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2023年12月の記事一覧
1年生研修授業
2時間目、町の教育指導員さんに来校していただき、研修授業を行いました。
今日は算数、
のりものの けんが 14まい あります。
9にんの こどもに 1まいずつ わたすと
なんまい のこりますか。
という問題です。
子どもたちは、先生のお話をしっかり聞いています。
重要な数字を確認していきます!
なかなか、いい感じで授業は進んでいきます。
「式はどうなりますか?」
と先生が尋ねると、
「かんたん、かんたん!」
「もう分かった」
と、つぶやく子どもたち。
「14ー9= 」
「他には?」
と、再度尋ねる先生。
「14ー1= 」
別の子どもが答えます。
2つの式が出揃(でそろ)いました。
実際に、のりものけん14枚を使って、
2人で確認しながら考えていきます。
さらに、全体で違いを共有していきます。
9にんの子どもにけんを配ることで、
既知であった
「同じ数量(単位)にして引くため」
に、
「ひとに配ったけんを数えること」
で計算すればいいことが分かりました。
大人になると、
「14-9= 」
は当たり前ですが、子どもの世界だと、
「14まい から 9にん は引けません」
となります。
私たち大人は、今日、子どもたちが学んだ
「9にんに配ったけんが9まい」
と考える作業を忘れてしまっているのです。
足したり引いたりするときは、同じ数量(単位)で無ければ計算はできません。
低学年になればなるほど、基礎・基本に立ち返っていきます。
研修授業を見させていただきながら、数学の奥深さに感心してしまいました。
だから、私たち教職員には研修が義務づけられているんだと思います。
しばらくすると、中研ウィークが始まります。
引き渡しマニュアル
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