コミュニティスクール

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地域人材に学ぶ~かむことの大切さ

11月20日(金)、本渡南小学校の栄養教諭(給食の献立を作るなど、児童生徒の栄養に関する指導や管理をなさっている先生)松原先生をお招きし、2年生の道徳科のゲストティーチャーとしてお話を伺いました。この方も佐伊津地区の地域人材です。

この日の教材は「かむかむメニュー」。

主題は「健康を守る」。健康や安全に気をつけ、規則正しい生活をしようとする心情を育てることをねらいとしています。

松原先生には、食べ物をしっかりかむことによって、どんないいことがあるのかを教えていただきました。

『ひみこのはがい(い)ぜ』

「ひ」…肥満の予防

「み」…味覚の発達

「こ」…言葉をはっきり

「の」…脳の発達

「は」…歯の病気予防

「が」…がん予防

「い(い)」…胃腸が元気

「ぜ」…全力投球(元気でいること)

子供たちがたべている給食も栄養を考えて献立を作っていただいていることも教えていただきました。

子供たちの感想です。

「今まで少し飲み込んでいたけれど、松原先生の話を聞いて、次は食べ物をしっかりかんで食べようと思いました。」

「よくかむと、いろいろなよいことがあることを知りました。ぼくは、(給食の時間の終わりの)時間に間に合うようにちょっと速く食べていたので、今日からよくかんで、病気になりにくくしたいと思いました。」

子供たち一人一人が健康(元気)でいることに関心を持って、自分の生活をよくしようと考えていることがすばらしいと感じました。

写真では小さいのですが、カラフルな掲示物も用意してくださり、松原先生や担任の先生の思いがしっかり子供たちに届いていることが実感できました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

さて、先週の先生方の読み聞かせ(後半の部)の報告です。


 

 

 

 

 

1年生。教頭先生による『カブトムシのガブリエル、もりのヒーロー』。


 

 

 

 

 

2年生。3年生の先生による『パンどろぼう』。


 

 

 

 

 

3年生。5年生の先生による『ふしぎながちょう』。


 

 

 

 

 

4年生。2年生の先生による『たいせつなきみへ』。


 

 

 

 

 

5年生。なかよし3組の先生による『どんなかんじかなあ』。


 

 

 

 

 

6年生。4年生の先生による『せかいのひとびと』。

 

先生方が各学年の子供たちに味わってほしい内容の本を選んでくださっています。

図書室にありますので、探して読んでみてください。

今日で図書委員会による取組が最終日となりました。

図書室への来室が増えた期間でした。

ご家庭でファミリー読書にも取り組んでいただきありがとうございました。

これからも本に触れる機会をたくさん設けていきたいと思います。

佐伊津町の産業について考えよう2

10月19日(月)、5年生の総合的な学習の時間に、ババ商店さんから社員のお2人をお招きし、工場見学の事前学習を行いました。

ババ商店さんは、佐伊津町にある鋼材の卸や鉄骨工事をされている会社です。

地域学校協働活動支援員さんと5年担任が計画し、段取りをして、今回の工場見学が実現しています。ババ商店さんが小学生の見学受入を行うのは初めてとのことだそうです。

お2人とも少々緊張されていましたが、嬉しそうに本校においでいただきました。

授業では、作成されたスライド資料を提示しながら、鉄についての話と、事業内容について話されました。

佐伊津町にある本社では、主に魚の養殖用のいけすの枠を作っておられます。

養殖業については、5年生の社会科の教科書に、鹿児島県長島町の養殖業についての記述があるのですが、その長島町にあるいけすの枠も作っておられるとのことでした。そのつながりがあることに驚きました。

子供たちの感想です。

「鉄で作られているものがたくさんあることが分かりました。家などでも鉄で作られたものを探そうと思いました。見学に行ったとき、鉄をどのように加工しているか、よく見ようと思いました。」

11月に実際に工場見学を予定しています。

見学の日に向けて、安全管理を整えられて準備されているそうですので、地元企業の見学が今からとても楽しみです。


 

 

 

 

 


 

町のたんけんたい

10月13日(火)、2年生が生活科の学習で町探検を行いました。

前回は学校周辺を歩き、佐伊津町にあるものを探しました。

今回は、佐伊津町にある公共施設やお店の探検です。

3カ所の見学先の皆様が快くお引き受けくださいました。

併せて、急ではありましたが、保護者の方お2人に引率のお手伝いをいただきました。

まず、金子鮮魚を見学しました。

子供たちが来るということで、普段は出されていないそうですが、お店にある魚を全て出して見せていただきました。

スーパーでは見ることのできない魚もいたようです。

お店の方は子供たちの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただきました。


 

 

 

 

 

次に、佐伊津郵便局を見学しました。

普段、一般の人が入ることのできない窓口の裏手を見せていただきました。小さな棚がたくさんありました。多いときで約2,000通の手紙やはがきを仕分けされるそうです。

また子供たちだけ特別に100万円の札束を触らせていただきました。全員100万円を持った写真を全員撮りました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

最後に、「天草・南蛮菓子の店 えすぽると」を見学しました。

ここでも関係者以外は入ることのできない厨房に入らせていただきました。

おいしいお菓子を作るために、2年の歳月をかけて作っておられるそうです。

帰る前には、子供たちが生まれた年と「えすぽると」が開業した年が一緒ということで、カステラをいただきました。


 

 

 

 

 

子供たちの学習のためにと、地域の方々がご協力くださることは大変ありがたいことだと改めて感じました。

子供の感想の中にも、このことを肌で感じ取っている様子がうかがえます。

「金子鮮魚さんでは、いろいろな種類の魚がいたので、びっくりしました。働く時間が朝の7時からだったので、朝も早くからがんばっているんだなと思いました。郵便局では100万円を持ってみました。持ってみたら、少し重かったので、いっぱいあるなあと思いました。郵便局はお金持ちだなと思いました。えすぽるとでは、おいしいおかしを一日に何個も作っていると聞いてびっくりしました。帰るときにできたてのカステラをもらったときには、かんしゃの気持ちでいっぱいになりました。」

お店ではたらく人の仕事をしらべよう

9月29日(火)、3年生の社会科見学を行いました。

見学先は、ロッキー佐伊津店です。保護者の方3人に引率をお手伝いいただきました。安全に学習できる環境があることがありがたいです。

まず、店長さんにお目にかかり、お話をうかがいました。

子供たちは、事前に考えていた質問をし、インタビューをさせていただきました。

その後、店内を見学し、お客さんのこと絵を考えた店づくりをされていることを知りました。

最後にお家の人から頼まれた買い物をしました。

この後、学校でまとめ学習を行っていく予定です。


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

さて、この日の朝は6年生が朝ボラを行っていました。

自然豊かな学校ですので、草刈りもやりがいがあります。

ひょうたん島と、見えにくいですが農園の刈られた草を集めてくれました。ありがたいです。


 

 

 

 

 

 

4年生では、社会科「自然被害にそなえる町づくり」の時間で防災対策について学習しています。

大雨や台風があった今年は、実体験と結びついた学習になったようです。

学習したことをもとに、子ども達が防災標語を作りましたので、紹介します。

掲示には絵も描いて表現しています。ご来校なさった折にご覧ください。


 

 

 

 

 

 

子どもでも できることを 手伝おう   

気をつけて 津波は家を まきこむよ  

そなえよう ぼうさいたいさく わすれるな

ひなんする 前よりはやく じゅんびする

大雨が ふったあとは 川いくな

じしんはね 物がおちるよ 気をつけて

いつくるか 自然災害 そなえよう

じしんがね やってきたら すぐひなん

つなみがきたら はしって すぐにげよう

気をつけて なにがおこるか わからない

手つだおう できることは 自分でね

あぶないよ じゅんびなしで くらすのは

災害を あたまに入れよう かたすみに

まどには テープをはろう あんぜんに

津波来て 親をまたずに ひなんする

かまえよう 地震がおきたら すぐひなん

台風がくる前 まどにテープはる

さいがいに そなえておこう 水と食料

津波はね いつくるか わからない

さいがいに そなえておこう たべものを

気をつけよう 防災じゅんびで ききいっぱつ

災害は いつ起こるのか 分からない

 

子供たちなりの表現で短い言葉の中に表現できていますね。ご家庭でも折に触れ、話題にされてみてください。

 

 

佐伊津の産業について考えよう

5年生の総合的な学習の時間に「佐伊津町の産業について考えよう」という単元があります。

佐伊津にはどんな産業があるのかを子供たちに尋ねると、情報やイメージは持っているようですが、実際に何かあるのか、何をしているのかなどについては詳しくは知らないようでした。

今年度から地域学校協働活動推進員さんに学習のための地域素材を開拓していただくなどのお世話をしていただいています。

その中で見つけていただいたのが、本渡建設団地とさとうきびづくりです。これらの学習に協力いただける方を推進員さんに紹介していただきました。

9月4日(金)、5年生は、保護者の方お2人に引率に協力いただき、本渡建設団地とサトウキビ畑の見学に行きました。

実際に本渡建設団地のそばを通ると、工場の大きさや広さ、置いてある材料など様々なことに気付き、メモを取っていました。ここが佐伊津町であるということを伝えてもなんだか不思議な様子でした。

次に、サトウキビ畑を見学させていただきました。畑を管理されている方に話を聞いたり、青々と茂ったサトウキビ畑に入らせていただいたりすることができました。

これから、本渡建設団地の中にあるババ商店さんの見学、黒砂糖づくりの体験をさせていただきながら、佐伊津町の産業について詳しく学んでいく予定です。