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保健室から

今日の健康クイズ

人間ひとりひとりの体の中には、おどろくほどすごいものがつまっています。

血管がその一つです。手の甲やひじのあたりに緑色でみえるのも血管です。血管は体のすみずみまで血液を行きわたらせるため、さまざまな太さのものが、体全体にはりめぐらされています。一番太いのは、大動脈や大静脈で太さは25~30ミリほど。ぎゃくに、もっとも細いのは毛細血管で、太さは1000分の1ミリほどしかありません。

では、このようなさまざまな太さの血管を、すべて1本につないだら、いったいどれくらいの長さになるでしょうか。

 

①  1キロメートル

②  50キロメートル

③  6000キロメートル

 

こたえは、なんと ③の6000キロメートル です。

日本列島の北から南までの長さが約3000キロなので、人間の体の中にはその2倍もの長さになる血管があるということになります。体の中をめぐる血液は、それだけの旅をしているのです。

血管の長さを合計した けっか、ん~ すごいとわかりましたね!

(「ざんねん?はんぱない!からだのなかのびっくり事典」より)