校長室から

3月15日~3月19日

3月19日(金) 受け継がれる伝統

これまで朝のボランティア活動の中心となっていた6年生は、毎朝卒業式に向けての練習を行っています。しかし、学校駐車場側の山桜が満開を迎え、たくさんの花びらが散っている状態です。朝からそこを掃除しようと訪れると、すでに5年生が桜の花びらを集めていました。「皆さん、とっても助かります。」と声をかけると、うれしそうな笑顔を見せてくれました。運動場を見ると、たくさんの子供たちが分かれて草取りをしている様子も見られます。朝から学校を美しくするために活動するという6年生が作ってくれた伝統は、しっかりと他の学年の子供たちに受け継がれていくものだと感じました。
 

 

3月18日(木) 海から臨む 私達のふるさと

苓北町のお取り計らいにより、卒業を前にした6年生に、海から見えるふるさとの景色を見たりイルカウォッチングを体験したりすることを通して、小学校生活のよき思い出づくりをするとともに郷土を愛する心を育むことを目的に、
「ふるさとの景色とイルカウォッチング」を実施していただきました。
自分たちが生活する坂瀬川校区を海側から眺めるという機会はなく、大変貴重な体験となりました。また、間近にイルカが泳ぐ姿を見て、子供たちも大変興奮していたようです。この体験を通して、改めて自分たちのふるさと坂瀬川の自然の素晴らしさを感じることができたことと思います。
大変お忙しい中、6年生のために貴重な体験活動を計画していただいた苓北町関係当局の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
  

3月16日(火) いつも登下校を見守っていただき ありがとうございます

低学年の子供たちが安全に登下校できるように、見守りパトロールとして一緒に行動していただいている地域の方に感謝の気持ちを伝える会を行いました。夏の暑い日も雨風が強い日も、いつも笑顔で子供たちと接していただき、一緒に下校しながら子供たちの話を聞いていただいています。子供たちにとって大好きな存在であり、誰が話をするかでもめるぐらいです。高学年の子供たちも、低学年の時に大変お世話になりました。
本日は、1年間の見守り活動を通して感じたことや、もうすぐ卒業する6年生との思い出などを話していただきました。また、6年生の代表から感謝の言葉を伝えました。
来年度も子供たちの安全のために、登下校を見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
  

3月15日(月) 気付く力

いつものように朝から正門前の落ち掃きをしていると、6年生の児童が「校長先生、運動場が荒れていると思いませんか?」と声をかけてきました。確かに、サッカーゴールの前あたりで、土が掘れたような跡が残っています。休みの日に運動場で遊んだ子がいたのでしょう。朝から体育委員会の子供たちが中心になって、荒れた部分にブラシをかけてくれました。私に声をかけてくれた子も手伝っていたようです。
このような学校の変化に気付く子が多くなってくれていることを、大変うれしく感じました。日頃から美しい学校づくりに関わっているからこそ、このようなちょっとした変化が気になったのでしょう。身の回りの出来事に気付く力をつけていくためには、日常から近くの人やもの、出来事に積極的に関わることが必要であることを、改めて6年生から教えてもらったようでした。