方がたくさん登場し、それぞれの歴史や魅力をたくさん伝えてくれました。ここだけの話、大豆マンの役どころにはたくさんの応募があったそうです。3年生のやる気がすごい!
4年生は「ふるさとの宝 ~幸野溝を知る旅~」でした。
私たちの生活に身近な幸野溝。地域の人々の思いが長い年月を超えてまさに今につながっていることがよくわかる発表でした。それぞれの時代の演出も、歌声も、素晴らしかったですね。
5年生は「正しく知り、正しく伝える ~自分事として考える学びへ~」でした。
水俣で学んだことを自分たちの言葉にまとめ、差別への怒りや人を思いやることの大切さを湯前小からしっかり発信してくれました。合奏「アフリカンシンフォニー」もリズムよく、上級生らしい発表でとてもかっこよかったですね。
6年生は「平和への願いを込めて ~修学旅行で学んだこと~」でした。
戦争と平和について学び、実際に修学旅行でも感じた思いを堂々と表現してくれました。発表の内容はもちろん、声の大きさや聞き取りやすさ、出入りの所作や表情など細かいところまで「さすが6年生・・・」と感心する内容でした。学校の外へ向けては「湯前小のカオ」として、そして下級生には「乗り越えるべき大きなカベ」として、しっかり背中を見せてくれました。
あいにくの雨でしたが、当日はたくさんの保護者・地域の皆様にご参観いただきありがとうございました。地域で大切にされてきた湯前小学校をさらにより良いものにして、次の50年につないでいきます。今後とも皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
創立150周年記念式典
令和7年2月1日(土) 学習発表会に先立って創立150周年の記念式典が行われました。
校長挨拶、教育委員会挨拶に続き、来賓の長谷町長からもお祝いの言葉をいただきました。その後、児童による合唱が披露され、元気いっぱいの歌声が体育館に響きました。
明治7年に上里小学校としてスタートした本校ですが、当時は小学生の3人に1人の割合しか通学できない時代だったそうです。その後次第に児童数は増え始め、昭和30年頃には最大で1400人の児童が在学したようです。過去には学校造林コンクールで大臣賞、緑化推進運動で内閣総理大臣表彰など、これまでの先輩方は各方面で活躍してこられました。本校の児童のこれからの活躍も楽しみです。
ご臨席いただいた来賓の皆様方、ありがとうございました。