校長室から

校長室から

6月14日~6月18日

6月18日(金) 「自分だったらどうする?」

今週は、性に関する指導週間でした。養護教諭も加わり、学年に応じた指導が行われていました。本日6年生では、学活「自分だったらどうする?」という題材で授業が行われていました。私達の身の回りには、たくさんの情報が溢れています。スマートフォンやタブレットを扱っている子どもたちも多く、子どもたちが目にする情報は、大人が考えている以上のものがあるかもしれません。授業では、近年起こっているSNSにまつわる青少年の被害についても映像等を見ながら問題点を考え、「あなたたちがこのような情報を見聞きしたら、どうしますか?」と問いかけていました。授業のまとめとして担任が語っていたのは、「このようなことをみんなで考えたのは、あなたたちの命を守るためです。」という言葉でした。
様々な情報に踊らされるのではなく、自ら考え、自ら判断し、責任ある行動が取れる力を身に付けられるよう、学校としても全力で指導にあたっていきたいと思います。

 

6月17日(木) 手をしっかり洗って感染対策!

保健給食委員会の児童が中心となって、「てあらいマスコット」を募集したところ、たくさんの応募がありました。その中から、学年代表と学校代表が決定し、保健室前に掲示してあります。
新型コロナウイルス感染症防止対策として、教室に入る際の手洗いと手指消毒の徹底を図ってきました。保険就職委員会の児童は、毎朝校内放送で登校後の手洗いを呼びかけてくれています。
このマスコットの力を借りて、さらに本校の子供たちがしっかりと手洗いに取り組んでくれることを願っています。
  

 

6月16日(水) なかよし宣言

6月7日から人権週間の取組を行いました。今回の人権週間のテーマを「見直そう。自分と友だち、かかわり合い」とし、自分を見つめ、友だち一人ひとりを見つめることにより、相手を尊重し、協力しようとする態度を養うことを目的に、各学級並びに学校全体の取組を計画しました。
「なかよし宣言」もその中の一つですが、それぞれの学級で話し合い、特にみんなで頑張りたい目標を決め、その達成に向けて取組を進め、日々振り返っているところです。各学級で決めた「なかよし宣言」を見ながら、私も心が温かくなりました。
  

6月7日~6月11日

6月7日(月) 歯と口の衛生週間の取組

6月4日(金)から6月10日(木)までを「歯と口の衛生週間」と位置付け、歯及び口腔衛生についての認識を深め、その方法を知る機会とし、歯の健康づくりを進めています。先日歯科検診を行いましたが、う歯の治療を要する児童が、昨年度よりも少し増えていました。養護教諭が給食後に各学年を回り、ブラッシング指導や磨き残しのチェックに力を入れています。
保健室前にも、正しい歯の磨き方ができているかを考えるクイズも掲示され、子どもたちが足を止めて考えている様子も見られます。家族の方々も地域の方々も、子どもたちと一緒に歯の健康に関する意識を高めていただければ有り難いです。
  

5月31日~6月4日

6月4日(金) 水俣に学ぶ肥後っ子教室

オンラインで「水俣に学ぶ肥後っ子教室」が行われ、本校の5年生が学習に取り組みました。新型コロナウイルス感染症拡大のため実際に水俣に赴き学習を行うことはできませんでしたが、熊本県環境センターの方や水俣病資料館の語り部の方のお話をオンラインで視聴しながらの学習となりました。このような学習の機会を作っていただき、大変感謝しております。
本日の水俣に学ぶ肥後っ子教室に向けて事前学習を進めてきましたが、直接いろいろなお話を聞き、改めて考えを深めていたようです。5年生の学習の様子を見ていましたが、みんな担任が用意した学習シートに、聞き取って大切に感じたことをびっしりとメモしており、一人一人が真剣にこの学習に臨んでいることがしっかりと伝わってきました。
本日学んだことをもとに、5年生ではさらに環境学習や人権学習を深める学習を進めていきたいと思います。
  
 

 

6月3日(木) 税金は何のために?

天草税務署国税調査官の方を講師としてお迎えし、6年生で租税教室を行いました。子どもたちは社会科の授業や自計学を通して税金の種類や大切さについては学習していましたが、改めて「税金は何のために必要なのか?」について考える機会となりました。
講師の方から「税金は、払いたいですか。」という問いに対して、全員が「払いたくない。」と答えていましたが、DVDで税金がない世界の姿についてのアニメーションを視聴したことで、徐々に考えが変化してきたようです。私達の生活をより良くするために多くの税金が使われていることを実感できたようです。
この学習を通して、身近な自分たちのふるさとの姿や、私達が安心・安全な生活を送ることができるように整備されている様子により目を向けてくれるようになればと思いました。
  

 

6月1日(火) 学校教育目標の実現に向けて!!

2校時にリモートで児童総会を行いました。今回の総会は、児童会スローガンの確認と委員会活動の活動計画発表、各学級の学級目標の紹介がありました。本年度の児童会スローガンは、「感謝!坂っ子」と決められました。学校教育目標の言葉を使って、子どもたちなりに考えたようです。企画委員会の児童から、「どんなことに対しても感謝の気持ちをもって臨み、態度で示す坂瀬川小の子どもたちになりましょう。」と発表が行われました。
委員会活動の活動計画にも、学校教育目標を意識し、その実現に向けた活動が計画されていました。また、学級目標の中では、本校の児童に身に付けたい力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」に関連させた目標が作られており、感動しました。それぞれの目標に向けて、楽しく、そして努力する姿をしっかり見守っていきたいと思います。
   

 

5月31日(月) ふるさと坂瀬川の環境に目を向けて

昨日は5月30日で、「ゴミ0の日」でした。本校では、本日「ゴミ0運動」として、環境美化や環境保全についての関心を高めるとともに、地域の一員としてふるさと坂瀬川を大切にする気持ちを育むことを目的に、地域の清掃活動を行いました。子どもたちは、時間いっぱい活動に取り組んでいました。私は1年生と一緒に学校周辺のゴミ拾いをしましたが、葉っぱを拾ってくる子やどこかのネジを拾ってくる子など、楽しみながら活動ができていました。途中で坂瀬川公民館の館長さんや地域の方と会いましたが、頑張っている様子を褒めてくださいました。
高学年は、海岸沿いのゴミ拾いを行いましたが、袋いっぱいに燃えないゴミを拾ってきていました。集まったゴミを前に、本校職員が子どもたちに対して、「このゴミを見て、皆さんはどう思いますか。」と語りかけていました。「気が付かなかったけれど、こんなにゴミな落ちているんだと思いました。」、「みんなでゴミを拾ったから、坂瀬川がきれいになったと思います。」など、様々な視点から意見が出されていました。
ふるさと坂瀬川の環境に目を向け、ふるさとを愛する子どもたちを育んでいきたいと思います。
  

5月24日~5月28日

5月28日(金) 感染防止対策を行ったうえで

本日、体力テストを実施しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、実施できないテストもありましたが、本年度は、感染防止対策を十分行ったうえで行いました。職員の中で最後まで悩んだ種目は、「上体起こし」でした。短時間で測定するため、実施児童も支持する児童もマスクをさせることとなりましたが、さらにビニールのパーテーションを間に置き、顔の密接を防ぐ工夫をしました。50m走や反復横跳び、シャトルランはマスクと取って実施し、アルコール消毒及び熱中症対策も徹底しました。
今後の学校行事等についても、本校職員間で知恵を絞りながら、安全な教育活動に努めていきたいと思います。
  

 

5月27日(木) English Room

昨年度までパソコン室として使用していた教室を、本年度から「English Room」と変更しました。GIGAスクール構想により1人1台端末が使用できるようになりましたし、校内のWi-Fi環境も整えていただきました。これまでパソコン室でしかインターネットを使った調べ作業はできませんでしたが、すべて教室で活用できるようになりました。そこで、この教室を外国語や外国語活動で使える学習室とし、教室名も変更しました。これから掲示物等をさらに充実させていきたいと思います。
  

 

5月26日(水) やまなし

宮沢賢治の短編童話「やまなし」を、国語の授業で勉強したという方も多いのではないでしょうか。「やまなし」という題名よりも、お話の中に出てくる「クラムボン」という言葉が印象に残っているかもしれません。「このお話に出てくる『クラムボン』とは、何だろうね。」といった問いを子どもたちにしていたことを思い出します。
本日、苓北町の教育長先生が、子ども建ちにぜひ見せてほしいと、実物の「やまなし」を持ってきていただきました。本当に有り難いことです。
6年生の国語で「やまなし」を学習するのは2学期になりますが、全校児童でしっかり観察し、学習につなげていきたいと思います。

 

5月25日(火) 全校児童でプール掃除

5時間目に、全校児童57名ででプール掃除を行いました。昨年は7月でプールを使っての授業は終了していましたので、かなり汚れていました。それぞれの学年の持ち場を、一人一人が一生懸命掃除する姿が見られました。「ふるさとの『さ・か・せ・が・わ』小学校」「せ」・・・せいいっぱい掃除やボランティアに取り組む学校の姿が見られたように感じました。
高学年は引き続き6時間目も掃除をしましたが、5時間目で終了した学年の児童が、「私達は教室に戻ります。あとをよろしくお願いします。」と、高学年の児童に感謝の声をかけて教室に戻っていました。高学年の児童も、笑顔で応えていました。その光景が何とも微笑ましく、また子どもたちの成長を感じた瞬間でした。
  

5月17日~5月21日

5月21日(金) 子どもたちが輝く学校行事を目指して

明後日は運動会を予定していますが、本日も雨が降り、運動場を使っての練習はできませんでした。本校の運動場は、一度雨が降ると雨水がたまってしまい、数日使うことができません。今日が運動会前の最後の練習でしたが、体育館を使って開閉開式やリレー等の動きを確認しました。
このような状況ですが、子どもたち一人一人が輝く運動会を目指して、子どもたちが下校した後に職員みんなで、雨水をスポンジで吸い取る作業が始まりました。特に計画されていたわけではありませんが、泥だらけになりながら黙々と作業する先生方の姿を見て、「チーム坂小」の底力を感じました。
  

 

5月20日(木) 願いを込めて

本日は、大雨の一日でした。子どもたちも本校職員も、日曜日に運動場で運動会ができることを信じて、体育館で練習していました。また、昼休みは縦割り班ごとに集まり、開会式の時に行うアピールタイムの打合せを行っていました。
各教室を回ると、5・6年生の教室で自分たちで作ったたくさんの「てるてる坊主」を見つけました。一人一人が様々な願いを込めて作ったのでしょう。子どもたちの思いが届いてほしいと願うばかりです。
  

 

5月19日(水) チーム坂小

降り続いた雨が上がり、運動場に水がたまっている部分に山砂を入れると、何とか運動会の練習ができる状態になりました。昼休みのわずかな時間を使って、本校の先生方、高学年の子どもたち総出で運動場整備に取りかかりました。みんな汗だくになりながら山砂を運び、ラインを引き、テントを用意し、5時間目に間に合わせることができました。土の緩い部分もいくらかありましたが、やっと運動場で運動会の練習を行うことができました。
運動場を使って練習をしたいという目的に向かって、子どもと職員が一丸となって取り組む「チーム坂小」の姿に感動するとともに、誇りに感じました。

 

5月18日(火) 学習で活用できるようになるために

先週、職員研修でタブレットの使い方について学び合ったことをお知らせしましたが、早速授業で「タブレットを正しく使えるようになろう」というめあてで学習が行われていました。本日は、3・4年の複式学級での様子を参観しました。子どもたちも先生も、最初はなかなか上手くいかず手こずっていましたが、授業終盤になると、先生から配付された問題に対して工夫しながら答える様子が見られました。私もサポートしましたが、子どもたちの方が上手に使えるようになっていました。
学んだことをすぐに学習に取り入れていこうと計画される本校の先生方も、すばらしいと感じました。今後も、タブレットを効果的活用した学習の様子について紹介していきたいと思います。
  

 

5月17日(月) 届け!子どもたちの思い

5月23日(日)に運動会を予定しています。4月上旬から新型コロナウイルス感染症対策を講じた運動会の在り方を体育主任を中心に職員で検討し、準備を進めてきました。しかし、大変早い梅雨入りとなり、今週の天気予報は雨マークばかり並んでいます。本校の運動場は、一度雨が降るとぬかるんでしまい、走れる状態に戻るまでにはかなり時間を要します。先週から思うように運動場での練習ができていませんが、子どもたちは日曜日の運動会を心待ちにしています。
昨晩からの大雨で、運動場は使える状態ではなかったのですが、昼に一時的に雨が上がると、子どもたちも先生方も外に出て、コース周辺の草取りをしていました。子どもたちの思いが届き、予定通りに運動会が開催できることを祈るばかりです。
  

5月10日~5月14日

5月13日(木) 馬場先生、本年度もお世話になります!

本年度の馬場先生をお迎えしての指導が始まりました。これまで馬場先生とお話しする中で、書道を通して人を育てるという考え方に、大変感銘を受けています。毛筆の指導もすばらしいのですが、あいさつや返事、姿勢、話の受け答えの仕方など、子どもたちが社会を生きていく上で必要な資質を大切に指導されます。「授業で子どもを育てる」とは、馬場先生の子どもたちに対する姿勢に表れており、私達教員が学ぶべきことがたくさんあります。
本日は、初めて3年生に毛筆指導をしていただきました。毛筆で書く前に、基本的な姿勢や態度について丁寧に話していただきました。本年度もよろしくお願いいたします。
  

 

5月12日(水) 職員も学んでいます!

多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現することを目的に、GIGAスクール構想が進められています。苓北町でも、すでに児童向けの1人1台のタブレット端末と、高速大容量の通信ネットワークが整備され、授業で活用できるように準備していただきました。
授業で活用するに当たり、職員のスキルアップを図る研修を行いました。ICT教育で次世代の人材を育てていくためにも、まずは職員同士でしっかり学び合い、積極的に活用していきたいと思います。
 

 

5月11日(火) 「なかなか上手にできません」

子供たちの授業の様子を見て回っていると、5年生が家庭科の裁縫の授業に取り組んでいました。「玉留め、玉結び」に悪戦苦闘している様子が、何とも微笑ましく感じました。「あー、もう10回目ですよ。」と玉結びが上手くいかずに訴えてくる子や、フェルトからずいぶん離れた場所に玉留めをしてしまい、がっかりしている子など、いろいろな姿が見られました。しかし、担任からのアドバイスを受けながら、集中して学習に取り組んでいる様子から、子供たち一人一人の「学びに向かう力」の向上を感じた時間でした。。
  
 

5月6日~5月7日

5月7日(金) 運動会を自分たちの手で 

本日、リモートで児童集会が行われました。体育委員会からの発表でしたが、5月23日(日)に計画している運動会に向けて、どのような競技を行うのかを紹介してくれました。新型コロナウイルス感染状況を考えるとできる内容には限りがありますし、今後急な変更も予想されます。体育委員会の発表でうれしかったことは、「運動会ができる坂瀬川小の運動場に感謝して、気持ちよく運動会ができるように、みんなで草取りを頑張りましょう。」という内容でした。本校の子供たちの成長を感じました。
  

 

5月6日(木) 坂小で学ぶことへの感謝を込めて

昨年度から始めた取組の一つとして「校門一礼」があります。この取組には、「心を揃えて大きな声で挨拶をする」という目的とともに、「坂瀬川小学校で学べることへの感謝の気持ちを表す」という意味も込めて始めました。今では、すっかり本校の特徴的な取組となりつつあります。昨年度の6年生が築いてくれた伝統を、現在の6年生がしっかりと引き継ぎ、低学年への手本を見せてくれています。最近では、少しずつですが「子供たちがよく挨拶をしてくれるようになった。」という地域の方の感想も聞けるようになってきました。校内でも、廊下で出会ったら、自分たちから「こんにちは。」という挨拶が自然に出来るようになってきました。
さわやかな挨拶は、相手を意識することから始まると考えます。一つ一つの挨拶の意味を子供たちに問いながら、丁寧に取り組んで行きたいと思います。
  

4月26日~4月30日

4月30日(金)

本校の子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げる(学びに向かう力)ことを目的に、苓北町の読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の皆さま10名をお招きし、お話会を実施しました。本来であれば、全校児童を集めてお話を聞きたかったのですが、新型コロナウイルス感染症対策として、1・2年生のみ直接お話を聞き、3年生以上はリモートで視聴しました。昨年度は臨時休校のため、このお話会を実施することができませんでしたので、本年度は子供たちも楽しみにしていました。
お話会では、絵本の読み聞かせだけでなく、手作りの人形劇も見せていただき、子供たちもお話の世界に引き込まれていました。お話会が終わった後も、道具を触らせていただいたり、たんぽぽホールの皆さんと会話したりと、充実した時間を過ごすことができました。
たんぽぽホールの方々には、毎月の読み聞かせの時間にも来ていただき、様々なお話を紹介していただいています。今後もよろしくお願いいたします。
  

  

4月27日(火) やさしい6年生

放課後、近くの学童に通う低学年の子供たちが運動場に遊びに来ていました。そこへ数人の6年生の子たちが、自転車に乗って学校にやってきました。6年生の子たちは、学校で遊ぶ約束をしていたのでしょう。見ていると、1年生のサッカーの相手をしてやったり、ブランコを押してあげたりしているではありませんか。自分たちで遊ぶことよりも、低学年の子を楽しませることを優先している姿を見て、何てやさしい6年生なのだろうと、とても感動しました。
 

4月19日~4月23日

4月22日(木) 今年もツバメが巣作りを!

本校の玄関横に、毎年ツバメが巣作りをしていますが、今年も頑張っています。何度も飛んできては、周りの様子を確かめている様子が校長室から見えます。今年もここで生まれ、そして飛び立っていくツバメを見ることができるでしょう。ツバメが行き交う様子に元気をもらい、本校の子供たちが頑張っている様子を見に行っています。

 

4月21日(水) あいさつ上手な1年生

登校してきた1年生は、朝から次々と運動場に出てきてブランコに乗ったり、追いかけっこなどをしながら元気に遊んでいます。いつものように校門付近を掃いていると、「校長先生、おはようございます。」と大きな声であいさつをしてくれます。「おはようございます。」と返すと、にこっと笑顔を返してくれます。朝からとてもさわやかな気持ちになります。1年生は、とてもあいさつが上手です。
「ふるさと『』小学校」の「さ」「さわやかなあいさつが響き合う学校」を目指し、学校全体で取り組んでいきたいと思います。

 

4月20日(火) 「考動力」を高める地震津波避難訓練

本日、地震津波避難訓練を行いました。本校は、大師山に避難することにしています。1年生にとっては初めての避難訓練でしたが、担任の指示に従って、速やかに避難できました。大師山への避難経路は大変急な坂道ですが、5分30秒ほどで全員避難が完了しました。
子供たちには、私自身の熊本地震の経験等を話し、自分の命を守るために、自分で考え、判断し、行動する力を高めていく大切さを伝えました。これは、本校の児童に身につけたい資質・能力である「考動力」です。
これからも「考動力」を高めるための取組を、学校全体で計画していきたいと思います。
  

  

4月19日(月) 自然豊かな坂瀬川

低学年の子供たちが安全に下校できているかどうかを見るために、一緒に歩いています。一緒に歩きながら、いろいろな話をしてくれます。今日は、ある児童から野いちごのある場所を教えてもらいました。私は山育ちでしたので、よく野いちごを帽子に集めていたことを思い出しました。「食べて帰ったら行けないよ。」と話すと、「集めた野いちごは、持って帰ってしっかり洗うか、ゆでてもらって食べます。」と返してくれました。私が考えていた以上にしっかりとした答えが返ってきたので、感動しました。
坂瀬川校区は、本当に自然豊かな場所です。このふるさとを誇れる子供たちを、しっかりと育てていきたいと思います。

4月12日~4月16日

4月15日(木) わたし(の命)を大切にする交通教室 

ふるさと「さ・か・せ・が・わ」小学校「わ」わたし(の命)を大切にすることを考える交通教室を行いました。苓北交番のかた、交通安全協会の方、地域の交通安全指導員の方々にご協力いただき、安全な道路の渡り方や自転車の乗り方などを指導していいただきました。
また、この交通教室に先駆けて、午前中に地域の溝上モータース様に自転車点検もしていただきました。
子どもたちの様子を見ていましたが、安全確認をもっと徹底させていく必要があると感じました。小学生の交通事故が多数起こっているようです。子供たちには、「何のために確認するのか」といった目的をしっかりと考えさせ、行動に移せるよう指導していきたいと思います。
  

 

 

4月14日(水) 給食、おいしいです!

給食の時間は、すべての学年を回って子どもたちの様子を見せてもらっています。新型コロナウイルス感染症対策もあり、基本的に默食ではありますが、1年生の教室では、学校での給食が初めてですので、「今日の給食は、おいしいですか。」と尋ねています。「給食、おいしいです。」と笑顔で返してくれると、見ている私の方が幸せな気持ちになります。
子供たちがおいしく給食が食べられるように献立を考えたり、毎日調理をしていただいている方々に日々感謝しながら、これらかも給食を味わっていきたいと思います。

 

4月13日(火) リーダーとしての姿

1年生が入学して3日が経ちましたが、少しずつ学校の生活に慣れてきているようです。1年生が楽しく過ごせるようにと、朝から6年生が1年生教室を訪れ、絵本の読み聞かせをしています。1年生が喜んで聞いてくれるようにと、自分たちで本を選んでいるようです。6年生の一人一人が、坂瀬川小のリーダーとしての自覚をもって行動してくれていることをうれしく感じます。

 

4月12日(月) 複式学級の在り方を求めて

本年度、3年生と4年生が同じ教室で学ぶ複式学級を設置しました。複式学級のの設置に向けては、昨年度から町内や管内の設置校の取組を学ぶために視察を行ったり、対象学年の保護者の皆さまに対して説明かを実施したりしながら準備を進めてきました。
複式学級を設置してある学校に勤務した経験のある職員がほとんどいないため、みんなで知恵を出し合いながら、本校なりの複式学級の姿を考えてきました。先週から複式学級による指導を始めていますが、今後も様々な学校の取組に学びながら、複式学級で学ぶよさを生かした取組を進めていきたいと思います。

4月8日~4月9日

4月9日(金) 12名の新1年生を迎えて

本日、令和3年度苓北町立坂瀬川小学校の入学式を行いました。本年度は、12名の1年生が入学してきました。保護者の皆さまも、この日を心待ちにされていたことでしょう。在校生は、各教室からリモートで入学式に参加し、新1年生を祝福していました。
会場に入場するときは、少し緊張していたようですが、氏名点呼では、マスク越しではありましたが、元気な返事をしてくれました。1年生の子供たちには、「元気なあいさつをすること」と「先生やお友達の話をしっかり聞くこと」をお願いしました。
これから始まる小学校生活が安全で、楽しく充実したものとなるよう、本校職員全員が最善を尽くしていきます。
  

 

4月8日(木) 令和3年度スタート!その朝の光景

本日、令和3年度の始業式を迎えました。子供たちの登校の時の表情を見ていると、一つ上の学年へ進級するということもあり、張り切っている様子がうかがえました。登校班長が大きな声であいさつをすると、班員の子供たちも気持ちのよいあいさつをしてくれました。
学校へ着くと、いつものように昇降口で健康観察カードを出し、新しい教室に入っていきました。新しい教室でどんなことを話しているのかなと思っていると、子供たちが次々と運動場に出てきて、ボランティア活動を始めました。卒業生が作ってくれた「美しい学校をつくる」という伝統を、在校生がしっかりと引き継いで動いてくれている様子を見て、坂瀬川小の子供たちの成長を感じました。
明日は入学式です。12名の新入生を迎え、57名の子供たちとさらにすばらしい学校をつくっていきたいと思います。
  

3月22日~3月24日

3月24日(水) 希望を胸に巣立つ子供たち

校庭の桜の花も咲きそろい、海からの風香る本日、保護者の方々の参列のもと、「令和二年度卒業証書授与式」を挙行しました。本校は少人数の学校であり、また大変広い体育館を有していることから、5年生のみ在校生を入れ、新型コロナウイルス感染症対策を十分行った上で実施しました。
卒業生の堂々とした姿に、本校職員全員が感動すると同時に、一人一人の確かな成長を感じました。本校を巣立つ卒業生に向けて、2つの言葉を贈りました。
まず、ウォルト・ディズニーの「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。」という言葉です。困難にも負けずに粘り強く、一歩前にチャレンジする気持ちを大切にしてほしいという思いを込めました。
また、「凜として生きる」という言葉です。坂瀬川小学校で学んだことに誇りを持ち、これから出会うであろう多くの人たちに、自分の考えを表現していってほしいと思います。
いつもにこやかで、何事にも一生懸命取り組んでくれた本校を巣立つ12人の子供たちの未来に幸多きことを、本校職員全員が願っております。未来に向かって羽ばたけ 卒業生!
  

 

3月23日(火) 修了式

本日、令和2年度の修了式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策をした上で、体育館で実施しました。本校の児童がすべて集まった中で話をするのは、4月の始業式以来でした。私からは、子供たちに身に付けたい力として共有している「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」について、この1年間で見られた具体的な姿を紹介しながら話しました。
代表の児童が、この1年で思い出に残ったことや成長したことについて発表したのですが、どの子もしっかりと自分自身を振り返った内容を紹介してくれました。特に6年生の代表の子の内容は、「学びに向かう力」について、自分自身の気持ちの変化や葛藤、そして成長や中学校への希望がしっかりと書き込まれてあり、とても感動しました。
本日、子供たちが修了証を持って帰りました。各家庭でも、子供たちの1年間の頑張りをしっかり褒めていただきたいと思います。このコロナ禍にあって、坂瀬川小学校の59名は、この1年間よく頑張りました。
  

 

3月22日(月) 思いがけないプレゼント

5時間目にもうすぐ卒業を迎える6年生に対して、中学校へ向けてエールを送る話をさせてもらいました。夢を持って努力することが、一日一日を充実させることにつながるという内容を、自分の経験談などを交えながら話しました。話し終わると、6年生から思いがけないプレゼントをいただきました。「賞状」と書かれた紙には、6年生と何気なく過ごしたときのエピソードが綴られていました。「六年間で一番楽しかった校長先生との毎日は、決して忘れません。」という言葉に、感激しました。この賞状は、私の一生の宝物です。ありがとう 6年生!

3月15日~3月19日

3月19日(金) 受け継がれる伝統

これまで朝のボランティア活動の中心となっていた6年生は、毎朝卒業式に向けての練習を行っています。しかし、学校駐車場側の山桜が満開を迎え、たくさんの花びらが散っている状態です。朝からそこを掃除しようと訪れると、すでに5年生が桜の花びらを集めていました。「皆さん、とっても助かります。」と声をかけると、うれしそうな笑顔を見せてくれました。運動場を見ると、たくさんの子供たちが分かれて草取りをしている様子も見られます。朝から学校を美しくするために活動するという6年生が作ってくれた伝統は、しっかりと他の学年の子供たちに受け継がれていくものだと感じました。
 

 

3月18日(木) 海から臨む 私達のふるさと

苓北町のお取り計らいにより、卒業を前にした6年生に、海から見えるふるさとの景色を見たりイルカウォッチングを体験したりすることを通して、小学校生活のよき思い出づくりをするとともに郷土を愛する心を育むことを目的に、
「ふるさとの景色とイルカウォッチング」を実施していただきました。
自分たちが生活する坂瀬川校区を海側から眺めるという機会はなく、大変貴重な体験となりました。また、間近にイルカが泳ぐ姿を見て、子供たちも大変興奮していたようです。この体験を通して、改めて自分たちのふるさと坂瀬川の自然の素晴らしさを感じることができたことと思います。
大変お忙しい中、6年生のために貴重な体験活動を計画していただいた苓北町関係当局の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
  

3月16日(火) いつも登下校を見守っていただき ありがとうございます

低学年の子供たちが安全に登下校できるように、見守りパトロールとして一緒に行動していただいている地域の方に感謝の気持ちを伝える会を行いました。夏の暑い日も雨風が強い日も、いつも笑顔で子供たちと接していただき、一緒に下校しながら子供たちの話を聞いていただいています。子供たちにとって大好きな存在であり、誰が話をするかでもめるぐらいです。高学年の子供たちも、低学年の時に大変お世話になりました。
本日は、1年間の見守り活動を通して感じたことや、もうすぐ卒業する6年生との思い出などを話していただきました。また、6年生の代表から感謝の言葉を伝えました。
来年度も子供たちの安全のために、登下校を見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
  

3月15日(月) 気付く力

いつものように朝から正門前の落ち掃きをしていると、6年生の児童が「校長先生、運動場が荒れていると思いませんか?」と声をかけてきました。確かに、サッカーゴールの前あたりで、土が掘れたような跡が残っています。休みの日に運動場で遊んだ子がいたのでしょう。朝から体育委員会の子供たちが中心になって、荒れた部分にブラシをかけてくれました。私に声をかけてくれた子も手伝っていたようです。
このような学校の変化に気付く子が多くなってくれていることを、大変うれしく感じました。日頃から美しい学校づくりに関わっているからこそ、このようなちょっとした変化が気になったのでしょう。身の回りの出来事に気付く力をつけていくためには、日常から近くの人やもの、出来事に積極的に関わることが必要であることを、改めて6年生から教えてもらったようでした。


3月8日~3月12日

3月11日(木) 支援ボランティアの皆さん、お世話になりました!

坂瀬川地区における児童のスポーツ活動及び文化活動の振興を図り、会員の健全な心身の保持増進と豊かな生活の実現と、地域の中で子どもを育てることを目的として、30名の支援ボランティアの皆さまのご協力の下、「すくすく芽生え坂瀬川教室」が実施されてきました。本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により2学期からの取組でしたが、火曜日と木曜日の4時30分から6時まで、9名の児童が参加していました。30分の学習の後、グランドゴルフやミニバレー、絵手紙、将棋、習字、脳トレなど、様々な活動を計画していただき、楽しく活動していました。
本年度最後の活動となりましたので、支援ボランティアの方々に対する感謝の会が行われました。これまでの活動の様子を映像で振り返り、子供たちからの感想発表やお礼の手紙を入れたファイルを渡していました。ご協力いただいた支援ボランティアの方々も、子供たちの発表をうれしそうに聞いておられました。1年間、大変お世話になりました。
参加児童の少なさや坂瀬川小校区の地域学校協働活動の在り方を検証するため、次年度は休止することとしました。支援ボランティアの皆さまには、また新たな形で子供たちの見守り支援活動をお願いしていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
   

 

3月10日(水) 1年道徳科「もうすぐ2ねんせい」

1年生の道徳科の時間にゲストティーチャーとして参加させてもらいました。教材「もうすぐ2ねんせい」を使って、友だちと一緒に自分たちの学級を大切にする心情を育てることをねらって授業が行われました。1年生の子供たちからは、今の学級のいいところがたくさん出されました。本校で一番人数の少ない学級ですが、みんなで助け合い、認め合いながら学校生活を送ってくれていることが伝わり、とてもうれしくなりました。授業の最後に、私からも1年生のいいところを話しました。みんなうれしそうに話を聞いてくれて、とても心があったかくなる時間でした。
  

 

3月9日(火) よくがんばりました

業間の時間を使って、これまで様々な作品展でよい成績を収めた子供たちの表彰をリモートで行いました。映像を通して先生から名前を呼ばれた子供たちは、各教室で返事をして立っていました。友だちからは、大きな拍手で讃えられていました。代表の子に賞状を渡しましたが、作品展に取り組んだすべての子を表彰したい気持ちでいっぱいでした。みんな本当によく頑張りました。
本日表彰した中で、本年度校内で実施した漢字・計算大会のすべてで満点を取った子を「グランドスラム賞」として紹介しました。日頃からコツコツと練習を積み重ねてきた成果であると思います。次年度は、もっと多くの子供たちが「グランドスラム賞」に挑戦してくれることを期待しています。
  

 

3月8日(月) チューリップの花が咲き始めました

この時期は一雨ごとに暖かくなるといいますが、学校で育てている花々も彩りを増してきました。1年生が一人一鉢で育てているチューリップの花が、きょう一輪咲いていました。朝はつぼみが膨らんだ状態でしたが、昼には花が開いていたそうです。とてもうれしそうな顔が印象的でした。
駐車場側を見ると、どの学年の学級園も花が勢いを増しています。朝から草取りや水やりを続けてきた子供たちの頑張りに、花が応えてくれているかのようです。
  

3月1日~3月5日

3月5日(金) お別れ遠足

本日、お別れ遠足を行いました。昨夜は雨が降り、実施できるかどうか心配しましたが、低学年がてるてる坊主を作ってくれたおかげでしょうか、朝から天気が回復しました。本年度最初で最後の遠足を、子供たちも心待ちにしていたようです。
校内でお別れ会、縦割り班によるオリエンテーションを、新型コロナウイルス感染症防止対策を十分行った上で行いました。各学年から6年生へ感謝の気持ち伝える出し物が披露されました。6年生からも、感謝の気持ちを込めて言葉やダンスを表現しました。子供たちの笑顔溢れる、心に残るお別れ会になりました。
その後、坂瀬川グラウンドに向かい、縦割り班でお弁当を食べました。また、広いグラウンドを走り回りながら遊ぶ子供たちの姿を見ながら、この学校行事のもつ意義深さを改めて感じました。
  

 

3月4日(木) 6年生のみなさん、ご苦労様でした!

委員会活動の引き継ぎが行われ、新しい委員会のメンバーが顔を合わせました。これまで1年間、6年生が委員会活動を引っ張り、坂瀬川小の伝統を守ってきてくれました。6年生のみなさん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。卒業までの残された時間で、新しいメンバーに仕事を教えていってください。
これからは6年生のがんばってきたことを5年生が引き継ぎ、委員会のメンバーを引っ張っていってくれることと思います。自分たちのアイディアを生かして、新たな伝統を作ってくれることを期待しています。
    

 

3月3日(水) すてきなところをつたえよう

2年生の国語で「すてきなところをつたえよう」という学習があります。学級の友だちのすてきなところを見つけて、それをお手紙に書いて伝えるという学習です。本日の授業を見ていると、友だちからもらった手紙の内容に対して、うれしかった気持ちを返す発表が行われていました。「笑顔であいさつをしてくれてうれしいと書いてあったので、これからもあいさつをがんばっていきたいです。」「苦手な給食も最後までがんばって食べていてすごいと書いてあったから、これからも残さず食べていきたいです。」など、少し照れながらも、ありがとうの気持ちをしっかり伝え合っている姿に感動しました。
友だちのよさを認め合う、すてきな学級集団に育ってくれていることをうれしく感じた時間でした。

 

3月1日(月) 「大根がとれました!」

1・2年生は、生活科の学習で学校園にジャガイモやエンドウ豆、大根などを育てています。学校園は、地域の方にご協力いただき、耕していただいています。また、植え方なども丁寧に教えていただきました。子供たちは水やりをしたり、草取りをしたりしながら世話をし、収穫する日を楽しみに待っていました。
「校長先生、大根がとれました。食べてください。」と、職員室に持ってきてくれました。また、下校する時は、自分たちで収穫した大根を新聞紙にくるんで、大事そうに持って帰る姿が印象的でした。
 

2月22日~2月26日

2月26日(金) 毛筆指導、お世話になりました

これまで「校長室から」や「学校生活」でも毛筆指導の馬場先生にお世話になっていることを紹介してきましたが、本日が本年度最後の毛筆指導となりました。毎月2日間、子供たちに指導していただいていましたが、お話を聞きながら、私もたくさんのことを学ばせていただきました。毛筆の指導を通して、「あいさつ」や「返事」の大切さ、感謝の心を大切にしていくこと等を子供たちに伝えていただきました。
次年度も成長した子供たちの姿を見ていただけるよう、私たち職員もがんばっていきたいと思います。1年間、お世話になりました。
  

 

2月25日(木) リモートでの児童総会

2校時に児童総会が行われました。今回も新型コロナウイルス感染症防止対策として、Zoomで各教室をつないだリモート集会の形を取りました。坂瀬川サミットとはじめ、これまでこの形式で意見交流を続けてきましたので、子供たちもすっかり慣れてきたようです。
学級目標に対する反省では、子供たちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「認め合う力」に基づいた発表がありました。子供たちがこの資質・能力をしっかりと意識しながら学校生活を送ってくれていたことをうれしく感じました。
また、委員会からの発表に対して、「みんなが楽しめるような取組を考えてくれて、ありがとうございました。」「みんなが過ごしやすいようせいりしてくれてうれしかったです。」といった、それぞれの委員会の常時活動について感謝する意見がたくさん返ってきました。高学年の子供たちは、1年間の活動に充実感や達成感を味わうことができたようです。
全校児童が一堂に集まることはできませんでしたが、大変心温まる児童総会となりました。
  

2月24日(水) 道徳コーナー

本校では、道徳科の授業で使った挿絵や子供たちの意見等を掲示する「道徳コーナー」を設置しています。他学年の道徳科の学習の様子を見ることで、自分たちの生活や考え方を見つめる場となればと考えています。現在は月ごとに学年を変えながら学習のあしあとを掲示していますが、今後「熊本の心」で紹介された熊本の偉人や出来事なども合わせて掲示しながら、子供たちの豊かな心の育成をさらに進めていきたいと思います。

2月15日~2月19日

2月19日(金) 秘密基地

本日は、3年生のクラブ見学を行いました。4年生以上の児童が参加するクラブ活動は、表現クラブ、家庭科クラブ、図工クラブ、スポーツクラブ、野外活動クラブの5つあります。次年度から参加する3年生の子供たちは、それぞれの活動を興味深く見学していました。
ホールが賑やかだったので覗いてみると、野外活動クラブが秘密基地を作っていました。その様子を見て、私も小学校時代に秘密基地を作っていたことを思い出し、懐かしく感じました。自分たちで作った秘密基地の中は、言えとは違って特別な気がして、とてもワクワクしたものです。子供たちもきっと、同じ気持ちで過ごしていたのではないかと思います。
  

 

2月18日(木) 寒い朝に心温まる取組

本日は、雪が吹き付ける寒い朝でした。朝から正門で子供たちを待っていると、「校長先生、雪が耳に入りました。」と言ってくる子もいました。
そんな寒い朝でしたが、学級では読み聞かせが行われました。たんぽぽホールの方にも来ていただき、4年生に絵本の読み聞かせをしていただきました。子供たちの様子を見るために各教室を周りましたが、ついつい物語の世界に引き込まれ、何となく心が温かくなることを感じました。この気持ちは、子供たちも同じではないでしょうか。
  

2月17日(水) がんばる1年生!

本日は、坂瀬川小初めての取組となる「坂瀬川サミット」を行いました。坂瀬川サミットの意義や内容については、「学校からのたより」の№13で紹介しています。子供たちの発表(動画)を学校運営協議会委員や地域学校協働活動推進員の方々に来校いただき、視聴していただくよう計画していました。
お客さんが学校に来られるということで、朝から1年生が張り切って玄関を掃除してくれました。玄関をほうきで掃くだけでなく、玄関マットの汚れをガムテープで一生懸命取ってくれました。
このように1年生も、朝からボランティア活動をがんばってくれています。「大好きな学校のために」という気持ちから考動(こうどう)してくれる姿に、子供たちの成長を感じました。
なお、坂瀬川サミットの様子については、後日「学校生活」に掲載します。

 

2月15日(月) 危険予測訓練

2校時と3校時の間の業間を使い、全学年で「危険予測訓練」を行いました。子供たちの将来を見据えた安全教育を考えたとき、周りにいる大人の見守りや支援も重要ですが、子供自身がいかに自分自身を守ることが出来るようになるかという考え方が大切になってくると思います。危険に対する子供自身の意識や技能を高めること、つまり危険予知能力危険回避能力を高めていくことが必要であることから、このような訓練を計画しました。
本年度初めての試みですが、本日は動画等を使いながら、歩行中や自転車に乗るときに潜む危険を自分たちで考えるトレーニングを行いました。私自身も小さい頃、つい遊びに夢中になって怪我をしてしまった、怪我をさせてしまったという経験があります。そのたびに、「もっと考えて行動すればよかった」と反省していました。
自分の命を守るためにも、どんな時も自分自身で考えながら行動する習慣をつけていきたいものです。
  

2月8日~2月12日

2月12日(金) 3学期人権集会

今週は、3学期の人権週間と設定し、各学年で各学年で様々な取組を行ってきました。本日は、人権集会を行いました。異学年で構成した縦割り班ごとに、一人一人が作った人権標語を紹介し、意見交流を行いました。他学年の児童の人権標語を聞きながら、「○○さんの標語を聞いて、自分がされて嫌なことを人にしてはいけないと感じました。」や「○○さんの標語が、胸に刺さりました。」といった意見が交わされていました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤をして位置付けてきました。児童も職員も、自らの人権感覚を見つめ直し、磨き続けていかなければならないと、改めて感じました。
  

 

2月10日(水) 心温まる出来事

本校の子供たちの中に、考動力が高まってきていることは、これまでも様々な場面を取り上げながら紹介してきました。今朝も落ち葉をはきながら校舎の周りを歩いていると、2年生教室の中庭側にいる4年生の子供たち数名を見かけました。何をしているのか見てみると、新聞紙を濡らして窓ふきをしていました。理由を聞くと、自分たちで考えて窓を拭いていることを教えてくれました。
また、エアコンの室外機の冷たい風が吹き付ける中で草を取っていると、4年生の一人の男の子が室外機の前に立って風よけをしてくれているではありませんか。何て優しい子供たちなんだろうとうれしくなりました。寒い朝でしたが、子供たちの「考動(こうどう)」に心が温まりました。

2月9日(火) 給食に感謝する心

3年生の学級活動「きゅう食にかんしゃ」で、栄養教諭の先生に給食を作るときの工夫や給食センターの様子について話していただきました。子供たちは、給食センターで1日に600食の給食が作られていることや、その給食を8~9人で作られていることを知り、大変驚いていました。また、苓北町の子供たちが元気で学校生活を送れるように献立を考えられていることも教えていただきました。子供たちからは、「○○があまりすきではないけれど、体をきれいにしてくれることを知ったので、しっかり食べようと思います。」といった感想が出されていました。
暑い日も寒い日も、子供たちのために給食を考え、作っていただいている方々に感謝する心を忘れず、しっかり食べてほしいと思います。
 

2月8日(月) こんな時にどんな言葉をかけますか?

本校の保健室前に、「ほめ上手」や「はげまし上手」になるためのテクニックを学ぶ掲示が登場しました。「ほめテクBOX」か「はげましテクBOX」からカードを引いて、出てきた言葉はどんな時にかけられるとうれしいかを、6つの場面から選んでカードを貼るというものです。休み時間や昼休みになると、子供たちが集まってカードを貼っている様子を見かけます。どんな時に、相手に対してどんな言葉をかければよいかを考えることは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルだと考えます。子供たちは、楽しみながら学んでいます。
 

2月1日~2月5日

2月5日(金) 熊本地震の教訓から学ぶ

5年生の道徳で「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ~熊本の明日へ~』の教材を使った授業が行われました。平成28年熊本地震の発生から、まもなく5年が過ぎようとしています。発災当時の記憶は、今も私たちの心に深く記憶として残っています。この教材は、熊本地震で見られた姿や経験を未来の創り手である子供たちに末永くからり継ぐことを目的に、平成30年3月に作られました。
今日の授業では、教材「がんばれ熊本、がんばれ西原(防災無線)」を使い、これからの自分に何ができるかを考え、行動しようとする態度を育てることをねらいに行われました。子供たちは、「あいさつをする」「草取りをする」「ボランティアをする」など、自分たちにできることをしっかり考えていました。私もゲストティーチャーとして、発災当時の熊本市内の様子、支援に入った益城町の小学校で自分が心掛けたことや「何ができるか」を考えて行ったことについて話しました。
いかに時間が経過しようと、ふるさと熊本が経験した災害やその当時の想いや願いを、この教材を通じて語り継いでいければと思います。

      【平成28年熊本地震関連教材「つなぐ~熊本の明日へ~」(熊本県教育委員会)表紙より】

 

2月4日(木) かわる道具とくらし

3年生の社会科で、「かわる道具とくらし」という学習を行います。地域の人々の生活について、 古い道具を観察したり、使い方を聞いたりしながら、人々の生活の変化や人々の願いを考えたりします。私も経験があるのですが、昔の道具を見つけるのが大変な場合があります。地域学校協働活動推進員に担任が相談しあっところ、自宅や地域に残っていたものを集めて持ってきていただきました。本当に有り難いことです。子供たちの学習も、より深まっていくことと思います。
  

 

2月3日(水) 学びに向かう6年生

本日、6年生で算数の研究授業を行いました。単元は「図を使って考えよう(割合を使って)」で、全体を1として、部分と部分の割合の和を考えて問題を解決するという時間でした。子供たちに提示された課題は、「水そういっぱいに水を入れるのに、Aの蛇口を使うと10分、Bの蛇口を使うと15分かかります。両方を一緒に使うと、何分でいっぱいになりますか。」です。一度は目にしたことがある問題ではないでしょうか。これまでの学習経験を使いながら、答えを導き出すために一生懸命考え、自分なりの解決方法をまとめていました。私は、この難問と向き合う子供たちの表情を見ていたのですが、一人一人がしっかりと学びに向かっていることが伝わってきました。
 

 

2月2日(火) かわいい鬼たちが登場!

今年は2月2日が節分で、明日は暦の上で「立春」です。日中はずいぶん暖かくなり、昼休みの運動場は、子供たちの楽しそうな声が響いています。節分と言えば「豆まき」が有名ですが、邪気祓いという意味があるようです。豆をまいてコロナ終息を願いたいものです。
校内を回っていると、かわいい鬼たちがこちらを見て手招きしています。近寄ってみると、自分で退治したいものをお面に書いた1年生でした。
5年生は、新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで、鬼に扮した担任に豆を投げていました。その他の学年でも、趣向を凝らした取組が行われていました。
  

 

2月1日(月) 4年の社会科を参観して

2時間目に4年生の社会科の参観授業が行われました。単元「わたしの県のまちづくり」の自然環境を保護・活用した地域として、天草の崎津を取り上げた学習が行われました。海上にせり出した「カケ」と言う足場が作られていますが、『なぜ、崎津には「カケ」があるのだろう』という学習課題に対して、4枚の写真資料を活用しながら、漁とのつながりや地形的な課題を克服することを考えて作られていったことを突き止めていきました。
また、家と家の間にあり、表通りから海岸へ抜けられる細路地の「トウヤ」にも触れ、崎津に住む方々の自然を生かした暮らし方の工夫を学びました。参観した私の方が、改めて天草の素晴らしさを教えられました。
  

1月25日~1月26日

1月28日(木) 「言葉の力」の大切さ

苓北町内の小中学校では、毎月書道講師の馬場先生にお出でいただき、子供たちの毛筆指導をしていただいております。授業の初めに学級全員で「お習字のおしえ」を唱え、本時で練習する文字の意味やつくりを教えていただいてから練習に入ります。
「お習字のおしえ」とは、「お習字にはその人の心が表れます、心が正しいと文字も正しく書けます。正しい文字を書くと心も正しくなります。」という言葉ですが、馬場先生は、書道を通じて人としての在り方について教えていただいていると感じます。
馬場先生は、毎年苓北町内の小中学生で卒業を迎える児童生徒に、子供と保護者で話し合って選んだ文字を色紙に書いて贈られています。「長い人生の中で、つらいことや苦しいこともあるだろうけれど、言葉の力に勇気づけられることもたくさんある。そういう意味からも「言葉」を大切にしている。」ということを教えていただきました。馬場先生の苓北の子供たちへの思いを知り、心から感動しました。
「書道」とは、正に人間形成の根本を学ぶものだと感じました。
   

 

1月27日(水) わたしたちの県のまちづくり

4年生の社会で『わたしたちの県のまちづくり』という単元があります。その中の「自然を生かしたまちづくり」という学習で、天草の崎津地域の様子から気が付いたことをタブレットを使って紹介していました。その様子を見ていたのですが、子供たちが上手にタブレットを扱い、写真を切り替え、その場でタッチペンを使って書き込みをしながら説明していました。私が学級担任をしていた頃は、資料を印刷して配付し、書き込みをさせていました。印刷も今のように鮮明ではなく、白黒でした。また、ペンで書き込んでしまうと修正ができませんし、資料を綴るファイルも必要でした。資料が多くなると、整理するのが大変でした。タブレットを使うと、書いたり消したりするのも自由自在ですし、保存さえしていれば、次の時間にすぐ振り返りができます。
これからの教育は、私たちが経験したことのない領域へと加速しています。単にタブレットを扱うことができると言うのではなく、子供たちがどんな力を身に付けていけばよいかを見定めながら、学びを深めていきたいと思います。
 

 

1月26日(火) 意味を考える大切さ

3年生の社会科で「事こや事けんからまちを守るくふう」について学習していました。先週、学校周辺を回りながら、どんな工夫があるかを探していました。授業を見ていると、「なぜ」を子供たちに問いかけながら授業が進んでいました。「なぜ、カーブミラーは必要なのか。」「なぜ、横断歩道は必要なのか。」という問いかけから、改めて自分の身を守るために取るべき行動を考えていたように感じました。
「これは○○だよ。」と教えるだけでなく、「どうしてこういうものがあるのかな。」と問いかけることで、子供たちは、その先にあるものや起こることを想像する力が身に付いてきます。
時間はかかるかもしれませんが、「なぜ」と問いながら、意味をしっかりと考える学びを大切にしていきたいと思いました。

1月18日~1月22日

1月22日(金) すきなところを見つけよう

1年生の国語で、教材「たぬきの糸車」を使い、文章の中から自分のすきな場面を見つけるという学習がありました。単元の最後に自分の気に入った場面の文を写し、その様子が分かるように想像した絵と言葉を書いていました。見せてもらうと、すきな場面が一人一人様々であると感心すると同時に、その場面の様子がよく伝わる個性的な絵を描いていて、ついつい見入ってしまいました。このような子供らしい豊かな発想を大切に伸ばしていきたいと思いました。
  

 

1月21日(木) 関わることの大切さ

本校の体育委員会の子供たちは、登校したらすぐに運動場にブラシをかけ、他学年の子が運動場で遊ぶ前にきれいに整地しています。きれいな運動場でみんなが楽しく遊べるように、先生から指示されることなく続けています。すごいことだと思います。また、朝から学級園やプランターの草取りに取り組んでいる子供たちが、大変増えてきました。
このように自分たちから美しい学校を目指して関わった経験は、必ず子供たちの記憶として残ることでしょう。また、関われば関わるほど、学校や育てている花への愛着も深まり、学校を愛する心へと発展していくものだと思います。美しい学校を目指して取り組んでくれている子供たちに感謝しています。

1月19日(火) 正しい箸の持ち方

今週は、給食記念週間です。給食について関心を深め、給食に携わる全ての人々へ感謝の気持ちをもって、給食を食べることができるようにすることを目的に、給食記念週間です。リモートでの児童集会では、保健給食委員会が給食の歴史などをクイズ形式で発表しました。また、正しい箸の持ち方を身に付けるために、「豆つかみ大会」も行われています。毎日の給食の時間に、正しい箸の持ち方を示したイラストを黒板に掲示していますが、なかなか定着しづらいようです。この給食記念週間を機に、正しい箸の持ち方を意識付けできるようにしていきたいと思います。
  

1月18日(月) 自分の考えを説明する力

3時間目に2年生算数「九九のきまり」の研究授業が行われました。これまでの学習を通して子供たちが発見してきた「きまり」を活用しながら、答えの見つけ方を説明するという内容でした。きまりも、「たすたす方式」「ふえふえ方式」「入れかえ方式」「分け分け方式」といったネーミングがついていました。一人一人がいろいろな方法で答えにたどり着き、その方法を友達に紹介していきました。新型コロナウイルス感染防止対策として、アクリルボード越しに一生懸命説明する姿が印象的でした。
   

1月12日~1月15日

1月14日(木) 暖かな日差しの中で

今日は寒さも幾分か和らぎ、大変過ごしやすい一日でした。最近は運動場のコンディションも悪く、思い切り遊べなかったのですが、今日の昼休みは、たくさん子供たちが運動場に出て、縄跳びやサッカー、鬼ごっこ、ブランコ等で遊んでいました。子供たちの楽しそうな声を聞きながら、暖かな日差しの大切さを改めて感じました。

1月13日(水) 場合を順序よく整理して

6年生の算数「場合を順序よく整理して」の授業を参観しました。子供たちに一枚の絵を提示して出された問題は、次の通りでした。
『駅から出発して、美術館、動物園、植物園を見に行くのに、道のりを一番短くするには、どんな順に回って駅に帰ってくればよいでしょう。』
子供たちは、それぞれ条件にあうパターンをノートに整理しながら、答えを導き出していました。この問題と向き合う子どもたちの様子を見ながら、「こういう考え方は、日常生活場面でもよくあるなあ。」と考えていました。「買い物をするときは、効率よく売り場や店舗を回る。」や「旅行をするときは、限られた時間内にできるだけ多くの観光地を回る。」等々、私たちは常にこういう考え方をしながら行動しているように思います。算数の学習内容は、確実に私たちの生活をより豊かにすることにつながっていることを感じた授業でした。
  

 

1月12日(火) 雪で遊んだよ

先週の金曜日から土曜日にかけて、苓北町でも雪が積もりました。私は、熊本県でも雪の多い山都町の出身で、子供の頃は、大きな雪だるまを作ったり、雪滑りをしたりして遊んだものです。本日、1年生の日記を見せてもらいましたが、土曜日に家族で小さな雪だるまを作ったり、雪合戦をしたことを書いている子が多くいました。それぞれがよく様子を書いており、その時の本人や家族の笑顔が見えてくるようでした。
3学期も、毎週1・2年生の日記や3年生以上の自計学を見せてもらい、頑張っている子供たちに対して、私なりにコメントを書いていきたいと思います。

 

1月7日~1月8日

1月8日(金) 寒い!でも、子供たちは元気!

朝方降り出した雪が校庭を覆い、あっという間に一面真っ白になりました。大変寒い朝でしたが、「おはようございますー!」とマスク越しに大きな声であいさつをし、子供たちは元気に登校してくれました。
朝から落ち葉を集めていると、うっすらと雪化粧した運動場に飛び出して遊ぶ子供たちもいました。一人の子供が、「校長先生、寒い中ありがとうございます。」と声をかけてくれました。その言葉に、寒さが吹き飛ぶ気分になりました。
 

 

1月7日(木) コロナ禍での3学期がスタートしました!

本日から3学期がスタートしました。3学期は50日ほどしかありませんが、1年間の学習のまとめをするとともに、進級・進学に向けて準備をする大切な学期です。朝から雪の舞う寒い朝でしたが、59名の児童全員が元気に登校し、いつものように笑顔であいさつをしてくれました。
すべての教室の黒板に子供たちを迎えるメッセージが担任から書かれていて、温かい雰囲気の中で新学期をスタートさせることができました。始業式は、これまで通りリモートで行いました。
朝から子どもたちの様子を見て回りましたが、1年生教室に入った時に、雪がたくさん降り始めました。「いっぱい雪が降ったら、雪だるまを作りながら帰ります。」と話してくれました。
全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るう中、子供たちの安心・安全を守る学校となるよう、職員一同気持ちを引き締め直し、日々の教育活動を進めていこうと確かめ合いました。
3学期もよろしくお願いいたします。
  

12月21日~12月25日

12月25日(金) 無事に2学期終業式を迎えました

本日、第2学期の終業式を行いました。一番うれしかったことは、59名の児童が休むことなく全員登校してくれたことです。
終業式で各学年の代表者が2学期に心に残ったことを発表してくれました。「鬼ごっこが楽しかった」「スポーツフェスティバルのダンスを工夫した」「持久走大会を頑張った」「自計学を頑張って、校長先生からほめられた」「ハロウィンで仮装した」「修学旅行で平和の大切さを知った」など、詳しく発表してくれました。
新型コロナウイルス感染の状況が日々変化する中で教育活動を進めてきましたが、子供たちは充実した85日間を過ごせたようです。このように無事に終業式を迎えられたのも、保護者の皆さま、そして地域の方々の協力があったからこそと感謝しています。
集団下校をする際に、子供たちと職員が手を振りながら「よいお年を!」と声を掛け合う姿が微笑ましく、来る令和3年も頑張っていこうという気持ちが湧き上がってきました。

 

12月24日(木) 環境名人

環境委員会が中心となり、各学年で2学期に学校の環境活動を頑張っていた子を「環境名人」として表彰していました。選ばれるポイントは、「主体性」だったようです。自ら考え、進んで落ち葉はきや掃除、花の水やりなどに取り組んでいた姿が素晴らしかったということでしょう。
賞状を受け取る様子を見ていましたが、学級のみんなの前で少し照れた顔も見られましたが、やはりうれしそうでした。美しい学校づくりに協力してくれて、ありがとうございました。
 

 

12月23日(水) 考動力

本校児童に育てたい資質・能力については、これまでも児童の具体的な姿を通して紹介してきました。本日、子供たちの言動を見ながら、「考動力」が高まってきたことを感じるシーンがありました。
朝から職員駐車場の落ち葉を集め、一輪車に入れていました。6年生男子は、中庭などの落ち葉をリアカーに乗せ、私のところにやってきました。「校長先生、一輪車の落ち葉を捨ててきましょうか。」と声をかけてくれました。まだ一輪車に乗せるスペースもありましたし、運動場なども回ろうと考えていたので、「これは校長先生が運ぶから大丈夫だよ。ありがとう。」と返答しました。
すると一人の男の子が、「校長先生の一輪車の葉っぱをリアカーに移せばいいよ。そうすれば、校長先生も助かるんじゃない。」と話し始め、回りの子たちも納得していました。すると他の男の子たちと力を合わせて落ち葉を移し替え、足早に草捨て場へと向かい、さっと後片付けも済ませてしまいました。
「周囲の状況を見て、よりよい方法を検討して選び、課題を解決していく」といった考動力(考えて動く力)が体現されている姿ではないかと感じましたし、本校の子供たちの成長を感じた瞬間でした。

 

12月22日(火) みんなで分け合って

「校長先生、粘土を見てください。」私を見るなり、1年生の子供たちが集まってきました。クリスマスの食べ物などを粘土で作っているようで、どれも本当に良くできていました。ケーキも様々な形があって、子供たちが楽しみにしていることが分かりました。「校長先生、肉です。」と話してくれた子は、大きな粘土の塊に白い棒がさしてあります。担任と「ギャートルズみたいだね。」と笑いながら話しました。(皆さんは、ご存じでしょうか?)
一人の子が、大きなピザを作っていました。きれいに切り分けられていたのですが、担任から「みんなの数に切って、分けて配っていたんですよ。」と聞き、何と優しい行動だろうと感心しました。楽しさをみんなで分け合っているようで、うれしい気持ちになりました。

12月14日~12月18日

12月18日(金) 縦割り班別キックベースボール大会

今週の昼休みは、運動場で子供たちの歓声が響いていました。体育委員会が企画した「縦割り班別キックベースボール大会」が1週間かけて行われ、本日は決勝戦が行われました。1班と5班の勝負となりましたが、1班が優勝しました。
異学年間で交流することで、体力向上と「認め合う力」を伸ばすことを目的に計画されたようです。今週は寒い1週間でしたが、元気に、そして真剣に運動をする子供たちの姿に、心は温かくなりました。

 

12月17日(木) 考える力を伸ばすには

朝から6年生の子供たちと駐車場の落ち葉を集めている時、以前20年近く前に私が教えてもらった「考える力を伸ばす方法」を思い出しました。山鹿市のある小学校で6年生の担任をしていたのですが、その当時の校長先生が、「先生、子供たちの考える力を伸ばすためには、授業で子供たちを鍛えることも大切だけど、こういう朝のボランティア活動の中にこそヒントがあるんだよ。」と言われました。どういうことか詳しく聞いてみると、「上手に葉っぱを集めるためには、いろいろ考えて工夫しなければならないことがたくさんあるんです。全体を見て、どこにどのくらい集めた方が良いか考えること、風向きを考えながら集めること、時間と人数を考えて集めること・・・。その一つ一つを考えながら作業することが、何事も筋道を立てて考える力を伸ばすことになるんですよ。」と教えていただき、大変納得しました。
そのように考えると、子供たちの考える力を伸ばす機会はたくさんあります。これから子供たちにどんな声かけをしていこうかワクワクしてきました。

12月15日(火) 心温まる校内人権集会

2学期の校内人権集会を行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症対策としてリモートによる集会を計画しました。各学級で話し合って決めた「なかよし宣言」の取組の様子と3学期の目標を、代表者が発表してくれました。また、異学年による縦割り班で「さいころトーク」を行い、自分の頑張っていることや幸せと感じる時など、紹介し合っていました。今回の人権集会は、本校の学校運営協議委員であり、人権擁護委員でもある田中様をお招きし、人権集会の様子を見ていただくとともに、講評をいただきました。見ていただく中で、本校の子供たちの優しい言動を大変ほめていただきました。
給食の時間に各学級の様子を見て回る中で、2年生の子が私の近くに寄ってきて、「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」と声をかけてくれました。その言葉に、うれしさが込み上げてきました。人からほめられることは、いくつになってもうれしいものです。一人一人の頑張りを認め、ほめ、励まし合える。そんな学校づくりを、今後も学校と家庭、そして地域と連携しながら目指していきたいと思います。
  

 

12月14日(月) 朝からみんなで!

昨晩は、風が強く吹いていました。その影響からか、運動場や校舎周辺に大量のクスノキの葉が落葉していました。また、朝から風が強かったので、落ち葉がどんどん飛ばされています。「落ち葉の片付けが大変だ」と思っていると、高学年の子供たちが中心となり、片付けを始めました。大変寒い朝でしたが、一生懸命頑張ってくれている姿に、心が温かくなりました。ボランティアの心が少しずつ定着してきたようです。

12月7日~12月11日

12月11日(金) クラブ活動

本年度の坂瀬川小には、6つのクラブ活動があります。異学年間で興味のある活動を選び、交流しながら学ぶ大切な場ではありますが、本年度は、年度初めの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休校が続いたため、クラブ活動の回数も限られています。本日は、貴重な2時間続きの活動であり、4年生以上子供たちも大変楽しみに待っていました。
野外活動クラブは釣り、スポーツクラブは野球、家庭科クラブはマスクづくり、図工クラブは連凧づくり、表現クラブはダンスと、様々な活動が行われていました。野外活動クラブの活動には、子供たちが安全に活動できるよう、地域の方々にもご協力いただきました。
  

 

12月8日(火) 本年度もありがとうございました

毎月2回、社会福祉協議会のシルバー人材の方々に、学校職員がなかなか手の届かない樹木の剪定や草刈りなどの環境整備を行っていただいています。熱中症になりそうな夏場、そして今日のような大変寒い日も、校地を美しく保つために活動していただきました。本年度は本日が最終日ということで、6年生が感謝の気持ちを伝えるとともに、記念撮影を行いました。本当にありがとうございました。
 

11月30日~12月4日

12月4日(金) 授業参観、お世話になりました

寒い中ではありましたが、授業参観、学級懇談会を行いました。5時間目ではありましたが、どの子も張り切って授業に臨んでいました。国語の授業を通して作った物語の発表や子供たち同士の対話の中で答えを見つけていく算数の授業、体育館での体育の授業など見ていただきました。
その後の学級懇談会では、2学期の学習の様子等を担任から紹介しました。また、保護者の皆さんからは、家庭での子供たちの様子についてもお話しいただき、大変有意義な時間となりました。
大変多くの保護者の皆さまに参加していただき、心より感謝申し上げます。
  

12月3日(木) 坂瀬川小のために

5時間目に、1年生の子供たちが運動場で何やら作業をしていました。興味があったのでのぞいてみると、畑の草取りをしていました。何をしているかを尋ねると、学級活動で「学校のためになることをしよう」という活動を行っていたそうです。畑が終わると、運動場の落ち葉を拾う事になっているそうです。
学校を愛する心を育む取組であり、本当にうれしくなりました。1年生の皆さん、ありがとう。
 

11月30日(月) 寒さに負けるな!

先週ぐらいから、急に寒さを増してきたように感じます。今朝も大変風が冷たかったのですが、子供たちは、いつものように元気に登校しました。今日は、手袋を着けている子供が増えたように感じました。
日中もさほど気温が上がらなかったので、子供たちの体調が気になり、給食の時間に各学級の様子を見て回ると・・・ある学級の児童は、何と半袖で過ごしていました。「寒くないね?」と尋ねると、さすがに「寒いです。」と返ってきました。
私の小学生時代は、「1年中半袖、半ズボンで過ごす。」と言って、鳥肌を立ててブルブルと震えていた子もたくさんいたものです。しかし、やはり季節に応じて衣服を調節し、風邪を引かず健康に過ごすことが一番でしょう。
寒くなりましたが、こまめに教室の換気を行っています。また、水も冷たくなりましたが、しっかりと流水を使った手洗いやガラガラうがいをするよう徹底し、寒さにも新型コロナウイルスにも負けないように頑張っていきたいと思います。

11月23日~11月27日(11月第4週)

11月27日(金) シールドを使った新型コロナウイルス感染症防止対策

授業中のマスク着用を徹底していますが、児童の机間にアクリルボードを使ったパーティションを設け、飛沫等の拡散を防ぐ取組を行っています。職員の手作業で作っていますので、作成途中のものもありますが、できるだけ早い完成を目指しています。
グループで話し合う学習活動もありますが、その際はパーティションの置き方を変える等、職員が様々な工夫を行いながら進めているところです。
  

 

11月25日(水) うれしい言葉

昨日は、出張で学校を留守にしていたのですが、朝から中庭の落ち葉をはいていると、1年生の子供たちがベランダに出てきて、「校長先生、見てください。」と図工で作ったお面をはめて出てきました。秋の自然の素材を使って作っていましたが、どの子の作品も上手にできています。落ち葉やドングリの貼り付け方や切り方を工夫していることを伝えると、とても喜んで説明してくれました。
「校長先生、給食の時間も来てね。」と言われ、本当にうれしい気持ちになりました。

11月16日~11月20日(11月第3週)

11月20日(金) 坂小の子供たちはすごい!

昨晩、雨風が強く、台風が来たのではないかと思うくらいの大荒れの天候でした。「学校は大丈夫だろうか」と思いながら一晩を過ごしました。朝、学校に来てみると、風に飛ばされた大量の木々の葉が、校舎の周りに散っていました。「これは大変!」と思い、落ち葉を集めていると、登校してきた坂っ子たちが続々とやってきて、片付け始めました。1年生から6年生、そして先生方も一緒になって頑張ってくれたおかげで、朝の出来事がうそのように、あっという間にきれいになりました。
その様子を見て、「坂小の子供たちは、やはりすごいなあ。」と感じた出来事でした。


11月19日(木) いじめをしない、許さない態度を育てるために

5年生の道徳科で、教材「転校生がやってきた」を使い、誰に対しても偏見を持つことなく、公正・公平に接し、正義の実現に努めようとする態度を育てることをねらいとして授業が行われました。最初に文部科学省から公表された昨年度のいじめ認知件数が紹介され、「いじめは行けないと分かっているのに、どうしてなくならないのか」という問いかけから学習が進んでいきました。
子供たちは、いじめられた子、いじめる子、そしてそれを見ている学級の子供たちのそれぞれの立場から気持ちを考え、いじめをなくすために大切なことを考えていきました。
最後にいじめのない学級は、みんな笑顔で過ごしているということで、5年生全員が満面の笑みで写っている写真が紹介されました。
5年生の子供たちは、しっかりといじめの問題と向き合い、考えている姿に感動しました。
  

11月18日(水) 持久走大会に向けて

次週、校内持久走大会を計画しています。子供たちは各自目標を立て、本番に向けて練習を頑張っています。それぞれの目標は、学級通信に掲載されたり、各学年の掲示コーナーに貼り出してあります。1年生の目標を見ていると、「負けても泣かない。」と書いている子が何人かおり、負けず嫌いの気持ちを頼もしく感じました。
業間には全校児童が外に出て、運動場を走る姿があります。子供たちの表情を見ながら走っていると、どの子も最後まであきらめずに走る様子があり、校訓にもある「たくましい」子供たちが育っているのではないかと感じます。
 

 

11月17日(火) 花のある学校

出張で不在の時以外は、毎日授業中に各教室を回って子供たちの様子を見ています。今週、ある学年の教室に入ると、きれいな花が目に飛び込んできました。その先生が考えて飾ったものだと思いますが、何となく心が安らぎました。校長室にも、本校の先生方に気を遣ってもらい、毎週違う花を飾っていただいています。本当に有り難く思います。
校長室の外を眺めると、種から育てている花の苗がどんどん大きくなってきています。本校の先生とその苗をみながら、「来年の春が楽しみですね。今年は、臨時休校が続いて、春の花が一番きれいだったところを、子供たちはほとんど見ていませんから・・・。」という話をしました。
花のある美しい学校には、やはり心の優しい子供たちが育っていくものだと、私は信じています。
 

11月9日~11月13日(11月第2週)

11月13日(金) 修学旅行でもよろしく!都呂々小6年生とのリモート交流

坂瀬川小と都呂々小の6年生は、連合で修学旅行に出かけています。毎年、修学旅行前に顔合わせの交流会を行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症防止の観点から、両校の児童が揃っての交流会はできません。今年は、互いの学校をリモートでつなぎ、画面越しに自己紹介をする交流を行いました。
教室のパソコンと大型テレビを使って行う予定でしたが、本校の画像が送信できず、急遽校長室のパソコンを使って、都呂々小の6年生に自己紹介をしました。
フィールドワークの班が6人ずつ2グループ作られていますが、班名が「土佐班」と「長州班」だそうです。社会科で幕末の勉強が好きだった6年生らしいネーミングです。
  

11月12日(木) 読書に興味を!朝の読み聞かせ

毎月2回、朝の時間を使って読み聞かせを行っています。毎回、たんぽぽホールの方々にもご協力いただいているので、子供たちも楽しみにしている時間となっています。また、学級の担任以外の先生が教室を訪れ、読み聞かせをするとともに、自分の小学校時代に興味のあった本の話やお気に入りの本なども紹介しており、どの学級の子供たちも、興味深く話に聞き入っている様子がうかがえます。
現在、「
ノーテレビ・ノーゲーム・ノースマホで家族ふれあいウィーク」です。秋の夜長、家族で読書に取り組んでみられてはどうでしょうか。
  

 

11月11日(水) 1年生国語「カタカナを書く」での一コマ

校内を回っていると、1年生で国語の授業が行われていました。「カタカナを書く」という単元の授業で、自分の気に入ったカタカナの言葉を一人一人が出し合って、みんなでノートに書く活動が行われていました。私の顔を見るなり、「校長先生だ。校長先生の好きなものは、パイナップルです。」と言いだし、みんなでノートに「パイナップル」と書いてくれました。
担任の先生が、「次は○○さん」と指名すると「ジャーキー」と聞こえました。何て渋いものをチョイスするのだろうと、びっくりしてしまいました。その後、「ちがうよ。ジャーキーじゃなくてチャッキーだよ。」と言っていました。これもホラー映画に出てくるキャラクターらしいのです。すごいカタカナ言葉を選ぶものだと、2度も驚かされました。
しかし、そんな恐ろしいカタカナを書くと、一人でトイレに行けなくなる友達が出るので、みんなで書くのをやめたそうです。何て心優しい子供たちだろうと、感動した出来事でした。

 

11月10日(火) 「すくすく芽生え 坂瀬川教室」の様子から

放課後子ども見守り活動の「すくすく芽生え坂瀬川教室」には、現在9名の子供たちが地域の支援ボランティアの方々と楽しく活動しています。30分間の学習と1時間の様々な活動(グラウンドゴルフ、絵手紙づくり、脳トレ、習字など)を行っています。学習の様子を見ていると、その日の宿題をしたり、自主学習に取り組んだりしています。子供たちの取り組みを温かく見守りながら、ボランティアの方々が学習の支援もしてくださっています。「字が上手になったね。」「難しい漢字が書けるようになったね。」「集中して頑張ってるね。」といった励ましの言葉をいただきながら、子供たちも意欲的に学習に取り組んでいます。
 

 

11月9日(月) タブレットを活用した算数の授業

学校教育指導員の先生をお迎えし、4年生の算数の参観授業を行いました。小数のかけ算の学習で、かけられる数が1より大きい小数の時の計算方法を、これまでの学習をもとに考え、説明する内容でした。一人一人で考えた方法をグループで出し合い、意見をまとめていく中で、タブレットに意見を書き込んでいました。タッチペンを上手に使いながらタブレットに書き込んでいく子どもたちの様子を見て、大変驚きました。また、そのタブレットの画面は、すぐに大型テレビに転送され、グループの代表者が説明していましたし、他のグループの意見との共通点や相違点を見つけ、よりよい説明方法を導き出していました。
今後、授業におけるタブレット端末等のICT機器の効果的な活用については、本校でもしっかりと取り組んでいきたいと思います。
  

11月2日~11月6日(11月第1週)

11月5日(木) くまもとシェイクアウト訓練

今日は、「津波防災の日」です。『熊本シェイクアウト訓練』が県下一斉に実施されましたが、本校でも午前10時の放送に合わせてシェイクアウト訓練を行いました。2校時の途中でしたが、子供たちは放送をよく聞き、担任の指示に合わせて素早く机の下で頭を守る行動が取れていました。訓練ではありましたが、本校児童全員が真剣に訓練に取り組むことができました。
その後、各学級では、避難場所や避難経路について話が進んでいました。「学校で大きな地震が起こったときは大師山に避難しますが、休日に家や遊びに行った先で地震に遭遇したときは、どうしますか。」という担任の問いかけに、様々な意見が出されていました。
災害は、いつ、どこで起こるのか分かりません。自分の命を守るために必要な力は、やはり「考動力」です。子供たちが自分で考え、判断し、行動する力を、様々な場面を通して磨いていきたいと思います。
  

11月4日(水) 雨にも負けず 風にも負けず 落ち葉にも負けず

本校の校舎は、たくさんの木々に囲まれており、その変化を見ることで季節を感じることもできます。10月下旬から急に寒さを増してきて、木々も落葉の季節を迎えています。今朝も6年生の子供たちが、中庭周辺の落ち葉を掃いてくれました。量にしたらリアカー一杯分以上あります。
「やっときれいになった!」と思うのもつかの間。気が付けば、また大量の落ち葉が散っています。「6年生が頑張ってきれいにしたのに・・・」と悔しさも込み上げてきますが、負けてはいられません。また明日の朝も、子供たちとともに落ち葉と戦います。

10月26日~10月30日(第5週)

10月30日(金) 美しい環境が 優しい子供たちを育てる 

本校は、美しい自然環境に囲まれています。四季折々で色を変える海、せせらぎが心地よい小路川、学校を見守る大師山、そして子供たちの成長を温かく見守ってくださる地域の方々。そんな豊かな環境の中で育つ本校の子供たちの日常は、やさしい行動に溢れています。
本日、5年生を対象とした水の環境学習が行われました。実際に小路川に入り、その中で育つ小さな生き物たち(ヒラタドロムシ、コカゲロウ類など)を探しました。また、小路川の水が、大変きれいであることを透視度計やパックテスト等を通して確かめていました。その結果、改めて小路川の水質が美しく、またその美しい川を地域の方々が守ってこられていることを学びました。
また、地域の方のご協力のもとで低学年が植えたサツマイモの収穫を行いました。土の中から大きな芋が姿を見せ、子供たちは大興奮でした。収穫したサツマイモは、みんなで分けて持って帰りました。サツマイモを分ける際も、相手を思いやる言動が見られました。
「環境が人を育てる」という言葉をよく耳にしますが、美しい環境の中で生活していることも、心やさしい子供たちが育っている大きな要因ではないかと感じた一日でした。
  

 

10月29日(木) 文化の秋です

本日から11月2日(月)まで、本校のホールで校内児童文化展を行っています。全校児童の描画及び毛硬筆を展示しています。学級通信等でお知らせしていましたので、早速来校してくださった保護者の方もいらっしゃいました。
子供たちの作品を一つ一つ見ていくと、子供たちが一生懸命作品作りに取り組んだ様子が伝わってきます。子供たちの努力が詰まった素晴らしい作品ばかりです。一日に何度もホールに足を運び、作品からエネルギーをもらっています。
  

 

10月28日(水) 道徳Day

本日は、「道徳Day」と位置付け、全ての学年で道徳科の授業を行いました。その授業の様子を道徳科の指導教諭(スーパーティーチャー)の先生に参観していただき、助言を受けることで、本校の先生と子供たちで創る道徳科の授業を「さらに一歩前進」させたいと考え、実施しました。
子供たちが道徳科の授業に真剣に向かい、教材や友達の意見を元に考えを深める姿がどの学年からも見られ、指導教諭の先生から「坂瀬川小の子供たちも先生方も素晴らしいです。」と、たくさんお褒めの言葉をいただきました。
本校では、道徳科の授業にも力を入れていくことで、子供たちに身に付けたい力である「認め合う力」「考動力」を高めていきたいと考えています。
  
  

 

10月27日(火) 火災避難訓練

業間を使い、火災避難訓練を行いました。今回は事前に避難訓練があることを子供たちに伝えていましたので、火災発生の放送を聞き、担任の指示に従って避難場所へ移動しました。大変スムーズに行動し、放送から1分40秒で避難が完了しました。
しかし、火災にはいつ、どこで遭遇するかは分かりません。密を避けるため、その後の私からの話は、教室に戻り、リモートで行いました。その中で、「自分の命を守るために、考えて行動すること」を中心に話しました。そのためには、日頃より子供たちに身に付けてほしい3つの力のうちの「考動力」を高めていくことが必要であると考えています。
その後の休み時間に、学年ごとに消化器の取扱いについて、「水消化器」を使って学びました。
  


10月26日(月) 縦割り班対抗 ドッジボール大会

児童会(企画委員会)が企画した縦割り班対抗ドッジボール大会が、本日よりスタートしました。計画書を見せてもらいましたが、どの学年の子供たちも楽しめるような内容になっており、ルールも細かく決めてありました。高学年の児童が1、2年生のボールを渡して投げさせたり、どちらに投げればよいかを教えたりしていました。また、6年生の男の子が、線を踏んだという判定に「踏んでないよ。」と言ったとたんにイエローカードが申告されるなど、常に和やかな雰囲気の中でゲームが進められていました。
みんなで交流を深めるためにはどうすればよいか、自分たちの力で考え、計画し、実行に移すという「考動力」が高められる取組だと感じました。今週いっぱい、この縦割り班対抗ドッチボール大会が続くようです。昼休みが、また一つ楽しみになりました。
  

10月19日~10月23日(第4週)

10月23日(金) 黒毛和牛丼に舌鼓

本日の給食は、黒毛和牛丼でした。子供たちも給食献立表をチェックし、楽しみに待っていたようでした。給食の時間は、必ず各教室を回って子どもたちの様子を見ているのですが、笑顔で黒毛和牛丼をほおばる表情が印象的でした。「昨日はカレー、今日は牛丼。今週は好きなものばかりです。」と話しかけてくる子もいました。また、子供たちの食べるスピードが速いことに驚かされました。ある教室では、少しだけ牛丼の具が残してありました。「あれ、どうしたの?」と聞くと、元気よく「おかわり分です。」と答えてくれました。早く食べて、おかわりをしようと必死に口にかき込む子もいます。
子供たちが笑顔で給食を食べる姿を見ていると、いろいろな悩み事も吹き飛ぶ気持ちがします。
※本日は、写真を撮り忘れてしました。

 

10月22日(木) 坂瀬川の伝統文化を守る

4年生の社会科の授業で「受け継がれる伝統文化」という学習があります。その学習の一環として、坂瀬川獅子保存会の代表をされている宮﨑さんをゲストティーチャーとしてお招きし、お話を聞く授業が行われました。先日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、本年は坂瀬川神社の祭りは神事のみとなりましたが、坂瀬川獅子保存会のお披露目が行われたばかりであり、4年生の子供たちも目を輝かせて話に聞き入っていました。保存会を立ち上げられた経緯や子供たちへの思いも語ってくださいました。
実際にお披露目の時に使用された獅子頭を持参してくださり、子供たちにも触らせていただきました。子供たちからは、「お祭りの時に小太鼓を打ちたい。」「獅子舞をしてみたい。」といった声が聞かれ、この坂瀬川の素晴らしさに感動する心をいつまでも持ち続けてほしいと願っています。
 

 

10月21日(水) 1年生の秘密基地?

いつものように朝から正門前の落ち葉はきをしていると、1年生の男の子が竹箒を片手に近くにやってきて、「校長先生、お手伝いします。」と話しかけてきました。「うれしいなあ。校長先生と一緒に落ち葉集めをしようか。」と言うと、自分の身長よりも大きな竹箒を使って、一生懸命はいてくれました。
しばらく二人で掃いていると、一人、また一人と1年生が「私もします。」と言って集まってきました。なかなか上手に竹箒を使うことはできませんが、私と一緒に学校をきれいにしようと頑張ってくれている姿に、感動しました。そのうちに、「校長先生、ほうきを貸して。」と、私から竹箒を取り上げて夢中で位置の上にたまった土を落ちしてくれました。
2時間目に1年生の授業を見に行ったときに、「校長先生、昼休みもしよう。」と話しかけてきました。「そうだね。」と返事をしましたが、どうなるだろうと思っていると・・・。なんと、給食の後片付けが終わると、一目散に正門の近くに走ってきて、掃除を始めました。「校長先生、こんな石を見つけたよ。」「見てください。ここを通ることができます。」「ここを1年生の秘密基地にします。」と大はしゃぎです。秘密基地にするために、どこからか花を摘んできて飾っていました。
学校が大好きで、好奇心旺盛な1年生のパワーに圧倒される毎日です。
   

10月19日(月) 「熊本の心」公開授業週間

今週は、「熊本の心」公開授業週間です。全ての学年の道徳科で、「熊本の心」を教材とした授業を行います。新型コロナウイルス感染対策(来校時の検温、手指消毒、マスク着用)をした上で自由に参観していただきますが、木曜日を「公開日」と定め、2校時は1~3年生、3校時を4~6年生で授業を行います。
皆さんは、すでに「熊本の心」をご存じのことと思います。「熊本の心」は、昭和63年に熊本県の道徳教育用郷土資料として作成され、県内の小中学校の道徳の時間に活用されてきました。その後、これまで本県の豊かな風土が育んできたすばらしい伝統や文化、そして、情熱をもち力強くしなやかに、それぞれの分野で数多くの功績を残された本県に関わりのある方々の思いをさらに盛り込み、平成23年に改編された読み物教材です。
天草にまつわる話も、多数収録されています。県内の書店でも販売されていますが、テレビ番組でも放送されていましたので、そちらをご覧になった方も多いことでしょう。
ふるさとのよさを学び、ふるさと苓北、ふるさと天草、そしてふるさと熊本を愛する子供たちを育てていくために、本校も力を入れていきたいと思います。
    

10月12日~10月16日(10月 第3週)

10月15日(木) 鉄棒に負けず頑張れ!

近頃、本校では、ちょっとした鉄棒ブームが訪れています。昼休みも体育主任が外に出て、逆上がりの指導を行っています。そこに子供たちが集まってきて、みんなで挑戦するようになったようです。運動場の鉄棒の近くでは、「もうちょっと・・・。」「おしい。」といった声が聞かれます。
「校長先生、手にまめができました。痛いです。」と手を見せにくる子もいます。「頑張ってる証拠だね。きっと出来るようになるから、あきらめずに頑張るんだよ。」と返しています。
逆上がりの練習から学ぶ心がたくさんあります。「くじけないで努力する心」「できないことから目をそらさない強い心」「何度も挑戦するあきらめない心」「教えてくれる人への感謝の心」「友達の頑張りを応援する心」「やり遂げたときの達成感や充実感」・・・。様々な心を学んでほしいと思います。
しかし、いつの時代も子供たちにとって、鉄棒は難敵のようです。

 

10月14日(水) 環境にやさしい子供たち

「あー、先生ダメですよ。」「一つぐらいいいじゃない。」
給食の時間、ある学級から聞こえてきた声です。「何だろう?」とのぞいてみると、ストローで牛乳を飲む担任が子供たちに注意されています。理由を聞くと、そのクラスではストローを使わずに牛乳を飲み、使わなかったストローを貯めているそうです。「一つぐらい・・・」という言葉から、子供たちに何かを考えさせたかったのだと思います。
近頃、捨てられたプラスチックのストローが海に流され、海洋汚染等の問題になっています。海の生き物がその被害に遭っている様子も、時折映像等で見かけます。人間の便利な生活ばかりを中心に考えるのではなく、自分たちの生活を見直していくことが、何より重要ではないでしょうか。
ストローを使わずに集めるようになった理由は様々かもしれませんが、このことから環境問題に目を向け、持続可能な社会の実現に向けて自ら貢献できる大人へと成長してほしいと願っています。

 

10月13日(火) 子どもたちはよく見ている

給食の時間に各学級を回り、子どもたちの様子を見るのが日課となっています。毎日の給食を楽しみにしている子も多く、どんな表情で食べているのかを見ながら声をかけています。
6年生の教室に行った時、ある子が声をかけてきました。
「今日の校長先生は、何だかいつもと違います。校長先生の服(上着)は、白ってイメージがあります。今日は黒い上着を着ているから、何だか変だなあと思います。」
確かに、現在クールエコスタイル中ですので、白の半袖か長袖のワイシャツで過ごしています。少々寒くなってきたので、上からスーツのジャケットを羽織っていたのですが、その様子に子どもたちが反応して発した言葉だったようです。
子どもは、私たち先生の様子をよく見ているなと感じた瞬間でした。私の服装にまで関心をもってくれていることに、うれしくなりました。

10月12日(月) 空気入れは校長先生に!

校長室の窓の外に一輪車置き場があります。昼休みになると、何人もの子どもたちが競うように一輪車を取りに来て遊んでいます。教員になってから、私も一輪車乗りに挑戦したことがありますが、最後まで上手く乗ることができず、あきらめてしまいました。子どもたちを見ていると、最初は全然乗れなかった子でも、みるみる上達していき、驚くばかりです。
そんな様子を眺めていると、時々校長室にいる私に
声をかけてくる子がいます。「どうしたのかな?」と尋ねると、「校長先生、一輪車に空気を入れてください。」や「座るところをまっすぐにしてください。」とニコニコしながら一輪車を持って来るのです。そんな子どもたちの要求に応えながら、子どもたちの成長を見守る毎日です。

10月5日~10月9日(10月 第2週)

10月9日(金) 春が待ち遠しい

以前、種から花を育てる本校の取り組みを紹介しましたが、本葉2~4枚になったので、それぞれの苗をポットにうつしかえる作業を行っています。環境委員会、そして各学級でも取り組んでいますが、現在のところ約1000ポットほどできています。これから子どもたちで大切に世話をしながら、立派な苗へと育てていきます。パンジーやキンギョソウ、ペチュニアなど種類も豊富で、これらが花を咲かせる春が、今から待ち遠しいです。
 

 

10月8日(木) 物を大切にする心

夕方のことです。4年生の男の子が校長室で仕事をしている私を見つけて、近付いてきました。「どうしたのかな?」と尋ねると、「落とし物がありました。」と答えながら一本の鉛筆を差し出しました。
鉛筆一本と思われるかもしれませんが、その一本を大切に思い、そして届けてくれたその男の子の気持ちがうれしくなりました。改めて、物を大切にするやさしい心を教えられたました。

 

10月6日(火) このにおいは?

いつものように朝から玄関前の落ち葉を片付けていると、風に乗って香ばしいにおいがしてきました。近くにいた5・6年の子供たちに「何かにおうよね。」と声をかけると、みんな一同に静かになり、においをかぎ分けています。5年生の男の子が、「校長先生、ニンニクです。ニンニクのにおいです。」と声を上げました。近くにいた6年生の女の子たちも「ニンニクだ!」と話しています。確かに、ニンニクを焼くにおいのようです。
この後、私と5年生の男の子は、しばらく黙ってこのにおいを嗅ぎながら、同じことを連想していたようです。それは・・・「どんな料理を作られているのだろう。おいしそうなにおいだなあ。」でした。

 

10月5日(月) 季節外れの・・・

朝からいつものように正門で子供たちを迎えた後、竹ぼうきで掃除をしていると、見慣れた花びらを見つけました。何の花びらだろうと確かめると、どう見ても桜の花びらです。もしかして・・・と思い目線を上に上げると、桜の花が咲いているではありませんか。話を聞くと、天草ではよく見かけるとのことでしたが、大変驚きました。
それだけではありません。近くを見ると、つつじの花もいくつか咲いていました。
このところの気候の変化で、つい勘違いして咲いてしまったのかもしれません。そんな気の早い花を見つめながら、ほっこりとした気持ちになりました。
  

9月28日~10月2日

10月1日(木) 地域の方々の思いに応えて

どの学校でもあることですが、運動場の管理は大変難しいものがあります。草の伸びも早く、子供たちと職員で草取りをするのですが、取った後から次々と新しい草が伸びてきます。
本校でも頭を抱えていましたが、地域の方や公民館館長にご協力いただき、運動場の整地をしていただきました。特に、一番の課題であった芝も、ずいぶん値から掘り起こしていただき、すっきりしました。「子供たちに、運動場を一周思い切り走らせてあげたい。」という願いから取りかかったことですが、見違えるように整備されました。ご協力いただいている方々に、深く感謝申し上げます。

 

9月30日(水) 教師も子供も気持ちは同じ

校内研修推進事業として、天草教育事務所より指導主事をお迎えし、5年生の算数の研究授業を行いました。子供たちが「分かった、できた、もっとやってみよう」と感じられる授業にしようと、9月初めから職員全員で授業の進め方を検討してきました。5年生担任も、授業後の子供たちの姿をイメージしながら、何度も授業の流れを作り直していました。昨日、明日の授業の最終準備をしながら、授業者から「緊張する。」という声が聞かれ、職員で励ましたところです。
本日は、5年生の自計学を見せてもらいコメントを書く日でした。子供たちが昨晩取り組んだ学習内容のほとんどが、本日の授業の予習でした。また、日記の中に「明日の授業、緊張します。」と書いている子もいました。
算数の授業は、子供たちがしっかり考えながら活動し、自分で考えた求め方を紹介し合う素晴らしい授業でした。授業者と子供たちの表情を見ながら、この授業をみんなで作り上げようとする気持ちは同じなんだと感じた時間でした。

 

9月29日(火) やさしい一言にほろり

秋の全国交通安全運動の期間中であり、いつもの正門前ではなく、他の場所で子供たちの登校の様子を見ています。大きな声であいさつが出来る子供たちが、少しずつ増えてきていると感じています。
子供たちとあいさつを交わした後、いつものように玄関周辺を掃除していました。ちょうど給食室周辺の草を取っていると、「校長先生、おはようございます。何か手伝いましょうか。」と声をかけてきた子がいました。「ありがとう。」と振り向くと、なんと1年生の男の子が一人で立っています。誰かに手伝うように言われたわけでもなく、ただ私の姿を見て声をかけてくれたようです。
「大丈夫だよ。もうすぐ始まるから、手洗いをして教室に上がりなさい。」と返したものの、その何気ないやさしい一言がうれしくて、うれしくて・・・。
こんなにやさしい心を持った子供たちがいる坂瀬川小は、本当にすてきな学校だと感じた出来事でした。

 

9月28日(月) リズムのある1週間の始まり

朝から気持ちのよい子供たちのあいさつが正門で響き、9月の最終週がスタートしました。
放送で体育委員会が計画した「ぬきムキタイム」の呼びかけがあると、子供たちが次々と運動場に集まってきます。そして、一人一人が時間いっぱい草取りを頑張っていました。終わりの放送が入ると、手洗いを済ませて、さっと教室に戻っていきます。
このようにリズムのある子供たちの動きを見ていると、私の方がすがすがしい気持ちになりました。子供たちの学校生活には、このようにリズムとメリハリのある動きが必要であると、改めて感じた朝でした。

9月21日~25日(第4週)

9月25日(金) トイレのスリッパから見える考動力

子供たちの授業の様子を見て回る際に、トイレのスリッパを眺めると、一つだけ反対を向いていることがあります。ちゃんと並べておくのですが、次に回ったときにも同じように反対を向いています。このことについて子供たちに考えさせたいと思い、休み時間に教室を回って伝えると、「今日は、トイレに行っていません。」「ぼくは、並べました。」という返答です。子供たちの言い分は、確かにその通りかもしれません。
子供たちに身に付けてほしいのは、次の人のことを考えて履き物を揃えるという基本的な生活習慣とともに、近くを通ったときに「あれ?スリッパが並んでいない。どうしてだろう。」というような気付く力です。このように些細な変化や違和感に気付く力を磨くことで、次に自分はどうすればよいかという行動を考えることが出来るようになります。
「気付き、考え、動く」こういった一連の流れを大切にすることが、本校の子供たちに育てたい力「考動力」だと考えています。

 

9月24日(木) 彼岸花の時期を迎えて

校長室には、いつも季節の花が飾られています。先日から彼岸花が飾られており、「もう秋になるんだなあ。」と思ったところです。4連休に自宅に帰ると、やはりあちらこちらに彼岸花が咲いていました。以前勤務していた山鹿市では、菊鹿町の番所の棚田周辺に咲く彼岸花が有名で、よくニュースにも取り上げられます。
毎年思うことですが、彼岸花とは何とも不思議な花です。いつもは姿を見せていませんが、この時期になるとどこからともなくすっと茎を伸ばし、赤や白の見事の花を咲かせます。そして気付けば姿を消し、また来年のこの時期になるのを、土の中でじっと待っているのです。
子供たちには、このような季節の変わり目や自然の不思議さを感じることが出来る感性を身に付けてほしいと思っています。例えば、「赤と白の彼岸花には、どんな違いがあるのだろう。」「彼岸花は、どうやってこの季節を知っているのだろう。」「なぜ彼岸花は、田や畑の周りに咲くのだろう」といった疑問や発見があれば、そこから新たな学びが生まれます。
これこそが、本校の子供たちに育てたい力である「学びに向かう力」につながっていくと感じています。

9月14日~18日(第3週)

9月18日(金) 学校にやってくる珍客?

本校の正門側の斜面には、無数の穴が開いています。校区の方々には珍しくないことだと思いますが、山育ちの私にとっては、大変不思議な穴です。実はガネ(カニ)のすみかです。校舎の周りを通ると「ガサガサ!」と音を立てて移動します。特に、雨上がりはガネの大群に遭遇することもあります。自分の穴の前で一生懸命すみかを守っている姿は、何ともけなげで、また愛らしさもあります。
そのガネたちは、頻繁に本校に上がり込み、自分たちの学校であるかのように廊下を堂々と歩いている?ことがあります。まさに珍客です。坂瀬川小学校は、そんな自然豊かで、心安らぐすてきな学校です。
  

9月17日(木) 図書室も秋の気配・・・

子供たちがより多く図書室に足を運び、そして本に親しんでくれるようにと、学校司書の宮下先生がいつも季節に応じた図書室の飾りつけをしてくださっています。また、おすすめの本が子供たちからも見えやすくなるようなレイアウトを工夫したり、定期的な図書の入れ替えをしたりと、大変お世話になっています。
本日も図書室に行くと、紙でコスモスの花を作られていました。机上をよく見ると「花子ちゃん」という道具を使われています。「これは何ですか?」と尋ねると、行事等でよく見かける紙花を作る道具だと教えていただきました。こんな道具があったとは、知りませんでした。学級担任をしていた頃は、高学年で作らせることが多く、紙を同じ幅で折らせるのに苦労したものです。上手く折れてないものは、私が折り直しをしたりして、とにかく大変だった思い出しかありません。あの頃にこの道具があったならば・・・と感じた瞬間でした。
  

 

9月16日(水) 校長先生、来てください!

「校長先生、ちょっと来てください。」1年生は、よく校長室にやってきては、このように話しかけてきます。昨日は、手を引っ張られて1年生教室まで連れて行かれました。何だろうと思っていると、「校長先生の車の番号をここに書いてください。」とお願いされました。
今日は、「校長先生、お絵描きしたから、一つあげるね。」と紙を渡されました。1年生担任とその絵を見ながら、「これは何だろう?」と、しばらく考え込んでしまいました。英語のようにも見えますし、カタカナのようにも見えますし・・・。一番下の絵はメガネをかけているので、私でしょう。
何はともあれ、1年生との日々の会話は、私のエネルギーになっています。

 

9月14日(月) 芽が出ています

来年の春に向けて、種から花を育てる活動を行っています。先週、各学年でパンジーやキンギョソウ、ペチュニアなどの花の種を種まき用専用の培養土に蒔きました。職員室前にも培養土を用意して蒔いてありますが、朝から5年生の児童が「先生、芽が出ています。」と教えてくれました。職員は気付いていなかったのですが、よく見ると、確かに一つだけ芽が出ています。
このようにしっかりと身の回りを注意深く観察し、変化に気付き、心が動かされたことを自分の言葉で表現していく。これこそが「豊かな感性」というものではないでしょうか。このような「豊かな感性」に感動した一日でした。

9月9日~9月11日

9月10日(木)先生たちからの挑戦状!
本校では、授業だけでなく日頃の学校生活の中においても子供たちの学ぶ意欲を高めていくことを目的に、定期的に「○○先生からの挑戦状!」を掲示し、主体的に難問に挑戦する取組を行っています。低・中・高学年用の問題が貼り出されますが、子供たちは喜んで取り組んでいます。
今月は、高学年用として、次のような挑戦状が出されました。
○○先生が田植えをします。
苗の束の数は分からないのですが、5束ずつ植えると1束余ります。7束ずつ植えると2束余ります。全部で苗は何束ありますか。いくつか答えはありますが、一番少ないのは何束でしょう。
 

 

9月9日(水)校門一礼
「大きな声で 笑顔であいさつをする」

これは、人と人とがコミュニケーションを取るうえで基本となるところだと考えます。この基本は、子供でも大人でも必要なことですし、大人になって急に出来るようになるものでもないでしょう。ある会社の入社式後の研修を見たことがありますが、一日かけて、また出来るようになるまで、あいさつの練習をされていました。どのような仕事であっても大切にしておられるものです。
1学期の学校評価でも、子供たちのあいさつについて、もっと努力すべきというご意見をいただきました。そこで、新たな試みとして、朝から学校に大きな声であいさつをして登校する「校門一礼」を始めました。今日も一日しっかり学ぶぞという意気込みと、学ぶことが出来る感謝の気持ちをこめて「おはようございます」とあいさつをするようにしています。本校の自慢となるような取組にしていきたいと思います。

9月8日(火)台風一過!

昨日まで台風の被害を心配していましたが、本日は見事に晴れ上がり、気持ちのよい一日となりました。
坂瀬川小の子供たちに大きなけがもなく、元気に登校してくれました。「夜、なかなか眠れませんでした。」「坂瀬川公民館に家族で避難しました。」「親戚と一緒に過ごしました。」など、暴風雨の夜のことをたくさん教えてくれました。
ちなみに、本日のように台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になることを「台風一過」と言いますが、音だけを聞いて、「『台風一家?』って何だろう。」と思った子供もいたようです。ある教室で話題になっていました。子供たちの素朴な発言に、昨日までの疲れが吹き飛ぶ思いがしました。
何はともあれ、また坂瀬川小のいつもの学校生活が戻り、うれしくなった一日でした。
  

9月7日(月)台風10号襲来!

本日は、特別警戒の発表基準に達するほどの過去最高クラスの台風10号の接近に伴い、苓北町内のすべての小中学校が臨時休校となりました。これまで経験したことのない台風ということで、人的及び物的に大きな被害が出るのではないかと心配していました。先週金曜日に、子供たち並びに職員に対して「自分の命を守ることを最優先に考えた行動を取るように!」と伝えました。
昨日は、第1避難所となっている坂瀬川公民館にも、多くの方々が早くから避難されていました。また、本校の体育館も避難所として開設されました。深夜に最接近するということで、誰もがなかなか眠れない夜となりました。
幸いなことに、子供たちや地域に大きな被害は出ませんでした。前回の台風9号、そして今回の10号の接近を通して、改めて自然災害の恐ろしさを感じるとともに、日頃の備えの大切さを痛感した一夜でした。
     

9月4日(金)「ぬきムキプロジェクト」って何?

児童集会がリモートで行われました。(リモートでの集会もずいぶん慣れてきました)
体育委員会が計画した「ぬきムキプロジェクト」について紹介がありました。
本校の運動場は、取っても取っても次々に草が生えてきます。体育委員会で活動を考える際に、「運動場を思いっきり使うために草をどうにかしたい。」「みんなの体力を高める取組もしたい。」といった意見が出されました。この2つの課題を同時に解決できる方法はないかという話し合いの中から生まれてきたアイディアです。
全校児童で朝から運動場の草取りをすると言う取組ですが、体育委員会の子供たちの考えとしては、以下のような効果があるそうです。
①朝から時間を決めて草を取ることで握力と集中力が高まる。
②場所を移動しながら草を取ることでスクワットと同じ動きになり、脚力が高められる。
自分たちの学校の運動場を大切に使おうと、体育委員会の子供たちが自分たちで考えてくれました。こういう子どもらしいアイディアは、大歓迎です。
これこそが「考動力」ですね。短時間で集中して草を取り、そして残りの時間は思い切り体を動かす。素晴らしい取組です。どんな光景が見られるか、今から楽しみです。
 

9月2日(水)コロナウイルスに負けないぞ!

 新型コロナウイルス感染防止については、「3密」を避けるといった指導をしていますが、自分の身を守るために一番必要なことは、やはりマスクを正しく着けることと、丁寧な手洗いだと思います。子供たちの日頃の生活を見ていると、手洗いを忘れていたり、簡単に済ませてしまうということもあるようです。
 石けんを使い、流水で40秒以上手を洗うことはできていますか?県内のリスクレベルは、依然として「レベル4特別警報」の状態が続いています。また、これから先はインフルエンザの流行期も迎えます。手を洗う重要性について、再度意識付けを図っていきたいと思います。

9月1日(火) 台風対策に感謝!

 台風9号の接近に伴い、校舎外に置いている物が飛ばされないように片付けをする必要がありました。そんな中で頼もしさを見せてくれたのが、本校の5・6年生でした。2時間目と3時間目の間の休み時間に外に出て、一気に片付けを行ってくれました。校舎周辺を見回し、友達と力を合わせてどんどん校舎内に運んでいます。気が付けば、あっという間に台風対策が完了していました。(写真は、その一部です)さすが坂瀬川小の高学年です。
 色々な行事を中止しなければならなくなり、学校のリーダーとしての活躍場面が少なくなっていますが、このような機会を捉えて、高学年としての自覚を持ち、成長する姿を見せてくれることをうれしく感じました。また、日頃より「坂小の高学年として、今必要な行動とは何だろう。」と考動力を意識した投げかけを行っていただいている担任の先生方にも感謝しています。

8月31日(月) 1年生の算数の授業に参加して

1年生の授業の様子を見に行くと、算数の授業が行われていました。「10といくつをかんがえよう」いうめあてで、10と8で?という問題に取り組んでいました。
先生の「どうしたら答えを見つけられるかな?」という投げかけに、「ブロックで数える」「指で数える」など意見が出ました。それぞれで調べ始めたのはいいのですが、指で数え始めた子供たちは・・・困っていました。
それならと私の手を見せてあげたら、私の指をうれしそうに数えていました。その後の発表もしっかりできました!1年生の授業は、見ている方の心が温かくなります。