学校生活
きゅうりの先生
7月18日(木)
2年生の保護者の方のおうちに、1.2年生がきゅうりの勉強に行きました。
ハウスと路地の両方で育てていらっしゃいますが「ハウスは暑かろう」と、路地のきゅうりの収穫をさせてくださいました。
はさみの長さと比べて、はさみと同じか、少し長いくらいのきゅうりを見つけたら、プチンと切ります。
きゅうりをつかむとき、真ん中を触るととげとげが痛いんです。
下の方をつまんで切っていました。
きゅうりの花の匂いは、バニラのようないい香りでした。
「花が大きいでしょ?これが、いいきゅうりに育つんです。」
2年生の先生が
「昔はきゅうりに棒のような支えを当てて、まっすぐにしよったけど、今はそれはないんですね。
どうして全部まっすぐに育っているんですか?」
と、きゅうりの先生に質問すると
「光(温度)と水と肥料(栄養)とちぎる時間をしっかり管理して、まっすぐに育てます。
子どもを育てるのと一緒ですよ。
毎日、きゅうりと、茎やら葉やら花やらをよ~っと見よってから、例えば水が足らん時は水をやったりするんです。」
ちぎったきゅうりをコンテナに入れて、次の場所へ移動するとき、前日に5.6年生が水泳(じゃなくって)川の調査をしたところが見えました。
向きをそろえてから袋詰め、そしてそれの箱詰めさせてもらいました。
先生が、誰がどれをしなさいとか指示をしなくても、自分たちで流れ作業のようにして自然に動き、全員が体験をさせてもらえました。
おうちがきゅうりを作っている子は「うちとここのテープの仕方がちょっとちがう」な~んてつぶやきもありました。
(出荷の時に中の点検があるから、上はちょっとしかテープしなくていいんだそうです。)
最後の質問タイムでは、「1日に何本とれるのですか?」とか、「どんなきゅうりをつくりたいですか?」の質問から、きゅうりをちぎる以外にするお仕事や、きゅうりの品種やサイズの種類 などまで、詳しい説明をしてくださいました。
きゅうりの先生は、前にトマトとピーマンとなすを植えるのを教えてくださった方。
前期前半の最終日に、前の日にちぎらせてもたったきゅうりと、自分たちで作ったトマトとピーマンを串に刺して、野菜パーティー(野菜のバーベキューと自分たちで作った梅のジュース)をしました。
食べた後に教室に戻りながら「今日の日記 これ書こう!っと。」と。
前期前半、2年生の子どもたちからよく聞こえました。
現在支援の先生(昨年退職された先生)は、昨年まで、毎日手書き通信を発行していました。
今年の4月から毎日、日記の通信を出してきた2年生の先生は、先輩先生が毎回いれてくださる赤ペンを見て、「また夏休み明けもがんばろう!っと」とにっこりしていました。
きゅうりの先生のおうちの4月生まれの牛さんが、お母さんのおっぱいを飲んでいました。