認知症サポーター養成講座(5年生)
上球磨包括支援センターの皆様、婦人会や地域学校協働活動推進員など地域の皆様のご協力をいただき、5年生を対象とした認知症サポーター養成講座が実施されました。
講座の中では、まず絵本の読み聞かせやスライドを使っての説明で認知症への理解を深めていきました。みんなが想像するおじいちゃんやおばあちゃんはどんな人か考える場面では、「目が見えにくい」「忘れっぽくなる」「病気やケガが多くなる」などのほか「物知り」「経験豊富」などの気づきもありました。
その後は、学習を踏まえたグループワークへ。
認知症はどんな病気か、認知症の方がどんな気持ちでおられるか、認知症の方にどんなかかわりができるか、などをグループで話し合い全体で共有しました。「見守る」「焦らずゆっくりかかわる」「返事をゆっくり待つ」「聞き取れるようにはきはき話す」「優しくサポートする」など、子どもたちなりにかかわり方を考えていました。
今回の学習が、認知症の方やそのご家族を地域全体で支援し、高齢者や認知症の方に優しい湯前町の町づくりにつながることを願っています。